俺という失敗例から学ぶ:低予算&知識無しでもDTMがしたい!(DAW編)


こんにちは、Switchオンラインのゲームボーイソフトにカービィ2が追加されてて歓喜してるカービィ大好きおじさんです(ディスカバリーの追加DLCは結局来ないんですか…?)
前回、低予算&知識無しでもDTMがしたい!(PC編)という内容を書きました。これで一旦PCにおける作曲環境の基礎の基礎はクリアという前提で、今回は「DAW」について書きます。今回も漏れなく私の大失敗?例も併せて記載するので、ご興味あればぜひ読んで嘲笑ってやってください。

1.まず「DAW」買おう/入れよう

・そもそも「DAW」って何?

「Digital Audio Workstation」の略、ド直訳で「電子音楽の作業場」、要は「作曲作業に必要な物一通り揃えたソフト」って認識でほぼOKです(ちな「DTM」は「DeskTop Music」の略称なので、DAWも含めた「なんかコンピュータ上で音楽作る手段や行為の総称」)。
仮に予備知識ゼロの状態で「音楽作りたい」ってなった時に、割とつまづくポイントがここ。DAWと併せて飛び交うワードに「プラグイン・VST・シンセ・MIDI・打ち込み・ボカロetcetc…(各個説明すると非常に面倒なので一括しました、プラグインとか後々書くのも有ります)」がありますが、全部ごっちゃにされるとまぁまぁ混乱すると思いますし、なんせ完全無知の結果やらかした前科持ちの例がこれを書いてる当人です(後述の失敗例をお楽しみに)。

・DAW=最優先というか必須

「まずはDAW買ってください(あるいは入れてください)」
色んな飛び交うワードは一旦機械的に全無視して「使いたいDAWを選んでください」
何で?先述の通り「DAW=作曲作業に必要な物一通り揃えたソフト」なので、これが無いと極論詰みです。例えばソフトやコントローラーを買ってもゲーム機本体が無ければゲームは出来ないし、食材やレシピ・調理器具を揃えてもキッチンが無ければ料理できない(あるいは超不便)だし、銃弾やアタッチメントを揃えても銃本体が無ければ撃ち合いできません、そんくらい必須品だと思って下さい。※勿論「そうじゃない」例も有るのですが、DTMをやる事を前提としてるのでその点はご了承を
なお例によって丁寧&簡潔に説明されてるサイトさんも山ほどあるので、凡そDTMの基礎が分かってる方はそちらを参考にした方が間違いないです。
DTM初めてガイド(島村楽器オンラインストア 様) https://store.shimamura.co.jp/ec/contents/ols/00dtm/vol1.html 

2.どれ使ったら良い?

・結論:検索かけて頻繁に名前を見かけるソフト

大体これでOKです、検索でめちゃくちゃヒットする=それだけ使ってる人が多い=使い方やら困った時のQ&Aやら必要な情報も豊富、当然っちゃ当然ですね。多分後日書くプラグインもそうなんですが「いくら性能が良い・ユニークで面白い」ものでも、使ってる層が少ないと、いざ「使い方分からん詰んだ…/もっと応用効かせた使い方無い?」ってなった時、余程の根性や製品愛が無い限り情報が少な過ぎて苦労します。金銭的にも時間的にも損しますし、最悪はDTMそのものが苦痛になりかねないので「使ってる人が多い」ものを選んじゃってOKです、逆張り不要です。

山ほど出てきます、良い時代。個人的には導入当時まだまだマイナーだったFL Studioが今めちゃくちゃ普及してるのが何とも感慨深い。

なお買わなくても「無料デモ版が有る」「そもそもが無料(⁉)」で使い心地を試せるものもたくさん有るので試してみて、というかむしろ積極的に有効活用してください。理由は後述します。
例によってめちゃくちゃ丁寧にまとめてくれてるサイトさんが有りました、ご参考までに。
【無料も!】おすすめDAW(DTMソフト)7選!初心者はこの中から選べばOKです(サッキーのさっきの出来事 様) https://sakky.tokyo/daw-recommends/

・補足として

一応、個人的におススメしたいDAWを厳選して3+1つ紹介します。長くなるので別途記載→(準備中)

・※要注意!グレード

これ結構大事です。若干の例外を除き各DAWには価格帯ごとの「グレード」が有ります。

例としてこちらはFL Studioのグレード(エディション)比較。ちなみに私が使っているのは「Signature相当(なぜ"相当"かというと、過去使用していた下位Ver.からかなり間を空けてのクロスグレードを経た為、現段階で現行Signatureで使えるプラグインの可否を検証中につき)」
見ての通り、価格帯ごとに使える機能や付属してくるプラグインに結構差が有ります、これは殆どのDAWに共通する事項。大体は「下・中・上(・全部盛り)」の3~4のグレードに分かれてて、当然ながら上級グレード=高価になる程使える機能・プラグインが増えていきます。
とはいえ初心者から見れば「え?音打ち込んで鳴らせて良い感じに加工できれば良いんじゃないの?さっぱり分からん」になっても仕方ないと思います。上位版とかとんでもない値段になるから慎重にもなりますよね。

ここで前回のPCスペック編同様、機械的に購入基準に適用する、あるいは楽器店の店員さんに唱えればどうにかなる呪文書いときます。

・一番下のグレードは×!
・外部プラグイン使えるやつ!
・オーディオファイルの切り貼り出来るやつ!

この呪文と予算¥3万前後用意しといてくださいw(Cakewalk by BandLabやReaper、MacならGaragebandなど無料DAWの例外有り)
何でかというと
・外部プラグイン(=VST、とりあえず意味は後から調べてもらってOK)使えないバージョン→後から優秀な外部音源やエフェクト使いたいってなった時に詰む
・オーディオファイル切り貼り出来ないバージョン→録音した音源やサンプルパックが使えなくて詰む
・大体↑二つ両方orどちらかの制限有りは最下位グレード
・そうなると中ないし上のグレードになるが、大体価格帯が3~4万相当

特にVST×、オーディオファイル×は致命的なので要注意です。予備知識有る方からしたら「そんな低性能DAWある???」ってびっくりすると思いますが、FL Studioのグレード比較の通り、最下位のFruityは¥2万もするのにオーディオファイル編集が出来ません
そういった意味でも、先述した通りいきなり購入はひとまず踏み止まって、まずはデモ版、あるいは無料のDAWをインストールして使い勝手を試すのをおススメします、マジでおススメします。

とりあえず迷ったら
金も有るし知識も何となく有る!→最上位
金なら有る!→上ないし中位
(最上位だと逆にオーバースペックになって場合によっては勿体ない思いをする、物足りなくなったらクロスグレードとか外部プラグインで何とかなる)
財布が寒いです…→中位か無料で良い感じのDAW(機能が物足りなくなってもクロスグレードとか外部プラグインで何とかなる)
厳禁→下位(セール中などを狙ってクロスグレードで後から安く上位版を買う土台に出来なくも無いけどそもそも完全初心者向けを前提としてるので除外)

・作りたい「ジャンル」も付け足すと更に◎

今でこそどのDAWも多機能でどんなジャンルも満遍なくやれる時代になりましたが、たとえばテクノ系は打ち込みループ系の操作性が良いFL Studio、たとえばボーカル込みのポップスやロック、ボカロ曲はピッチ補正や初期音源豊富さに利が有るCubaseなど、使いこなせれば誤差の範囲ながら、DAWごとに「得意とするジャンル」が実はちょっとずつ違います
ネットでDL購入が当たり前の時代ですが、私なんかは対面で専門知識ある人から情報貰っての現物購入が安心&そもそも当時ネットで買い物という行為に慣れてなかった性質上、島村楽器さんに直に出向いてDAWを購入しましたが、この「やりたいジャンル」を伝える事が地味に重要。それを上手く出来ず失敗した例、ちゃんと伝えて巡り巡って成功した例両方有るのが私です。
これはネットで購入も同様。先述の通りDAWがどんなに優秀になっても、ジャンルごとの得意不得意は僅差で有るので、ざっくりでも作りたいジャンルを決めておくとよりDTMを楽しめると思います。ロック、テクノ、ハウス、ヒップホップ、音ゲー風、最近であればEDM、ジャンルが浮かばなければ「例えば〇〇(アーティスト名)みたいな曲」など、ホントにざっくりで良いです。




3.オマケ 俺の失敗例 DAW編

お待たせしました(待ってない)、私のDAW失敗遍歴です、嘲笑うがいい。失敗が多過ぎたので必然的に長くなります、必要な情報もう読んだわじゃあのって方は読まずに終了でOKです。

・CASIO CT-X3000 (2005~2006)

何でお前はDAWの話してるのにキーボードを出してきた?俺もそう思う。
購入当時大学2年、PCは有るけどネット環境になったのは翌年2007年から、情報収集はガラケーでの検索エンジンが限界。
そう、ネット検索という手段&環境が整っていなかったばかりに、この頃の自分はなんとPC1台でそこまで金をかけず曲が作れるという大前提すら知らなかった(というか↑の情報収集手段でDTMの情報に行きつけなかったのも果たしてどうなのか)。更に悪さしたのが「先入観」、学童期にヤマハ音楽教室に通っていたため「音楽=鍵盤のついた媒体じゃないと出来ない物」と思い込んでおり、PCという手段が完全に頭から飛んでました、仮に飛んでなくても「PC=超高級品=それで動作する音楽制作ソフトは更に高級品だろう」といったまた別の思い込みになってたと思います。これがASD故の思考狭窄のせいなのかはたまた自分の結果を急ぐ性質のせいなのかは謎。結果、なんかパラメータを弄るつまみとか付いてる奴はうん十万とか高いけど、こいつは比較的安い上に(それでも当時たしか約¥3万、今は値上がりして¥4万近い)どうやら色んな音が収録されてて更に演奏した音をボタンと液晶上に表示されるシーケンサーで編集出来るではないか!更になんか後ろ側にはMIDIケーブル?なるものを指してPCに音を送る事が出来るらしい!?(結局後々MIDI経由でDTMにこいつを起用する機会はついに訪れず)よしCT-X3000、君に決めた!(衝動買い)
普通にバカです。そのMIDIケーブルなる存在に気付いたのであれば、もう少し突っ込んで店員さんに曲の作る手段とかを聞くべきだったのでは?しかし不幸にも購入場所はなぜかヨドバシカメラ、これが島村楽器店だったらこんな悲劇は起きなかった。
じゃあこいつが無駄な買い物に終わったかといえば完全にそういう訳でもなく、ホントに演奏した通りの音を録音、あるいはシーケンス機能を使って譜面上でちびちび弾いていく手段で打ち込み、フレーズを鳴らせたという喜びは有ったし(丁度弐寺ことBeatmania ⅡXにハマり始めた頃でAbyssのRyu☆Remixのフレーズをほぼ再現できた事は記憶している)、当時保育士の資格取得を独学で目指してたので、実技試験のピアノの科目の練習ツールにもなりました。買って数年後、二番目の職場(福祉事業所)では、すっかり古くなったこいつを事業所に寄付、音楽療法みたいな高度な用途では無いにせよ実務で役に立ってくれたので結果オーライ。
ともあれDAWの入り口としては完全に大失敗ですw そして大学二年になる辺りで「Sound&Recording」という雑誌の存在、楽器店に足を運ぶという行為を経てようやく「割と安価でPCで音楽が作れるらしい」という情報に辿り着きます。

ちなみに完全余談、当時音楽を聴くのに主流だった「CD/MDコンポ」、これで「MD側で録音、CD側で再生を推して曲を任意の箇所でタイミングよく停止→録音出来た箇所でMDを停止し再度CDを再生→また任意の箇所で停止、結合でつなぎ合わせる→これの繰り返しで、音ゲーサントラの曲のロングバージョンを無理やり作り出す」というなんだかよくわからない遊びをやってました、ある意味「波形編集」の原点となる行為ですね。勿論DAWで波形切り貼りを視覚的に出来る今となっては完全に狂気の沙汰です。

・YAMAHA XG Works (2006~2007)

なお2008にシリーズは生産終了。ちなみにこれもいくつかグレードがあって、私が買ったのはたしか中の¥1.5万くらいのやつ、安い。

え?何これ、俺もそう思う。
「国外メーカーはよくわからんけど、国内メーカーでとりあえず音楽ならYAMAHAやろ(先入観)」という経緯で行きついたのがこのDAW。これは当時島村楽器仙台店さんで「とりあえず音楽作りたいけど、なるべく安くて分かり易くて国産のが良いです」って聞いてみた結果購入。いくつか候補挙げながら教えてくれた店員さん、あなたは悪くありません、条件ガバガバで聞いた私がバカなだけですw(だから作りたいジャンルはせめて決めといた方が良いって理由はこれ)
で、このソフト。さすがYAMAHA製なだけあって使い勝手自体はめちゃくちゃ良かったです。「ピアノロール」の概念を知らなかった当時、五線譜に音符を打ち込んでいく形式は音楽教室に通った身としては馴染みやすく、「それっぽい音源」も一通り揃っていたため(「プラグイン」なんて概念も勿論無かった)、質はともあれ「DTMという行為」の基礎がここで出来上がりました。各パートごとに打ち込んで鳴らすという基本は勿論、パラメータのいじり方で「フィルター」「レゾナンス」という重要な要素に気付き、書き出し形式に.mp3や.wavというファイル形式が有る事を理解し、使用末期、FL移行直前には「波形=オーディオファイルの切り貼りとかいう、なんかすごく便利な事が出来る」という事にも気付く等(ということは恐らくVSTプラグインも使えたはず)、「DTMの概念を理解する」には十分役立ってくれたソフトでした。完全日本語対応だったのも実にありがたい。
…ここまでヨイショしておいてなんですが、それでも「電子音楽に特化したDAW」としては残念ながら「大失敗」です。そもそもこのソフト自体どちらかと言えば「とりあえずPCで音楽作りたい人向けの入門ソフト」といった位置付け、そんなソフトに「エグい重低音や煌びやかなリードの音を奏でてくれー!」ってのが無理な話です。
そしてようやく2007年春にインターネット開通、併せて「DTMマガジン」という雑誌の存在に辿り着き「ダンス・ベースミュージックに特化したソフトがどうやらたくさん有るらしい」という事実を知り、更なる沼に踏み込んでいきます。

・Image line FL Studio(2007~現在)

お待たせしました、ようやく今現在も使用している「FL Studio」の登場です。バージョン推移は6のProducer Edition(2007~2012)→9のSignature Bandle(2012~2020)→20にクロスグレードからのほぼ間を置かずに21にアプデ Signature(2020~)。
購入場所はまたしても島村楽器仙台店さん、今度はちゃんと「テクノとかトランスとか作れるようなのが欲しいです」と明確に説明、ここでFL Studioをなぜか進めた店員さんと他の候補を除外してこれを選んだ当時の俺、恨みますと言いたいところですがありがとう、先見の明が有りましたw 当時全然知名度も高くなく、当然ながらベルギー産という事で全部英語(日本語マニュアルも有るには有るが当然ながらさっぱり分からん状態)のこいつを何で選んだか、理由は簡単でした
「一番気に入ってるのは」「なんです?」「・・・値段だ(約¥1.5万程)」
貧乏学生だったからね、仕方ないね。これの上位グレードや他のDAWが大体¥4万以上だった事を考えれば、店員さんが絞り出してくれた答えとしては最適解でした。妥協しまくって下位グレードを買わなかった(というか店員さんが理由を説明して正しく止めてくれた)のは偉い。
勿論今考えればこの妥協の仕方は失敗、もう少し金貯めてから出直すべきでした。なんせ当時のProducer Edition(バージョンごとにDAWのグレードごとに使えるプラグインや機能、何なら価格帯や種類も割と違ってきます)、強力な初期搭載プラグインである「Sytrus」他多数が使えなかった、現行版でいう「オーディオ編集の縛りを無くした下位版に毛が生えた程度のグレード」でした。外部プラグインという概念に気付く2009辺りまでずっと初期搭載プラグインとwavサンプルだけで曲作り続けてたとか恐ろしい限りです

失敗、というか遅れをとった原因は他にもあります。
全部英語
…FL Studioに限った話では無いですけどもw
前回の記事を見て頂いた方は気付いたかもしれません、「あれ?買ったのは2007なのに、本格的にDTMを始めたのは2008って書いてるよね、おかしくね?」
そうです、なんと買ってから半年近く放置してました、バカじゃねぇの?先述のXG Worksと戯れてた期間が地味に長かった反動で、全部英語のこいつはどこをどう弄ったら良いのかさっぱり分からん状態。日本語マニュアルを開く手間の煩わしさ(それでも現物購入だったので、申し訳程度の日本語冊子マニュアルが付いてたのは不幸中の幸い)、更に悪い事に必要取得単位が激増&卒論・就活に向けた準備に忙しくなり始めたタイミングでも有り、満足に触る余裕が無かったのです、はい言い訳乙。それでもネットを使う事に慣れてきた事(特に翻訳サイトやYouTubeにはだいぶ助けられた)と、サークルの学祭の出し物だかで丁度使う機会に恵まれたのも手伝い、なんとか曲を作れるレベルまで持ってったのが2008年明けのタイミングでした。
中学・高校レベルの英語はせめて満足に出来ていたかった…。勉強って大体そんなもんですよねw 学校で習ってる当時はクソめんどくさい大嫌いでも、後々になって大後悔時代の音ズレ。ちなみにこれ書いてる人は翻訳機能・サイトが無ければ高校英語すら怪しい程度に英語ダメダメです。
仮に日本語サポートが手厚いCubaseを選んでたら?あるいはもう少し時代がずれてボカロに興味を持てた&Studio Oneの登場が早かったら?もうちょっとDTMのノウハウを覚えるペースも作曲の効率も上がってたかもしれないし、何ならもしかしたら今頃全く作るジャンルの方向性も違ってボカロPになってた世界線があったかもしれない…って事はさすがに無さそうですねw というかPCのスペック的にどう考えてもまともに動作しないと思うんですが…。

まだ有ります遅れを取った原因。
「シェア率が低い(当時は)」
先述した通りです、大事な事なのでもう一度書きました、見事にやめとけって先述した事やらかしてます。

まだまだ有ります。
FL Studioがちょっと特殊
って今も言われてるみたいですね、他のメジャーどころのDAWを実際に使ったことが無いので何とも言えませんが。12で廃止されたパターンブロックという独特な打ち込みのスタイル、midiファイルの読み込み・書き出しに若干の癖有り、エフェクトの挿し方・リンクさせ方などなど。いずれも一度覚えてしまえば割とすんなりどうにかなったのですが、先述の「英語読むのめんどい無理」って弊害もあり、DTMを本格的にやる上での必須事項やテクニック、それは例えば「マスタリングという概念」「コンプレッサーやリミッターの役割」「サイドチェインの方法」等、満足に分からんまま何年も曲を作り続けてしまったという前科持ちです。併せて、パターンブロックのような視認性や効率的に決して良いとは言い難い特殊な仕様に慣れてしまい、最新版、そうじゃなくてももう少し使い勝手の良くなったバージョンへのアップデートを逆に避け続けてしまったというのもなかなかに悪手(特に9から20に移行する間の8年間一体何をやっていたのか)。
とはいえ、操作性の自由さや搭載されているプラグインも中々優れものが多いおかげか、シェア率向上に加え、現在結構な数の解説サイト・動画にFL Studioが多用されてるのを見ると、選んだ事(そして当時の店員さんがおススメしてくれた事w)自体は間違ってなかったのかなと安心してます。これから頑張って失った時間を取り戻しますので…w

失敗が多過ぎてとんでもなく長文になりました、特にDAWの前にキーボード選んだ下りは酷過ぎやしないかw
ぜひ情報を正しく冷静に取捨選択して、時間や金銭ロスは減らして楽しく音楽作りやりたいものですね、これDAW関係なく全部に言える事だわw
最後に「XG Works時代に作った曲にFL Studio 6で諸々修正や補強を加えた曲」を載せて終わりますので、本日の嘲笑い納めによろしくどうぞ。