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春の奥多摩でひとり静かに渓流ランチ

雨が続いていたのでなかなか行けなかったが、今年初奥多摩。奥多摩はハード目の山が多く、しかも夏はスズメバチがめっちゃ出るので、今ぐらいの季節がベストシーズンだ。去年発見した倉戸山から榧ノ木山を経由して水根沢でランチというライトめなルートで今年の奥多摩登山をはじめたいと思った。

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ほぼ1年ぶりの奥多摩!相変わらずいい感じに山深いですね!

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丹波行きのバスで「倉戸口」下車。そこそこの登山者がバスに乗っていたが、倉戸口で降りたのは僕ひとり。静かな登山が楽しめる!いろんな人とすれ違う賑やかな登山も嫌いではないが、僕はひとりで黙々とのぼる方が好きだ。

なぜかはわからないが、「コロナの影響で」ということで、水根と奥多摩湖のバス停が閉鎖されていた。水根は滝のり沢、奥多摩湖は大麦代が最寄となる。両バス停を使用する際は要注意。

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奥多摩湖を眺めながら集落を登っていく。この風景が懐かしい。

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集落が終わったらいきなり急登だ。ここから倉戸山までは1時間ほぼ登りっぱなしとなる。奥多摩3大急登にはノミネートされていないが、倉戸口ルートもそこそこハードだ。

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登山道がわかりづらいため、道迷いが多いんだろう。去年はなかったガイドロープが設置されていた。ありがとうございます。

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1時間ちょいで倉戸山。去年は真夏だったこともあり、ここでバテバテになっていた。今回はめちゃくちゃ調子がいい。気温大事ですね。

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そこからさらに急坂を登ること50分、榧ノ木山。これで1485m、1491mの塔ノ岳とほぼ同じ高さというのが不思議。ずっと森に包まれているせいか、全然高いところまで登ってきたという感じがしない。

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ここからは一気に緩やかになり、楽になってくる。新緑の尾根歩きが心地よい。

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この紫の花は何だろう?花びらが散って地面が紫の絨毯になっていた。綺麗。

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一瞬展望が開け、オオクビレが見える。

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2時間ちょいで本日のゴール!去年より全然バテてない。去年はここまでで2時間半かかってた。去年の僕、バテバテの状態でここからよく鷹巣山登ったな。

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本日の目的は渓流ランチなので、ここで右にトラバスして水根へ降りていく。

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サクサク下っていき、1000mを切ったあたりで沢にぶつかる。休憩できそうないい感じの沢を探す。

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いい感じのスポットを見つけたらお昼ご飯の準備。カルディの牡蠣缶と玄米カレーにハマってます。山メシはずっとこれでもいいくらい好き。

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ご飯が炊けるまでひたすら渓流を眺めながらのんびりとストレッチなどをして過ごす。登山者がたまに頭上を通るが距離があるのでこの絶景をほぼ独り占めできるこの時間が好きだ。

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いい感じで炊けた!やっぱり外でアルスト自動炊飯するには60mLは必要だな。火が消えるまで30分ぐらいかかったので焦げてないか心配だったが問題なかった。30mLだと外では無理。

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メシを食ったらサクッと降りる。水根バス停が閉鎖されているので、滝のり沢バス停まで奥多摩湖沿いをテクテクと歩く。

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で、お決まりのもえぎの湯に。蜜を避けるために整理券が配られて、30分ぐらい待った。ひさびさに来たが、高尾山温泉に慣れるとかなりこじんまりしてる感じ。ここの食堂好きです。

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雑穀米がいただける川魚定食を食って帰る。若干食い過ぎだが、山登った日はこれくらい食っても問題ない!

当然だが、東京都につきお酒の提供は停止されていた。あったら飲んでしまっていたな。お酒飲めない方が健康で良い。

水根沢でランチコース、かなりいい感じだ。真夏はスズメバチもいるのでキツいが、秋にまた来たい。

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