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看護師国家試験  看護ケア項目 1

呼吸器疾患の看護ケア

1.結核の看護ケア

結核と診断した場合、医師はただちに保健所に届け出る義務がある。
治療は、薬剤の抵抗性を示す菌の出現を予防するため複数の抗結核薬を用いた薬物療法が中心となり、半年から1年を要する。
進行すると症状が出現し、咳嗽、喀痰、発熱、ときに喀血、呼吸困難などが生じることがある。
規則的かつ確実に服薬しないと薬剤耐性の原因となるため、服薬の必要性と治療効果、出現の可能性がある副作用について患者に十分に説明する。

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