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LIXADA チタンアルコールストーブにベストな風防を自作する

火力・安定性・軽さ・収納性の良さから最も愛用しているアルコールストーブはLIXADAのチタンアルコールストーブなのだが、それに合うゴトクとして以前trail hutのY-IIを紹介した。

しかし、Y-IIの致命的な欠点として「風に弱い」ということがある。四方がガラ空きのため風の影響をモロに受け、登山の実戦においては風防なしでは湯沸かしすらままならない。そこでいろいろと風防を物色していたのだが、どうにもしっくりくるものが見つからず、ここはMYOGの精神で「無いなら自分で作ろう」と思い立ち、ステンレスシートを買ってきて作ってみることにした。

購入したのはステンレス0.1mm。厚紙で型を作り、ハサミとカッターで切る。0.1mmなら手で切れる。

初めは前だけでいいかなと思ったのだが、かなり露出面積が多く不安を感じたので、せっかくなので前パーツも作ってみることに。

いい感じです!しかし、思ったよりステンレスの鏡面が気になるので、耐熱スプレーでマットブラックに染めてみる。

我ながらいいじゃないか。これ1500円までだったら出すわ。

風防だけだと18g、ゴトクを合わせると45g。これはそこそこウルトラライトと言えるんじゃないでしょうか。アルストを乗せても85g。素晴らしい。

さっそく山で実戦してみたけど問題なくいい感じです。ただし、ちょっと組み立てが手間なので、ここまでやるなら本当はゴトクも自作したいところ。noicoyamaicoの次なる商品はアルスト用の風防ゴトクにしようと思った。


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