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HD 韓国造船海洋 5月月次


売上

Hyundai Heavy Industries(HHI)
2024目標 13,298
5月(年初来) 5,460
進捗率 41.1%
YoY 19.2%

Hyundai Mipo(HMD)
2024目標 4,288
5月(年初来) 1,689
進捗率 39.4%
YoY 5.5%

Hyundai Samho(HSHI)
2024目標 6,505
5月(年初来) 2,865
進捗率 44%
YoY 20.3%

KSOE全体で見ると、売上はYoYで17%+、進捗率は41.6%。
前期5月の2023年12月期の着地に対する進捗率は40.2%。
なので、おおむね順調に推移している。

受注状況

Hyundai Heavy Industries(HHI)
LNG×2隻
年間受注目標に対する進捗率 61.5%
受注のYoY 3.6%

Hyundai Mipo(HMD)
PC Tanker×10
Others×-2(4月から2減少。キャンセル?)
年間受注目標に対する進捗率 119.9%
受注のYoY 77.3%

Hyundai Samho(HSHI)
5月の受注は0
年間受注目標に対する進捗率 111.9%
受注のYoY -32.7%

MipoとSamhoはすでに年間受注目標を4月の時点で超過。

最近のニュース

『HD現代グループの造船会社は、今年最初の100日間で今年の受注目標の73%を達成した。
特に、ドックに入港する船には付加価値の高い船だけを厳選しており、15年ぶりのエコ船ブームとなっている。』

『韓国の造船業界が米国の対中制裁の反射的恩恵を享受できるとの期待が高まり、韓国の造船株が上昇している。』

『HD HHIは、海外で任務を遂行している米国海軍(米国第7艦隊)のMROビジネスを拡大するために、フィリピンの地域全体の施設への投資を続ける方針を伝えました。米国の造船業の衰退がアメリカの船舶MRO能力を制限していると分析し、海外で運航されている艦隊も利用率を向上させるためにMROサービスをますます要求していると述べました。』

『中国からの安価な鋼板輸入急増、関連産業に打撃
韓国における鋼板の国内流通価格は約100万ウォン(約750ドル)だった。
対照的に、中国の鋼板の価格は1トン当たり80万ウォン(約670ドル)台後半で、国内価格より10%近く安い。
この価格差により、品質に対する過去の懸念にもかかわらず、韓国の造船所にとって中国製鋼板は魅力的な代替品となっている。』

オーストラリア海軍の受注を巡って、韓国からは現代重工業とハンファオーシャンが名乗りを上げているが、三菱重工業が優位に立っているという趣旨の記事。

ロシアの契約が解除されたというネガティブニュース。
SamhoもLNG運搬船3隻の契約が解除されたが、辛うじて新しい船主に再販売できたとのこと。

HD韓国造船海洋エンジニアリング(KSOE)は、少なくとも35億ドル相当の大規模なコンテナ造船契約の締結に近づいていると伝えられている。
契約が完了すれば、HD KSOE はわずか 6 か月で年間受注目標を達成することになり、同社が早期に受注目標を達成するのは 4 年連続となります。


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