見出し画像

ぼくのBL 第十六回

二次オタのぼくがリアルアイドル沼にハマっていく話 その2 ~おや?また来たのかい小山編~


 前回からずいぶん間が開いているのはアウトプットよりもインプットに時間を割いていたからに他ならないのです。もうね、前回から今まで何があったのか自分でも分からなくなってきたので、備忘録も兼ねてざっとリストアップしていきます!

・20230503 小山市立文化センター大ホールにて仮面女子単独ライブ「おや?また来たのかい小山」(仮面女子・スチームガールズ・スリジエ・カタクリ娘伝説・トッピングガールズ・スープガールズ)

開演前の会場とステージ
出演したアイドルちゃんたち

 見てくださいよ、総勢20名のアイドルちゃんたちが、ほぼMCなしで3時間のライブ。これでチケット代金なんと1,000円!
 申し訳なさが先に立ってしまい、ライブ後の物販&チェキ会でお金を落とすことで精神のバランスをとっていました。このへんはソシャゲをプレイしてる課金勢と同じような心境ですね。運営に課金することでそのコンテンツを長続きさせようという親心。それと同じような気持ちをリアルアイドルにも感じるわけです。
 ライブを観ただけじゃなくて、ちょっとした裏話があって、Twitterにも書いたんですけど、これも忘れないようにこっちにも書き残しておきます。
 写真の手前、左から2人目。車椅子のアイドルが私の推しの猪狩ともかちゃんです。このライブ開場1時間ほど前、友人と自転車で小山の駅前をぶらぶらしていました。ライブ後に打ち上げをやるお店を探していたところ、前から見覚えのある女性が二人。最初に気づいたのは車椅子を押している女性でした。「最強ラーメン祭」にスタッフとして参加していた方だ。チェキ会のときにお話ししたから覚えていたんです。
 そして少し目線を下げると、そこには私服を来た私の推しが……。
 0.2秒くらい思考停止したのち、「アイドルちゃんのプライベートに踏み込むべからず」と「でもさこのあとライブに参加するんだから挨拶くらいいいんじゃない?」とが脳内で拮抗した結果、私は声を発していました。
「いがともさん! このあとライブ行きます!」
 それに反応した彼女がどんな言葉を返してくれたか、今となっては薄ぼんやりしていますが、「あー、ありがとー!」といった感じだったと思います。
 そこで終わっていれば良い思い出として記憶の図書館に所蔵されたのでしょうが、それだけでは済まなかったのです。
 先ほどの邂逅があったので、ライブ前の物販では初めて推しグッズを購入しました。「猪狩ともか」の名前が入ったマフラータオルです。このレベルのものを買ったのはTHE IDOLM@STERシンデレラガールズの推しである「関裕美」「白菊ほたる」の名前が入った手ぬぐい以来です。
 さて、ライブが始まりました。スープガールズ、トッピングガールズ、スリジエ、スチームガールズ、カタクリ娘伝説、最後に仮面女子が登場。各ユニットで3~4曲ずつ披露。ここまでで1時間半くらいが経過していました。
 仮面女子が終わって短いMCパートになりました。
 4月の毎週末に小山まで通ってくれていた思い出を話してくれています。小山で初めて知ってくれて、今日も来てくれている方もいるみたいで、という話になったとき、写真で前列左端にいる涼邑芹ちゃんから「そういえば、いがともちゃんさ、今日すれ違った自転車の人から『ライブ行くね』って言われたらしいじゃん」という話が出たときには「え? そんな人いたんだ……いやそれって俺じゃね?」と思って、さっき買ったタオルを頭上に掲げ、持ってきたサイリウムで黄色を探して点灯してブンブン振ったら「あーあそこでタオル持ってる人だー」とか喜んでくれて。もうほんと小山に住んでいて一番嬉しかった瞬間です。
 ここで猪狩ともかちゃんと涼邑芹ちゃんの動画を貼ります。興味のある方は見てみてください。これ見るたびに温かい涙が流れます。
https://youtu.be/ICiJn7gdP8E

 さて、閑話休題。
 しかしライブは3時間と予告されています。
 まさか、というか、やはりというか。2周目が始まりました。
 彼女たちの存在を認知してから1カ月。毎日曲を聴き漁りました。ここまでどっぷりハマってしまうと、披露する曲がもう馴染みになっていて、「母親の子守歌よりも聴いた」というレベルの曲もあります。
 体感5分の3時間でした。
 終了後、ホールでチェキ会が開催されたので、私は時間の許す限り参加しようと決意。友人には「悪いけど終わるまで待っててね♡」とお願いしておきました。シャニマスをプレイして時間をつぶしてくれるだろうと期待していました。
 何はなくともいがともさんとチェキを撮りたい。と思ったけれど、スタッフに聞いたところ、スタンバイにちょっと時間がかかってますとのこと。
 それじゃ、それまで別のアイドルちゃんに熱い想いを聞いてもらいたくて、最初は小島夕佳ちゃんとの2ショット。
 ライブ前に「小山グッズ」を仕込んでいきました。本当はTシャツがよかったけれど、大人用は製造していないらしく、トートバッグを購入していったんです。「おやまくま」のグッズ。小山市非公認のキャラクタです。
 

目鼻が「小」鼻筋と口が「山」

 このバッグを見せると、アイドルちゃんは誰も知らなかったようで、「ホントだ小山になってる!」「かわいい!」と驚いていました。
 その後、満を持して登場したいがともさん、仮面女子全員ともチェキを撮り、「チャリでいがともちゃんに会いました」と言ったらみんな「あー、あの!」みたいな反応をしてくれました。「劇場にも行きます」と言ったら芹ちゃんが「チャリで来て!」と返してくれたので、もうほんと気が遠くなるほど楽しかった。
 そのほかにもスチームガールズのチェキ会にも参加して、月詩陽葵ちゃん(年間200冊本を読む)ともちょっと話ができたときに「本の話したいんだけど」と言ったら「え、私もしたいしたい!」と食いついてくれたので、こんど機会があったらお話ししたいですね(やっと本の話に持ってこられた!)
 おいマジかよライブの感想でこんなに書いてしまった。ほんとごめんなさいね皆さん。

 P.S. 「おや?また来たのかい小山」というライブタイトルは、猪狩ともかちゃんが考えてくれたそうです。マジ神だわ……。

 次回はね、アイドル撮影会のために一眼レフカメラを買ってしまった話になります(この先は「レンズ沼」も待っているかもしれない)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?