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安心を失うことは、終わりではない。
人は安心を失うことに恐怖を覚える。
恐怖とは心のありようで、欲であり、依存である。
そして、排除を生み出す。
コロナウイルスによる世界中の悲惨な状況には
僕も含めて多くの人々が不安を感じていると思います。
これから僕らの生活はどうなるのか。
世界は今後どうなっていくのか。
しかし
批判を恐れずにいうなら
僕らは現在の安心を失うことで、自分自身の本質的な安心に気づくことができるようになる。
と考えています。
どうすれば現在の状態から、自分自身の本質的な安心に気づくことができるようになるのか?
今回はその方法について書いていきます。
与えられた安心が何なのか僕らはわからない
方法の前に、僕らが失いかけている安心とは何なのかについて書きます。
僕らは現在、非常に高度な成熟世界に生きています。
当たり前のように生活して、当たり前のように物事を考え、当たり前のように将来を描いて生きています。
そうやって僕らが安心していられるのは、これまでの歴史の中で非常に多くの人が安心できる世の中に向けて動いてくれたおかげです。
僕らは与えられた安心の中で生きている。
そこには感謝しかありません。
しかし、僕らが享受している安心は何なのか。
その本質の部分は、安心を築いていった人達の中に存在するものです。
なので、現在の安心が与えられた安心だとしたら、僕らはそれが何なのかは、わかりようがないのです。
自由な心を得る方法
自分自身の本質的な安心に気づく方法は、自由な心をもつことです。
自由な心をもった時、その心のまま思考することで、自分自身の中の安心に気づきます。
世界を旅して回ろうが、会社と自宅の往復の毎日だろうが、心が自由であるかどうかで見えてくる世界や感情は大きく変わります。
そして自由な心をもつ方法は、視野を広くもつことです。
視野を広くもつと自由な心を得られる理由
そもそも自由な心とは何なのか?
そこを理解するには、恐怖について考えるとわかりやすいです。
与えられた安心を失うとき、人はその安心を失いたくないと思います。
そして失いつつある安心に焦点が集中します。
それは依存であり、執着です。
そこから恐怖が生まれてきます。
まさに視野が狭くなっている状態、自由な心の逆の状態です。
ちなみに
人は恐怖を持つと、自分の安心を阻害していると感じるものを排除しようとします。
実際に阻害しているかどうかは関係なく、安心を守るために排除の思考を持つ。
これは生活するうえで大小様々な部分でおきています。
僕もついついこの思考が出てきてしまうのですが、
その時は自分が何を怖がっているのかを考えるようにしています。
(大体が勘違いだったり、よく考えると大したことではなかったりするのですが)
***
続いて自由な心について理解を深めます。
まず、視野を広くもつことでも、人は安心を失います。
今まで自分が居た安心の世界では、理解しづらい大きな世界に出会うからです。
そこには恐怖とはまた少し違う不安が存在します。
そしてその状態で、もやもやと考え事をします。
考え事をすることで、人はエネルギーを貯め、選択できるようになります。
その“選択できるようになること“が、自由な心です。
その自由な心で、現在の不安について考え抜きます。
そうすれば、自分自身の本質的な安心に気づくことができるようになります。
視野を広くもつ方法
視野を広くもつには、旅をしたり、歴史を学ぶことがオススメです。
過去の偉人達がいかにして本質的な安心を得てきたのか。
その後どうなっていったのか。
そこに物語を感じることで、心が自由になる気がします。
これは非常に個人的な趣味ですが、歴史を学ぶにはこのCOTEN RADIOというpodcastが超おすすめです。(既にけっこう人気かもしれませんが)
歴史を面白く学ぶコテンラジオ(COTEN RADIO)
高杉晋作の話は、まじで感動しました。
世の中は常に変化している
最後に
ここは非常に重要なことですが
僕は、永遠に変わらない世界はないと考えています。
世の中は流動体で、常に変化しています。
生物は生まれた瞬間から死へと向かうように、
絶対的な固定化されたものなどなく、世の中は常に曖昧で矛盾のあるものです。
そう考えると、未来を予測したり人はこうあるべきという考えをもつことに、あまり意味を感じなくなってきました。
(もちろん仕事や事を成すには必要ですし、僕も未来を予測したりあるべき姿を求めたりします。そこすら矛盾してて良いと思っています。)
そして安心は、世の中の環境の変化によって形を変えていきます。
今回のコロナもその変化のひとつだと思います。
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今回は安心について書いていきました。
これを読んで、できるだけ多くの人が恐怖に捉われずに済むことを願います。
(伝わるといいな)
安心を失うことは終わりではない。新しい安心のはじまりだ。
【シェアライフくんの屋台村型ホームページ】
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