見出し画像

エリア・スタディーズ課金おじさん

普段東京にいない人間にとっての土曜、日曜は貴重な時間になります。なんだかんだと、良い機会だからぜひ東京で会いましょう、とお誘いをいただくのです。この週末も金曜夜、土、日と合計7名の方にお会いするという機会に恵まれましたし、その前の週も…いや、人数はどうでもよいのですが、普段SNSでお世話になっている方、実生活で遠距離ながらお世話になっている方、かつてのアンカラ滞在時代の教え子など、自分とのつながりも多岐にわたっています。

ぜひご挨拶を、であったり、久しぶりに、であったり。お誘いをいただくのはありがたいこと。会いにいかない手はありますまい…ということで、何もなければきっと惰眠をむさぼっていたであろう週末は、大変貴重な面会の連続となりました。

一方。東京といえば…そうですね。大型書店です。

長崎にもそれなりの規模の実店舗をもつ書店はいくつかあるのですが、やはりどうしても現物の品揃えという点では東京には到底およばない…それにさすが東京です。大型書店の所在が一か所じゃあないというんですから。

池袋のジュンク堂にも寄りたかったのですが、さすがに時間的に余裕はなく。知り合いや友人に会う時間の合間をつかって、八重洲ブックセンターと新宿の紀伊国屋書店、それと吉祥寺のジュンク堂をまわれました。

もっとも足が向く場所は、だいたいは歴史、世界情勢(特にテュルクが絡む地域!)、語学、それと将棋。将棋は…(いや、将棋「も」か)沼ですね。棋書はいくら積んでも報われない…語学書もそういうところはありますが。

そんな中、まじめに自分の興味関心的に明石書店の「エリア・スタディーズ」はやはり気になります。手持ちにない本もまだまだ多いのです。不急の本というのは、なかなか手が伸びないもので…

しかしここに関しては、やはり多少の知識をもっておかないわけにもいかないでしょう。ということで、テュルクが思い切りテーマになっている「中国のムスリム」の勉強も研修が終わったらぼちぼち…と思います。

いやあしかし、改めて思います。テュルクの人々の住む地域の広いこと。

アナトリアは言うに及ばず、ヨーロッパ大陸、ロシア、イラン、そして中国ととにかく広い。地域研究はもちろんのこと、テュルク諸語もとんでもない数になってきてしまうとなると、片っ端から手をつけていくというわけにもいかないですからね…。

常々言うように、どれをどこまで自分なりに掘り下げて勉強していくかというのは自分の判断できめていくしかないのですね。ということで、エリア・スタディーズで初歩的な知識を仕入れておくというのは、最低でもアンテナだけは張っておこう、という意味合いのほうが強いです。本も手ごろな価格だし、テュル活民としてはここに投資しておいて損はないでしょう。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。Çox təşəkkür edirəm! よろしければ、ぜひサポートお願いいたします!いただいたぶんは、記事更新、また取材・調査のための活動資金に充てさせていただきます。