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続·飛行船の可能性を論ず‼️

 飛行船は、既存のあらゆる業種を巻き込み、包み込めるだけのポテンシャルが必ずある、機体を構成する全部品、全資材に関わること、運用に携わる人員の育成、組織の創設のこと、運用開始後の様々なこと、それこそ1人や数人だけで考え尽くせるものでは到底あるまい。

 それらに関しては私も1つ1つ、土台的な部分だけは色々と考え抜くつもりだが、やはり細かに煮詰めるとなると、様々な専門分野毎の多数の方々の助けが要るのは言うまでもない!

 今回は、ある任意の2箇所を結ぶに際し、飛行船とそれ以外の手段を比較してみよう、まぁ、最初の回の投稿の、我が直方市とシベリア某所なんて例えは、現実味がないから、イメージが湧き難いだろうから、現にコストが掛かっていながら、公共財の観点から、廃止したくとも出来ないルートに関して、任意の2箇所を考えてみよう!

 例を挙げたら、高知県と和歌山県の間とか、大分県と徳島県の間とか、北海道稚内市と岩手県盛岡市を結ぶケース、長野県と沖縄を結ぶケースとかなら、何となく、細々のルートがあるかもな?とか、無くても様々な交通手段を乗り継ぎ乗り継ぎで、辿り着くとかのイメージが湧くだろうし、又は反対に、我が日本が4面海に囲まれた島国だから、外国は全て海に隔てられ、陸続きの国なんて1ヶ国もないから、対外交通は必然、船、飛行機、そして、私が論じている飛行船に絞られ、鉄道やトラックはそれぞれの国内領域での使用という話になるよな、その上で、まぁ太平洋側やなく日本海側の都市や町村と、中国、韓国、ロシアの各都市、各町村をピンポイントで結ぶなんて繋がりも飛行船でなら起きる可能性が大いに出て来ような!

 例えば佐渡島とロシア内陸の都市、秋田や鳥取、兵庫と中国の内陸部とか、他の交通手段なら幾つの組み合わせで漸く可能になる事も、飛行船なら1本で済む、1本化が実現し得るさ、前に述べた如く、あとは飛行船自体の航続距離や積載重量という性能の話、国同士、地方自治体間の話になる。

 まぁ、それは全く心配ないさ、戦前でもかなりの程度の運用に達したのだから、飛行船発展の芽を摘むきっかけになったヒンデンブルク号事件の如き事態はもはや起きようがない、飛行船の資材·材質的にはさ、そして大事な事だが、飛行船という乗り物は、何処から見ても今現在のこの時代、軍事面での使いようはほとんどない、精々使えるのは、貨物輸送、人員輸送だけ、つまり平和な空、航空優勢の保全された空での運用が前提の乗り物だと言うこと、全く以て言う事がない! 実に素晴らしい交通手段だ!

 

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