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スーツケースでキャンプに行こう

僕にとってキャンプといえば登山目的の「テン泊」がメインだったため、バックパックに何を詰め込むか、何を削るかいつも悩んでいたのだが、最近普通にソロキャンプもするようになって、ふと思った。

山に登らないならバックパックじゃなくてもいいでのは?

ということで早速調べたところ、やはり「キャリーキャンプ」なるキャリーバッグでキャンプをするスタイルがあるようだ。僕は車もバイクもなく、電車とバスで現地に向かうことが前提となるため、バックパックで現地まで行かなければという固定概念がまずあった。これは盲点だった。現地は確かにゴロゴロ石があるが、そこまでの道は車で来れるぐらいなので舗装されていて平坦で、確かにスーツケースでもたどり着けそうだ。

キャンプ用のキャリーケースを発見

そして、さらに探索を続けると、アウトドアメーカーのDODから、キャリーキャンプ用のスーツケースが発売されていることを発見!これは買うしかない。

キャンパーノ・コロコーロとかいうまるで「ソーセージマルメターノ」みたいなとぼけた名前のスーツケースだ。

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これがいいと思ったのは、大容量の割に縦長なので電車やバスでもそこまで邪魔にならず、ハードケースのため地面に置いてテーブルがわりに使うこともでき、加えて止水ジップなのでテント外に放置しても中身が濡れずに済む。

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そして最高なことにショルダーストラップがついていて背負うこともできるため、悪路となるラストワンマイルはキャリースタイルではなくバックパックスタイルで運搬できる(これが後々悲劇を生むのだが)。これに感動して衝動買いしてしまった。

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さっそくキャンプアイテムをパッキングしてみる。バックパックだと諦めていたテーブルや椅子なども気にせず詰め込む。

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無理なく詰め込んでもまだまだ余裕がある!冬キャンプはどうしても防寒具が多めになってしまってバックパックスタイルだと厳しいのだが、これなら必要なものを全て持っていける!さっそくキャンプ場へ。

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はい、またやって来ましたおなじみ秦野滝沢園。もう滝沢園大好き。もっと混んでるかと思ったが、フリーサイトはそこそこいい場所が空いていて嬉しみ。

背負った瞬間、悲劇

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受付した後はゴロゴロの砂利道や川辺の岩場を通ることになるため、ようやくこのキャリーケースの本領発揮となる。よっしゃ、背負ったるで!

バキッ

背負った瞬間、違和感を感じてショルダーストラップをみたところ、初背負いでなんとリベットが弾け飛んでしまった。どんな強度やねん!!!!!

初背負いやぞ!!!!DODさん、さすがにリベットの強度弱すぎやろ!!!!!!

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ショックすぎて全然キャンプが楽しめない。

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なんとか気を取り直し、とりあえず準備を進める・・・・

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はい、朝です。帰ります。夜中ずっと、どうやって補強するか考えていたのだが、単にナットとビスでガッチリ止めれば行けるのでは?と思い、そそくさとチェックアウトして徒歩で渋沢までキャリーを引きずっていく。1時間ほどキャリーしてみたが、さすがにタイヤが吹っ飛ぶことはななかった。うん、タイヤの強度はまあまあ大丈夫そうだ。。。

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帰り際に渋沢駅のそばにあるケーヨーディーツーへやって来ました!こういうのは即直さないと気になって寝れないタイプです。

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思ったよりリベットの穴が小さく、入りそうなのがこれしかなかった。とりあえずこれで補強を試みる。

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外れたリベット部分を裏から見てみる。すぐにアクセスできる構造でよかった。しかし、元のやつ見てビックリ。え、こんな簡易なの?そりゃ負荷が大きくかかったら飛ぶわ。もちろんバックパックスタイルがメインではないので、そこまで本格的に固定しなくてもいいのだが、さすがに初回で吹っ飛ぶのはどうかと思う。で、Amazonのレビュー見たら同じく吹っ飛んでる人たくさんいてわろた。。。先にレビューを見とけばよかった。

本当はもっとごっついビスで補強したいのだが、穴が小さいためとりあえず4mmで我慢。これでまた弾け飛んだら考えるわ。。。

リベット弾け飛び事件がショックすぎて他の使い勝手が頭に入ってこなかったのだが、ショルダーストラップが貧弱なところ以外は概ね満足だ。

これなら今年は冬キャンにチャレンジできるかも!12月もキャンプ、行こう。

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