1月が終わりそうです

気が付いたら大学の期末が終わっていた。大学4年目、8回目の期末が終わった。普通はそこまで期末というのを経験したらほとんど単位を取り終えていて極少数の娯楽のために単位を取るような感じになっているだろう。そしてその単位に時間を使う以外は卒業に向けたあれやこれやがあってそっちが忙しいものだろう。
うらやましい。
私はこのままいくとこの地獄のような期末を最低でもあと2回、もしかしたら4回経験しないといけないのかもしれない。

1月の中旬になって履修した科目を眺めてみて、その時点で手遅れになっているものに気付く。どうしようもない。
それまでにすべきだったレポートを出し忘れてしまうこと、平常点が不足していることなど、どうしてここまで単位を取り損ねるような行為ばかりできるのか自分に呆れるほどである。

30日、5限のテストへ歩いていたところ、急に吐き気が込み上げてきた。その1分後、実際に側溝の水が流れているところに顔を向けて吐いた。つい数時間前に自分が作ったご飯や、間食のためにいれたくだものが出ていく。

吐くものを吐いたあと、何か気持ち悪くてというわけじゃなかったのもあり、困惑、ただこの瞬間にこの場所で吐くことを仕向けられたようなのを感じ、寒気になる。

期末になるちょっと前にコロナに罹患した。
それで1週間くらいずっと寝込んでいて、その後も寝込んでいたときに崩れた生活リズムや、失った気力がまだ元に戻っていない、
何をしても楽しくない。
何をする気にもならない。
気付いたら夜になっていて、普段よりの長い暗い時間を過すようになる。

そうやってボーッと過していると、同期たちが卒業していくらしいとか、就職するらしいとか、そういう話を聞いたり、今は一緒のこいつも来年か再来年にはいなくなっているんだろうというのを漠然と考えてしまう。
この期末のようなスカスカで意義のない半年を繰り返すのならあと1年どころか2年はいてしまうような気がする。2年もしたらほとんどの人がいなくなっている。
そのとき私は?
そのときもまだ大学院へ行きたいと言えているだろうか。就職すると言葉を変えているかもしれない。
少なくとも1年で大学を出るのなら大学院へ行きたいと言うだろうが、学部にあと2年も留まるのなら、正直大学院へ行こうという感じにならない。
とにかく、学部を5年だけで切り上げてしまいたい。あと1年を死に物狂いで単位を取るのに費さないといけない。嫌だ。あと2年学部にいないといけないのはもっと嫌だ。
頑張らなかった過去の自分へのいらだちはない。頑張れていない自分を見てもいらだちが湧かなくなった。今の自分を変えたいという気持ちもそんなにない。
なるように、なれ。

とにかくご飯をおいしく食べれない。
コロナになっているときはずっと喉が涸れているような気持ち悪さがあり、起きている間はずっとのど飴を舐めていた。もちろん、体調不良な感じが抜けたあとも喉はずっと乾いた感じで、のど飴を舐めつづけている。そんなんだから空腹かどうかがわからなくなり、食事のリズムも崩れた。
それが2週間くらい続いた。

おいしいものを楽しく食べられない。

好きなものを食べてお腹いっぱいになれば変わるかなと、好きな麺処へ行き、つけ麺と小ライス。つけ麺はいつもの味で、さっと食べられた。余った汁と具材でご飯を食べるのが好きだ。具材を食べきって、残ったご飯を残った汁にいれてグチャグチャにして完食。満腹になった。

楽しくない。
楽しくない、本当につまらない。

何よりも満たされていない

こんな作業のような食事に何の意味がある。

おいしい食事を楽しくできない今の生活が嫌だ。
早く元気になりたい。

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