ポエムは最高にダサくてクサくてかっこいい
poem・・・詩
ここにおけるポエムを
詩、短歌、歌詞、深夜のインスタのストーリー、Xのポスト(ツイート)、SNSのプロフィールの一文、漫画の名言etc.
と定義する。
ここに当てはまる全てがポエムにあてあはまるわけではないが
だいたいそのあたりだと思ってほしい。
私は言葉が好きである。
それが私がお笑いを好きな所以なのかもしれない。
私は決してポエムという言葉を侮蔑的な意味で使っているわけではない。
それっぽい言葉を言えばポエムと一蹴されるかもしれない。
しかし漫画やアニメのキャラのセリフがときには人の座右の銘になりうる。
言葉にはそんな力がある。
文学の創作や音楽は意味ない。お笑いさえ。
確かに社会にとって実用的なものであるかどうかと言われればそうでないかもしれない。
しかし、それは間違いなく今の世の中に不可欠な存在となった。
そしてそれはもはや社会的に実用的なものといえるかもしれない。
作家やミュージシャンは人の心を魅了し、漫才師は人を笑わせる。
ポエムをすべて理解できることなんてできない。ただなんとなくいいなと思うこともあれば、自分の解釈と作者の意図が異なる場合だってある。
そんなことは問題ではなく、自分がそのフレーズに対してどう感じたかではないだろうか。
牛乳が逆からあいていて笑う ふつうの女のコをふつうに好きだ
この短歌を読んで私はただただ純粋に良いと感じた。作者の実体験に基づくものだろうか。そういったことはやはり私にとって関係ないことである。
ただ日常の一場面を切り取った牛乳パックを見て笑う何気ない瞬間に感慨深さを感じる。
これを読んで、とくに私にとって考え方が変わったというわけではないが何気ない瞬間がいかにかけがえのないものであるかということに気づかされた。
教養がある人のポエムは大衆にささる。
そんな多くを知っている人よりいいポエムなんて簡単には思いつかないし、思いつかなくたっていい。
自分の経験則や考え方から言葉はでる。
ときにはその発言がポエムになりうる。
大衆に決して刺さる必要はない。
私はポエムでもなんでも、近くの人が少し笑ってくれるような言葉が言えたらいい。
この世の不利益はすべて当人の能力不足
友人はこの言葉に出会ってから、物事に対して気楽にとらえるようになったり努力の必要性に気づいたらしい。
ポエムは、はたから見たらダサいしクサいがときには人に多少なり影響を与える最高にかっこいものではないだろうか。
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