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この世に生まれてきた意味 小学生入学編

こんにちは

ほぐしびと wordsです。

今回は小学生だった私の育ち方、気持ちの変動、嘘つき人生の始まりを書いていきます。

施設で小学校入学する子は、私ともう一人男の子。嬉しいやら不安やら…周りを見渡すと綺麗に着飾った大人達。子供達もピシッと決めていやがる。

あっ私は相変わらずアトピーのせいで汚い顔、汚い手、洋服もブカブカでピシッてしてない…施設の友達もそうだった。私は周りを睨み付けながら来るものに対して戦闘態勢。なぜならみんな親がいるから。不安でも手を握ってくれたり抱き締められてる。私はそれが出来ない。ズルい。施設の職員にすがりたくても…先を越された…施設の男の子に。耐えるしかない。早く帰りたい。泣きたいけど泣けない。

我慢。我慢。我慢。苦しくて悲しくて…そんな時考えた。ドリフターズのコント。学校シリーズ。想像する(黒板が先生の頭に降ってくる)ニタニタが止まらなくなる。志村けんの態度。真似する。

私は椅子に片足を乗っけて座る。前を向かずに独り言。落ち着きがなくなる。座ってられない。一人想像が止まらなくなって歩き回る。入学式なのに先生に座れと怒られる。初日からこんな感じ。

施設に帰ると職員に抱きついて行きたくないと訴える。みんなズルいから行きたくないと駄々をこねる。みんな嫌い。職員にはこれしか言わなかった。

本当はみんな幸せそうで嫌い。親がいてズルい。みんな消えちゃえ。みんなの親消えちゃえって7才の私の悪魔が騒ぎだした。

でも絶対にいっちゃダメ。職員に嫌われたら抱き締めてくれなくなるから。苦しかった。愛されない事、寂しいときに寂しいと言えない。とにかく我慢。笑ってごまかす。嘘つき人生の始まり。

読んでいただきありがとうございます。書くことが本当は辛いです。掘り返すから。でも探すって決めたから。進むって決めたから戻る。

次回は転校北海道編です。


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