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一般質問をしました(ジビエ鹿肉の有効活用について)

※北海道議会令和3年第3回定例会にて一般質問をしました。その内容を一部報告します。

【質問】ジビエの有効活用について
 長引くコロナ渦のもと、飲食店や飲食店に食材や飲料を供給する事業者も、ともに大きな打撃を受けている。
そのような状況の中、エゾシカ肉の需要も低迷し、食肉処理施設(道が認証しているエゾシカ肉処理施設は15カ所・空知には北海道シュヴルイユ浦臼工場)には大量の在庫が積み上げられ、新たに狩猟により捕獲されたエゾシカの持ち込みができない状況になっている。
エゾシカ肉の需要を回復するとともに、食肉処理施設における処理を正常化し、エゾシカの個体数管理の強化につなげていくためも、一般家庭でのエゾシカ肉の消費拡大とともに、安定した需要が見込まれる学校給食やスポーツ合宿などで活用してもらう取り組みも有効であると考えるが。今後の取り組みついて伺う。


【答弁】
需要拡大のため「シカの日」や「エゾシカウィーク」などのイベントの実施、ユーチューブやSNSを活用した広報活動に取り組んできた。
コロナ禍でエゾシカ肉の需要に大きな影響が出ていることへの対応が喫緊の課題と認識。
道内外の飲食店等に、プロモーションに注力し、需要の回復に努めるとともに、今年度、販路の開発を目指し、地域の関係団体などと連携して、新たなターゲットに向けたPRを行うほか、学校給食の関係者を対象としたセミナーを開催するなど、ポストコロナも視野において、消費拡大に取り組んでいく。

【北海道・空知の取り組み】



【浦臼町の取り組み】


浦臼町では補助を出して市内のスーパーで
エゾシカ肉や関連商品を求めやすい値段にしたり、町内の飲食店でもメニューに反映しやすいように支援しています。

国道275号沿いのピコルAマートうらうす店と道の駅つるぬま(うらうす温泉)では、新商品のエゾシカジンギスカンの販売も開始。

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【三笠高校の取り組み】

ジビエ料理教室を開催します! 空知総合振興局主催のエゾシカ肉有効活用担い手育成事業の一環として、10月17日(日)と11月6日(土)にエゾシカ肉を使用した料理教室を開催します。 10月17日は三笠高校調理部がサポートスタッフとして一般の方...

Posted by 北海道三笠高等学校 調理部 まごころきっちん on Thursday, September 30, 2021


【ロッテリアのジビエ鹿肉バーガー】


【浦臼町役場での意見交換】

この度の質問にあたり、大学生との共同視察を行い、浦臼町のみなさまにも大変お世話になりました。引き続き、ジビエの有効活用について推進していきます。




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