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新年登山は、なにはともあれ大山から

毎年、登山は大山詣りからはじめることにしている。緊急事態宣言が出てしまったが、前回のように「県をまたぐ移動」はまだ制限されていないため、ロマンスカーで秦野へ。。。

時間が遅かったこともあり、さすがにバス停に人気はなかった。もう1時間前のヤビツ峠行きには結構いたと思うが。

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いつも通り、蓑毛で下車。蓑毛で降りたのも3人ほど。そもそも5人ぐらいしか乗客がいなかった。開疎な登山が楽しめそうだ。

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5分ほどで分岐。右へ行くと大山山頂への近道、左がヤビツ峠だ。大山はすぐ登れるし、急いでいないため左を選択。

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ここの分岐もいつもなら迷わず左なのだが、今日は髭僧の滝に行ってみることにする。何気に初めてだ。

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10分ほどで髭僧の滝へ到着。髭の僧侶が滝行に使っていたことが由来らしい。いい滝だ!もっと早く見ておくべきだった。これから大山に行く際には必ず立ち寄ろう。

さて。ヤマレコのMAPだと、この先に行けそうな感じの他のユーザーが残した踏み跡が多くある。

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しかし、登山道はない。うーん、とりあえず行ってみるか。登れそうだったら大山山頂への最短ルートになるかもしれない!

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一応、人が通った形跡はあるが、今にも折れそうな心細い橋。この先も登山道らしきものはなく、登れるのかもしれないが、迷う。

引き返します。

たかが大山と侮って遭難するケースもある。ここは無理せず分岐に戻ってヤビツ峠を目指そう。ソロでこのルートを行くのはさすがに怖すぎる。

あとで調べたら、この先を進んだ人のログを見つけたが、ハンターもいるようだし、やはり少し危なそうだ。

大人しくヤビツ峠を経由してイタツミ尾根へ。

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1時間ちょいでヤビツ峠。髭僧の滝が往復20分だったので、ちょうどいつものタイムだ。なんか、ヤビツ峠に3月レストハウスができるらしい。工事中だった。

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空気が澄んでいてめちゃくちゃ綺麗だ!冬登山は山は枯れているが眼下の景色が最高。

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ヤビツ峠から1時間で山頂。これもいつものペースだ。よかった、久々の登山だったのでもっとバテるかと思ったが大丈夫だった。

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富士山側の景色も最高。南アルプスもわずかに頭をのぞかせている。三ノ塔の避難小屋、塔ノ岳の尊仏山荘もくっきり見える。

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関東平野もこの通りだ。実際には新宿の先にスカイツリーもくっきり見えたのだが、iPhone SEのカメラではその姿を捉えることができなかった。残念。

しかし、平たい。こうしてみると、いかに多くの日本人がこのぺったんこな地面にへばりついて暮らしているのかと滑稽に思えてくる。

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さあ、メシだ。雪はなかったものの、めちゃくちゃ寒い!!山頂の気温はマイナス4℃。メスティンで玄米を持ってきてしまったのだが、今更だが冬登山に炊飯は厳しい。晴れてたからいいものの、それでも炊き上がりを待っている間に凍えそうになる。次回の冬登山はアルファ米かな。。。

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できました。玄米にカレーパウダーをまぶして牡蠣を炊き込み。めちゃくちゃ美味いがとにかく寒い。食ってるそばから冷めてくる。このメニューはまた、春にやろう。それまでアルファ米に牡蠣を入れて戻してもいいかもしれない。

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飯を食ったら速攻で撤収。下社へ降りて初詣。蓑毛ルートには人が少なかったが、山頂にも下社にもそこそこ多くの人が賑わっていた。いつも通りな気がする。

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お約束の「ルーメソ」。なんとキーホルダーまで作られていてわろた。一回食べてみたいと思いつつも、いつも結局山頂で飯を食ってしまうので素通りになってしまうんだよなあ。山頂ではコーヒーと行動食だけにしておいて、下ってルーメソで〆る大山登山もアリかもしれない!お土産通りの豆腐メンチカツもいつも食べたくても食べずに素通りしてしまっているし。

よし、次はそれにしよう。今年は初ルーメソにチャレンジする!

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4時間でフィニッシュ。で、いつも通り弘法の里湯で優勝。

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