見出し画像

犬と暮らすということ①

約7年前から、2代目愛犬と暮らしています。良くも悪くも、犬に限らず動物と暮らすということは人生に大きな影響を与えるでしょう。

僕も犬との暮らしで人生が大きく変わった1人です。


もともとは動物が苦手だった

「犬に噛まれた」とかの思い出は無いんですよ。ただ、なんとなく動物が「恐怖」の対象だったことには違いありません。小学生の頃、道ばたのネコが近づいてくるだけで逃げていました。

犬なんてもってのほか。黒いラブラドールレトリバーなんか、世紀末を感じさせるような恐怖でした。

小学生の頃、近所に夕方ボール遊びをする犬がいて、ノーリードなんですよ。しつけはされてて逃走することは無いんですけど、「なんでここでするねん」とはいつも思っていましたね。


とある雑種犬との出会い

僕が高校生の時です。

ハスキーmixの犬との出会いが僕の人生を変えました。

近所に引っ越しされてきた方の犬です。初めはかなり吠えられたんですよ。ハスキーが入ってることもあり、大型犬。

新しく来た方の家なので、犬がいるなんて思わないじゃないですか。結構ビビりましたね。

通学時に通る道なので、毎日吠えられます。通るたびに吠えられます。わんわんわんわん吠えられます。吠えられ続けてもなれることはありません。けど僕もその時は高校生。小学生の頃ほどはビビリではなくなっています。だんだん気になってくるんですね。

「こいつかわいいやんけ」

その犬の飼い主さんと、僕の母が知り合いだったこともあり、ついに僕はその大型犬と対面することに。

初めはもちろん怖いです。あんなに犬を怖がっていた僕が、いきなり大型犬と対面するんですから。でも、なでてみるとモフモフです。毛が硬く、毛量もものすごい量。それだけでトリコになってしまいました。

それと同時に、

「犬っていいな」と思った瞬間です。

犬が、恐怖の対象から、愛着のようなものに変わったんですね。それからは通るたび、その犬がいたらなでていました。

しばらくすると、散歩までさせてもらえるようになったんです。犬の散歩なんてしたことないし、そこにいるのは大型犬。初めは飼い主の方に同行してもらいました。緊張してドキドキしたのを覚えています。

「大型犬やから当然か。結構引っ張る力も強いな」

初散歩の感想です。

それからしばらくして、今度は僕1人で散歩に行かせてもらえるようになりました。犬の散歩でなんでこんな緊張するんだ、っていうくらい緊張してましたね。

ところが実際歩き始めてみたら、

「楽しい」「今僕は大きな犬と歩いている」「どや」

とポジティブオーラ全開です。(「どや」は言いすぎたかもしれません)


ポジティブオーラ全開もつかの間です。初の試練がやってきました。

それは、う◯こです。当然しますよね。

僕は今まで犬のう◯こを処理したことがありません。ないというよりも、処理をする必要性がなかったんですね。犬と暮らしたことがないから。

ポケットからビニール袋を取り出します。しかし、まだ犬は用を足しています。数秒後、終わりました。が、後ろ足でキックを始めます。(犬がよくするあれですね)

さあ取るぞ!と意気込むも、どう取ったらいいかわからない。とりあえず袋に手を入れ、対象物を掴む、そして袋を裏返す(伝われ)。

getです!無事取れました。何かやった感ありましたね。嬉しかった。人生の階段を確実に登った感覚。高校2年生の秋。
(※今だと当然ですが、最短最速でう◯こ処理できます笑)


犬と暮らすということ②につづく