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先生にタイムカードは、ちょっと…

Twitter見てたら上記ニュースが流れてきた。見た瞬間に笑ってしまった。マジかよ。と思った。

たぶんタイムカード導入したって先生方の激務は変わらない。勤務状況を把握するためらしいけど、そんなに細かく把握したところで何も変わらないし、逆に働きにくくなる。後でつっこまれるのが困るから早く帰ってくださいと言われ、結局、家で仕事する。学校でやったほうが効率いいのに家でやらなくちゃいけなくなるし、家にまで仕事を持ち込むことで仕事とプライベートを上手く切り分けられない人は精神的にも負担になる。

企業で散々やってきて上手くいかなかったりしたことを今さらなぜやろうとしているのかが意味わからない。ある一定の作業を一定の時間でやるようなライン工場の場合は時間あたりの生産性が関係するから時間管理(タイムカードで記録)するのは意味がある。

ただ、先生のように生産性が一定ではない、もしくは生産性って何?って議論が起こりそうな仕事を時間で管理するのは不可能に近い。管理するだけ管理コストがかかってどこかに負担がくる。

成果で判断したいところだけど、先生の仕事は成果でも判断しにくい。何をもって成果とするのか?みんなが納得するような成果があるなら教えてもらいたい。子育ての参考にさせてもらう。

社会も変わってこれだけ多様化してきたら学校も抜本的に変化させないと厳しいのではないかと思ってる。30人くらいの能力が全く違う子供たちに一斉に教えていくスタイルは難しい。できても小学生くらいまでが限界かもしれない。小学生は学力重視よりは基礎的な教養と団体生活を学ぶところだと思ってる。

中学生くらいから学力重視でいい気がする。中学校から自分でカリキュラムを選ぶようなシステムでいいんじゃないだろか?大学の単位とるみたいなかんじで。クラスも教科ごとに分かれればいいと思う。自分の学力に合わせて授業をしてくれるほうが、勉強は楽しくなると思う。カリキュラムも作りやすい。

おそらく30人くらいのレベルの違う子供たちに勉強を教えるのは相当大変。その準備は想像するだけでも大変なのが分かる。どこのレベルに合わせて作っても不満のほうが多くなる。そりゃ、先生も残業増える。さらに部活の顧問までやったりしたら大変。

生産性がわかりにくいものや時間と比例しないような業務はタイムカードで管理しても管理コストがかかるだけで改善の役には立たないと思う。とりあえず今までの経験上、すごく上手くいったことがない。

今回は試験導入らしいので、試験結果も気にしてみようと思う。



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