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要介護認定調査について

内容紹介


介護認定調査員の学習内容についてシェアします。要介護区分の要支援2と要介護1の認定基準が同じ時間でどのように振り分けるのかを学習しました。

要支援2と要介護1にかかる時間の単位は一緒


要支援2・要介護1はどちらも時間にして32分以上50分未満となっています。それほど大きな違いないと思っていましたが、実際には経済的に大きな開きがあります。

時間単位は一緒だが支給限度額に大きな開きがある


ここでは沖縄市の限度額を例に挙げます。要支援2と認定された時の1か月での支給限度額は105,310円なのに対して要介護1に認定されると一気に限度額が167,650円に跳ね上がります。

因みに要介護2は197050円となっており、要介護1と要介護2では差額が3万円と小さくなります。振り分けは各自治体の介護認定審査会が行います。

振り分け方


認知機能や思考・感情などの障害により予防給付の利用の理解が困難かという基準になります。認知症高齢者の日常生活自立度がⅡ以上は介護1になります。

端的にいうと日常生活において誰かの支援が必要と判断される方です。要支援2の認定を受けるためには日常生活自立度がⅠ以上(日常生活がほぼ自立)で概ね6か月以内に心身の状態が悪化し介護の手間が増大することによる要介護の再検討の必要性があるかどうかを判定します。


これからは要支援2の利用者をみるときには審査会が半年は状態が安定していると判断した方だと頭にいれながら接していきます。今後も介護区分の振り分けについては少しずつ学習していきたいと思います。

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