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おもちもちもち|餅スープ

食文化のことを考えています。
地域による食事の違いというものは興味が尽きません。

例えば……そう!!!
餅、具材、汁のベース…どの部分であっても「うちはこう!」「そんなことしない!」と合致しない料理ことお雑煮

餅の汁物ってもっと自由になっていいんじゃない?

私は実家以外のお雑煮って食べたことありません。
お店でも食べることはないし、家庭料理として根付いているというより、上記リンク先のように複雑化しすぎていてこうです!という見本例を作ることが難しいからではないでしょうか。

お雑煮って見た目がとっても綺麗な料理だと思います。気を遣って盛り付けたいな、とやる気だけは毎回あります。
だからこそ都道府県別のお雑煮専門店なんてイイじゃん!流行りそうじゃん!と思っちゃうんですよ。出汁を取ったり、下茹でしたり…労力と合わないだろうと想像に容易いですが。
検索したところ都内に数軒あるのみ。で、単価は…まあ…そうなるよね…という感想になりますね…(家賃の味がするね)

さて、私の作る雑煮は実家のものに寄せているがちょっと違います。↑のリンク内にも同じものは見つかりません。
こうやって伝統は少しずつ形を変えながら継承されていくんだろうとしみじみ思います。母の作る雑煮は白菜が入っていた気がします。記憶が曖昧だけど美味しかったな。

汁は昆布・鰹だしに鶏肉を入れて、みりんと醤油、少しの塩で甘めの澄まし汁風に味を整えておく。
具材は人参、大根、里芋、鶏肉、菜っ葉(ほうれん草か小松菜?)、三つ葉、かまぼこ……
四角餅を網でしっかり焼く。おこげの苦味がまたイイんですよね。
野菜は別茹でして、汁をなるべく濁らせないように。
正月くらいじっくりと時間をかけて丁寧な汁物を作りたいなと思う。

ところで、雑煮を食べるのは正月だけですが、いつ食べたっていいと思います!
餅+野菜+肉(魚)…これだけで立派な一食分になれるはずです。餅はハイカロリーであるものの、コメの代わりと思えば食べるスープに大活躍しそう。
一から丁寧に出汁を取らなくたって、白だしと醤油で5分で作れる汁でも十分美味しくなります。

トッポギ鍋をイメージしてレシピを考えていきましょう。

豚汁に餅が入っていたっていいんです。
椀一杯の豚汁(餅入り)きっと満腹感がとてつもないはず。網で焼かなくても、レンジでチンしたべしょべしょの餅でもよしとしよう。

豆乳スープにウインナーと餅が入っていたら…?!
わんぱくな料理にもいけちゃう、お餅、スゴイ。
切って煮てチンしたものを放り込むだけ。

1月の帰宅即メシのアイデアが浮かんできたぞ。

テーマは食べる餅スープ。(1人鍋セットともいう)
大量の白菜、大根と共に餅を迎え撃つ。

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