医療事務という仕事にに見切りをつけようと思った理由
今回は私が自己紹介で医療事務という仕事に見切りをつけようと思った理由を語ろうと思います。
医療事務は大学在学中に知人に資格取得を進められたのがきっかけで、スクールに通い資格を取得した事と、就活中にたまたま地元のクリニックが医療事務員を募集しているという話を耳にし、応募→面接→採用という流になり卒業後にそのまま地元のクリニックに就職し、10年以上そこで医療事務員として働いていました。
クリニックでの勤務に関しては経営陣への不満はあれど、仕事仲間にも恵まれて長く続ける事ができました。しかし、長年一緒に仕事をしてきた人たちが、経営陣との対立でどんどんやめていきました。
人手不足の状態はになったにも関わらず、求人を出す事もしない。増えた仕事は残っている従業員が請け負う羽目になり、2024年6月の診療報酬改正前には休憩なし8時間以上の労働というありえない状況が生まれました。
従業員が減ったことで待ち時間も長くなり、患者から暴言を浴びせられることも増えました。
受付にいる医療事務員は基本、イライラしている患者のサンドバッグになりやすいのです。
イライラしている理由は待ち時間が長い他にも凄く自分勝手な理由もあり、理解不能なこともしばしばありました。それでも「患者が怒らないもっと上手な言い方がある」だとか「怒らせないようにしろ」だとか・・・・来院した時点でキレているのを怒らせないようにするとか無理ゲーにも程があります。
そのうえ、経営陣との私個人との間で取り交わした約束を反故にされもうこれ以上はここで働けないとなり転職を決意しました。
転職先は総合病院の外来会計業務でした。病院の職員としてではなく派遣社員として勤務だった為、給料は低めでしたが大きな病院ならば職員も多いし安心して働けるだろうと考えていました。
その考えは甘かった。
職員は各々自分の仕事で忙しく新人を指導する暇がありません。
質問したら初めての質問なのに文句を言われ失敗したら文句を言われ・・・
研修や求人で言っている事とは全く別の世界が広がっていました。
結局この職場では精神・肉体共に持たず、直ぐに退職することになりました。
長年、医療事務という仕事に携わってきましたが、医療事務は給料の割に合わない仕事だというのが正直な感想です。