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株式投資を始めるタイミングにお悩みの方へ(父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え[前編])

こんばんは。

私が2020年に読んだ本の中から「お金」に関する本をご紹介致します。

本日は、ジェイエル・コリンズ著「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」[前編]です。

この本は、2020年1月に第1刷が出ており、今まで紹介した本と比べると新しい本です。

著者がアメリカの方で、IRAなどアメリカの制度の話をありますが、それを抜きにしても素晴らしい本だと思います。

著者は、株式投資はインデックスファンドで行うことを奨めています。このあたりは、前に紹介した「ウォール街のランダム・ウォーカー」と同じですね。

中でも本書では低コストのインデックスファンドを生み出したヴァンガード社を奨めています。

私自身、投資をするにあたって「自分が投資した後に、株価が暴落したらどうしよう・・・」この心配がありました。

それなら、貯金も少しづつ投資に回した方が安心だよな・・・と貯金の投資への回し方について模索していました。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」でもドルコスト平均法が紹介されています。

(ドルコスト平均法とは、価格が変動する金融商品を常に一定の金額で、かつ時間を分散して定期的に買い続けることを言います。)

そのような中で、この本で印象的だったのは、「ドルコスト平均法を採用したあなたは、市場が下落し痛みを軽減してくれるほうに賭けています。」の1文です。

1970年から2013年を見ると43年の内、33年は株式市場は上昇しているのです。

これは期間内の77%にあたります。

ドルコスト平均法は、今後市場が下がらないとメリットはありません。

なので、ドルコスト平均法を採用しメリットを享受できる確率は過去のデータから考えると23%ということになります。

繰り返しになりますが、ドルコスト平均法を採用するということは、この23%に賭けているということになるんですね。

そういったこともあり私は、積み立て投資も行っていますが、今ある貯金の大半はインデックスファンドに回しています。

少し長くなりそうなので、次回も引き続き、ジェイエル・コリンズ著「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」について後半として投稿しようと思います。

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