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ホストに興味を持って3ヶ月でやめた大学生の話


はじめまして。タクと言います。
自分は今大学3年生です。
大学生活まともに楽しめてない俺は、学校外で学生生活を謳歌しようとしていた。
そんな時に、上京を機に、ホストという夜職がどのような世界なのか気になった。
人生経験に一度やってみたいと思ったのが本音だ。
最初にホームページでホストについて調べてみて、仲介人みたいな人に一回、面談のような形でカフェで話した。
ホストとはどういうものかの説明をはじめ、彼女は今までいたか?やどうしてホストになりたいと思ったか、女の子は好きか。などなど話をした。(彼女ができたことない人でもホスト始める人もいるっちゃいる。)
その日のうちに、ホストとしてやるつもりであるならば、その日のうちにホストクラブに実際に行き、雰囲気などを味わえる。
その日は、お店のルール、キャストの方と少し話をして、2時間くらいで終了した。
その時に話した感じとかも良かったのと、他のホストクラブ見て回ってると時間もかかるし、面倒だし、別にマイナスイメージもなかったので、その日に入店を決めた。

ホストとして、いろんなことを学んだ。
まずは、研修。
コースターの向き、おしぼりの向きや畳み方。コップの水滴の拭き方。姿勢。
お酒を混ぜる時の回し方。お酒のボトルの置き方や向き。灰皿の向き。
あとは、トークや身だしなみなどなど。

話し出したらきりがないが、ホストクラブは、非日常を女の子に味合わせるために、女の子が気づかないような細かいところにも目を向けるようにしてるのだなと思った。

最初、席に着くと、なかなか自分から話せなかった。
自分が普段友達といる時は大体自分が会話の主導権を握っているが。ホストとなると、女の子に隣に指名のホストがいて、自分がいるみたいな形で話すので、どうも話しにくかった。(2人で話すと3人で話すは、会話の内容で決まると思った)
最初は、ほぼホストみんなとはじめましてだったから席着く時は、自己紹介で話はできたが、その後の会話が生まれなかった。
そんな中、いろいろ先輩の話やヘルプのつき方をみて、話の切り出し方や、ボケ、切り返しやツッコミを見て、吸収した。
めちゃくちゃヘルプできる人ではないにせよ、少しずつできるようになった。

入店してすぐに、お客様を呼ぶために、SNSを始めた。
tiktok、Twitter、インスタで、集客を始め、また自分の露出を増やすために全国大学生ミスターコンも出てみた。
(ホスト始める前、大学のミスターコンに落ちてる笑)
まぁ、大学生の思い出作りとしてらミスターコン出ようみたいな、ついでに知名度少しとれたらいいなってぐらいの軽い気持ちだった。
だんだん、tiktokもバズるようになり、ミスターコンも最後の方まで残るようになって、SNSの方がホストやってるより、楽しくねって思う感覚になった。
ホストだと、18歳以上の女子から好かれないとっていう思考だったが、ミスターコンは、年齢関係ない男女からの応援を快く受け入れていた自分がいた。
ホストやってた時は、すごい好かれて、住む場所を聞いたりしたら遠い地域で「ダメや」とか思ってたが、ミスターコンやSNSは、全国誰でも構わず応援をいただけるし、肌でコメントを感じることができる。

ホストやるからには歌舞伎町で名を上げたいと思ったが、全国で名を挙げる方が面白そうやなっていう思考にだんだん移ってきた。

また、ホストの先輩方を「かっこいい」とは思うけど、憧れは正直なかった。

それよりも、テレビやAbemaなどのメディアに出てる人の方が、いいなぁって思ったりしてる自分を見て、そっちの世界に行こうと思った。21歳から目指すのは遅いとは思う。
だが、1度きりの人生、やり残したくないので、大学4年生の夏までに、今後芸能関係でやっていける見込みが立たないのであれば、諦めるという期限を設けて、今はtiktokメインに、ミスターコンも頑張ろうという路線にしようと思った。

そんな時に、ホストに時間割くよりも、tiktokの動画一つでも残した方が良いと思い辞めたのが経緯だ。

ホストをやってみて
面白いなと思ったことがある。キャバクラは、社長などの年が高めのおじさんが多いのは知っていた。ホストクラブも30代が多いのかなと思っていたが、20前後のお客さんが一番多かった。それが意外って思ったし、ホストクラブに来る子はやっぱり、夜職の子やパパ活、あとは謎にお金を持っている子などなど、いろんな人がいて、いろんな話ができて面白かった。

普段生活してたら出会えないような女の子と話ができただけでいい経験だったと思う。
結果的に売上とかは自分は全然残せていない。しかし、今年1年の中では、濃い時間ではあった。
昼の仕事行って、夜の仕事行って、歩いて池袋まで帰って、ちょっと寝てまた昼の仕事行ったり学校行ったりで、しんどかった。
多分人生で一番、がむしゃらだったかもしれない。
これからは、他の路線でがむしゃらに頑張りたい。
もちろん頭も使ってただやるのではなく、どうやればいいのか。を考えていくので、
よかったらその軌跡を見て行ってね?笑

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