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神速高校ファンに見て欲しいパ・リーグTVの動画


はじめに

今年も大成功を収めたにじさんじ甲子園。
エキシビションも終了し、今年の夏も終わった感がある。

私が今回のにじさんじ甲子園で一番嬉しかったことは、葛葉がリアルの野球に興味をもってくれたことだ。
おそらく最初はルカの元になった源田選手のプレー動画を見たのがきっかけだと思うが、その後も色んな動画を見て楽しそうに感想を語っていて、こちらもますます野球が好きになった。

葛葉のみならず、今年の神速高校を見てプロ野球に興味をもったリスナーも少なからずいると思うので、今回はそのとっかかりとなるような、おすすめの野球動画を紹介したいと思う。

なるべく神速高校に絡んだ動画を選んだつもりなので、今年の夏の思い出に浸りながら見ていただきたい。なお、動画はすべてパ・リーグTVから引っ張ってきている。


<リアル神速!パ・リーグの韋駄天達>

二盗・三盗・周東です!! 育成から…スピードスター誕生!!《THE FEATURE PLAYER》

ソフトバンクホークスの周東佑京の特集動画。
動画を見てもらえば一目瞭然なのだが、とんでもなく足が速い。
アスリート揃いのプロ野球界でも頭一つ抜けたスピードだ。

プロ入り時は育成選手というそこまで評価の高い選手ではなかったが、その圧倒的な脚力で1軍まで駆け上がり、2020年にはパ・リーグの盗塁王に輝いている。

複数のポジションを守れる器用さに加え、最近はパワーも付いてきており、さらなる飛躍が楽しみな選手。


和田康士朗 あるか盗塁王!?『途中出場でもリーグトップタイ23個』《THE FEATURE PLAYER》


お次は千葉ロッテマリーンズのスピードスター、和田康士朗。
こっちもほれぼれするくらい足が速い。

2021年には代走起用がほとんどなのにもかかわらず24盗塁を記録し、パ・リーグの盗塁王に輝いた。これはかなり異例なケースである。

彼が代走起用された時点で「盗塁しますよ」と相手に言っているようなものなのに、その警戒をかいくぐって2塁を陥れるのは見事という他ない。

高校時代は学校の部活に所属しておらず、クラブチームでプレーしていたという異色の経歴の持ち主。まだまだ荒削りながら随所でポテンシャルの高さを伺わせる。まだ23歳と、今後の成長が楽しみな選手。


L源田 『源田とまらん』3年目で通算100盗塁に到達!!《THE FEATURE PLAYER》

埼玉西武ライオンズ、不動のレギュラー源田壮亮の盗塁集。
にじさんじ甲子園でルカの魂に入っているだけあり、文句なしに足が速い。
守備・走塁が一級品で、12球団を見渡しても彼以上に神速野球にフィットした選手はいないのではないか。
この選手が葛葉のチームに加入したのは、もはや必然なのではないかと思ってしまうほど。


<ルカたまらん!野球の華形ショートストップ達>

源田壮亮 『無限好守 たまらん1年分』まとめ《THE FEATURE PLAYER》

ルカの魂に入っている源田のたまらん守備集。
彼が凄いのは、難しい打球も当たり前のように捌くところだと思う。
源田の前に打球が飛んだら120%アウトになるんだろうなという、安心感(敵ファンからしたら絶望感)がある。


今宮健太 縦横無尽にまばゆい輝き放つ『これぞ今宮』まとめ《THE FEATURE PLAYER》

パ・リーグで源田と双璧をなす名ショート、今宮健太のプレー集。
両者とも守備力が高いことは共通しているのだが、ややタイプが違う。

今宮の方がよりアクロバティックで、源田とは違った魅力がある。
高い身体能力で打球に追いつき、深い位置から強肩を生かした矢のような送球でアウトをもぎ取るのが痛快でたまらない。今年は打撃でもチームに大きく貢献している。

ちなみに彼も源田と同じく大分県出身。
こちらが神速高校に加入していた世界線もあったかも知れない。


驚愕のパンテーラ『エチェバリアTOP10』

お次は千葉ロッテマリーンズのエチェバリア。
元メジャーリーガーらしく、およそ日本人にはできないようなド派手な守備を見せてくれる。


<神速お得意の大胆戦術2選>

《Best Scene Selection》思わずドヤ顔!? 三盗成功まとめ

三塁への盗塁を集めた動画。
神速高校も育成配信中に幾度も成功させてみせたお得意の戦術。
三盗はキャッチャーからの位置が近いため、二盗より圧倒的に難易度は高くなる。それを実現させるためには、スピードに加えて、投手のスキを伺い勇気を持ってスタートを切ることが必要。
これぞプロの技だなと感心すること間違いなし。


【一発攻勢に対抗!?】辰己涼介・炭谷銀仁朗『2者連続スクイズ成功』でリード奪う

育成配信中で神速の大きな得点源となったスクイズ。
大胆にも2者連続で試みたシーンも何度かあったが、それをリアルでも成功させているのがこの動画。
相手に読まれたり、打ち上げたりすると一気にチャンスが潰えるようなハイリスクな戦術なので、監督の腕の見せどころだろう。


<その他おすすめ>


【7戦7セーブ】ファルケンボーグ、わずか10球で試合を締める

神速のリリーフ投手、ファルガーがマウンドに上がったときに「ファルケンボーグ」という音声がコールされていたが、もとはこの動画の投手のもの。

ソフトバンクホークスでプレーしていた投手で、リリーフとして抜群の成績を残した。
2mの長身から投げ下ろす威力のあるストレート、落差のあるフォーク、縦に大きく割れるカーブで、バッターをねじ伏せる姿が印象的。


【上級者向け】無限併殺 “4-6-3” 編


《Best Scene Selection》魅惑の二遊間 ダブルプレーまとめ「643 編」

「6-4-3のダブルプレー!」といった言葉を葛葉も使っていたが、これらの動画ではそんな気持ちいいダブルプレーを目一杯楽しめる。

ダブルプレーには大きく以下の2種類がある。
・4-6-3(セカンド-ショート-ファーストの順でボールが渡る)
・6-4-3(ショート-セカンド-ファーストの順でボールが渡る)

※5-4-3とか1-6-3とかもあるけど基本的にはこの2つがメイン

きのこ・たけのこ論争ではないけど、どちらの方がより見ていて美しいかは野球ファンでも議論の別れるところ。
自分はどっちが好きなのか、2つの動画を見比べてみて確かめて欲しい。
私は、4-6-3派。


最後に

パ・リーグTVはほぼ毎日、その日の試合のハイライト動画や、特定の選手をピックアップした動画を何本も上げ続けてくれるので本当に助かる。
なかなか1試合まるごと見るのはハードルが高いという人は、まずはパ・リーグTVの動画を見て、好きな選手やチームを決めるのが良いだろう。

こうしてみると、プロ野球の試合とパ・リーグTVの関係は、ライバーの配信と切り抜き動画の関係に似ているかもしれない。

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