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メモと愚痴

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ただのメモと愚痴
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どうしても山に行きたくなかった日曜日

今日は久々に丹沢の表尾根を縦走して塔ノ岳を目指す計画を立てていた。準備も万端で、早起きもできた。しかし、どうにも布団から出られない。 あと10分で起きて着替えないとロマンスカーに間に合わない。わかってるが動けない。山に行きたくない。天気予報アプリを何度も開き、雨予報になってないか確認する。気温も高すぎず、降水確率はゼロで、曇りがちの登山日和。 雨だったらよかったのに!と思った瞬間、ロマンスカーをキャンセルした。大山や陣馬山なら間に合うかな?などとも思ったが、そんな気持ちで

everingからいつの間にかスマートロックが出ていた

いつのまにか、と言ったら大変失礼だが、everingからスマートロックが出ていた。完全オリジナル製品ではなく、bitlockという既製品とのコラボのようだ。 bitlockはhomehubが提供する月額500円のサブスクスマートロックサービス。 良くも悪くも、至って普通のスマートロックだ。しかし、一つ疑問が出てくる。bitlockは基本フェリカ対応のスマートロックなのだが、エブリングはNFC TYPE-Aであり、フェリカは搭載していない。 このスペック表には書いてないの

登山が自己肯定感アップにおすすめな理由

なぜ登山はキツく苦しいし膨大な時間を消費させられるのに、こんなに辞められず、むしろ心地よさすら感じるのか。なかなかうまく言語化できなかったのだが、ふと登山中に「今、自己肯定感が高まっているかも」と感じることがあり、腹落ちした。 登山の動機としてある人は運動が好き、ある人は自然が好き、ある人はギアを使うのが好き、またある人は登頂の達成感、登山仲間との連帯感が好きという。僕はどれも共感できるものの、明確な理由はどれでもなかった。運動自体が好きなわけではないし、美しい景色は醜い自

過ごしやすい秋晴れの日に、気になっていた街に行ってみた話

前回同様、自分以外誰にも需要のない話。 ↓前回の需要のない話 前回は思いつくままに真夏に鶴巻温泉から湘南平まで歩いたのだが、その途中で気になった街並みがあり、今回はそこに行ってみようと思った。本当は夏にもう一回行きたかったんだけど、あれこれと過ごしているうちにすっかり秋になってしまった。 まずは鶴巻温泉で下車し、おなじみの鶴巻あじさい散歩道へ。紫陽花は枯れ、夏には青々としていた田んぼも刈り入れを終えてすっかり秋めいている。こりゃ冬にも来なければならなくなってしまった。

【Humankind 希望の歴史】は明るいサピエンス全史

ルトガー・ブレグマン著の「Humankind 希望の歴史 人類が善き未来をつくるための18章」を読んだ。めちゃくちゃ爽快な読後感。人類の「明るい本性」をさまざまなエビデンスから立証していくスピード感が心地よく、文章も読みやすいため一気読みしてしまった。内容は簡単にいうと「明るいサピエンス全史」だ。 人類は優しいから生き残ったサピエンス全史でハラリは、”われわれホモサピエンスはネアンデルタール人をはじめとした他の全ての人類種を根絶やしにして生き残った。なぜ弱いホモサピエン

なぜ山に登るのか?を考えてみた

登山が好きだ、というと山登りではない人からは「景色の綺麗さ」や「登頂の達成感」について言及されることが多い。 それもある。それもあるし、実際絶景や達成感のために登る人も多いのだろう。 しかし、僕の目的は違う。 ようやく最近「山に登る目的」を言語化できた。 登山の楽しいところをざっと上げると ・登山計画とパッキングをしているときのワクワク感 ・登山口に着くまでのワクワク感 ・上りのハードエクササイズ感 ・非日常感 ・自然の美しさ ・晴天時の景色の綺麗さ ・雨天時のなんとも言

日本人とお酒

日本人は遺伝的にアルコールに弱い「下戸遺伝子」日本人はお酒に弱い体質の人が増えるように数千年かけて進化してきた。なぜ選択的にお酒に弱い方が有利に生き残ったのか詳しくはわからないが、一説にはお酒に弱いことで防げる感染症が蔓延していたからではと言われている。 江戸時代は主に日本酒の水割りだった「江戸っ子は酒飲み」と思われているが、江戸っ子は日本酒を水で割って飲んでいたと思われ、アルコール濃度としては5%ぐらいだった。 戦国時代は一年中熱燗でアルコール度数を飛ばしていたまた、水

アルコール飲料の未来

ひと昔前までお酒は「百薬の長」などと言われ、「アルコールは飲みすぎなければむしろ健康にいい」とされてきたが、近年この論調に逆風が吹きまくっている。 それを感じた本日のこのニュース。 アルコールの含有量を「g」で表示する動きが出はじめた。おそらく、昨今の「がんのリスクを高めないアルコール量は週に100gまで」の研究結果を受けての動きだろう。アルコール度数はお酒によってまちまちなので、100gを把握するためには「えーと、7%だからこれを一本飲むとアルコール量としては…」とめん

世界最新のダイエット法

「トロント最高の医師が教える世界最新の太らないカラダ」より ■間違ったダイエット論(やっても痩せない)×カロリー制限 ×糖質制限 ×運動によるダイエット ×血糖値を上げないダイエット ×こまめに少量を食べるダイエット ■食べても食べなくても「設定値」に戻る・痩せている人と同じ食事をしても、太ってる人が痩せないのはなぜか? ・長年かけて作られた「設定値」に、体は戻るように働きかける ・痩せてる人が食べすぎて太っても、代謝が高まってカロリーを消費して戻る ・太ってる人が食事制

牛は、食べられるために生まれたのか?

日曜の朝から衝撃的な記事を目にした。 渾身の内容でかなり長いのだが、環境問題やヴィーガンについて関心がある人はぜひ最後まで読んでほしい。 身近な友人がヴィーガンになり、「動物が好きなのになんで肉を食べられるの?自分が楽しみたいからという理由で動物を虐殺することに罪悪感はないの?」と問い詰められた筆者が、自らの体験をもって答えを出すために畜産家のもとに潜入取材したルポタージュである。 1ヶ月にわたる牛の世話を通じ、畜産業への理解を深めると同時に感情豊かな牛への愛着も多大なも

食べた方が健康にいいもの、食べない方が健康にいいもの

「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」から ■食べた方が確実に健康にいいもの(是非食べるべきもの)・魚 ・野菜(加工されていないもの) ・果物(加工されていないもの) ・全粒穀物(玄米・十割蕎麦・全粒粉パン) ・オリーブオイル ・ナッツ類 ■食べると健康に確実に悪いもの(食べない方がいいもの)・赤肉(豚・牛・羊・馬) ・加工肉(ハム・ソーセージ) ・ジャガイモ ・精製穀物(白米・小麦粉) ・バター(不飽和脂肪酸) ■どちらでもないもの(良い・悪いどちらもエビデ

山好きが、絶好の山日和に山へ行かなかった日曜日

前日に全ての準備をバックパックに詰め、枕元に着替えを用意し、ロマンスカーの予約を行い、起きたらすぐに山に向かう予定だった日曜日。 6時にアラームをかけていたが、自然と朝5:00に目が覚めた。 寝起きも悪くない。快晴で、まさに山日和だ! でも、なぜか山に行きたくない。 一向に寝床から出られない。 山がいやだ。山が怖い。山が億劫。 嬉々として準備を進めていた昨晩から一転して、予定より早起きした僕は寝袋にくるまりながら必死に「山に行けない理由」を考えていた。 「そろそろ

人類は暑い場所で長く走るために進化した。

人類は、犬より走るのが遅いが、犬より持久力がある。5km以上の持久走においては犬より人類の方が早い。犬が庭から脱走しても、5km追いかければ捕まえることができる。 馬は犬より長い距離を人類より早く走ることができるが、1日に20km以上は走れない。馬が厩舎から逃げ出しても、20km追いかければ捕まえることができる。 人類は他の哺乳類と比べて暑い場所では特に持久力を発揮できる。汗をかいて臓器を放熱冷却し長時間にわたる運動効率を維持できる哺乳類は人類しかいない。人類は暑い場所で