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【野球】9/9ロッテ対オリックス@ZOZOマリン:NOヒット・NOライフ

「野球なんて見ている場合じゃない」
英検受験にも1カ月を切った。
そんな時こそ、野球観戦が面白い。

1.コストコでゲン担ぎ


プロ野球観戦の魅力のひとつに「スタジアムグルメ」がある。
指向凝らした球場グルメを堪能したい。
しかしながら、ZOZOマリンでは、特に、名物売店や屋台が長蛇の列。
お目当てのフードを並ばなくてはならない。
幸い、近くにコストコ幕張店がある。
昨年、ここで「腹ごしらえ」をして、野球観戦に臨んだ。
ちょうどその日は、佐々木朗希投手の「完全試合」の達成日。
夢をもう一度。ゲン担ぎに今日も、コストコのフードコートで食べる。
夏から秋へと変わる「潮目」の夕方。
コストコで食べるコンボピザの美味さったら…。
パイナップルのミックス・ソフトクリームは、ドロドロに溶けてしまった。
それでも、腹を満たして、いざ、決戦の地、ZOZOマリンへ。
新調した益田投手の200セーブ達成記念のレプリカに袖をとおす。
ホームゲームの「白ストライプ」のユニフォームを着ての応援は、実は、この日が初めて。通販でオーダーして、8月末に手元に届く。
それ以前は、佐々木朗希投手の「完全試合達成記念」の黒レプリカ着用を常としていた。
佐々木朗希投手の「完全試合」も、益田投手の「200セーブ達成」も、実際、この目で見たので、目撃した「証(あかし)」として、ユニフォームを購入。本日も大記録達成の予感?
そんなことを思いながら、スタジアム入り。

腹ごしらえはコストコ・グルメ

2.千葉を盛り上げよう


本日は、ALL FOR CHIBAデー。
ご当地、千葉県をアピールするイベントの日であった。
野球場の外周にも千葉県自治体の物産テントが設置されていた。
マリーンズと共に、ひいきチームのひとつ、千葉ジェッツのブースへ行き、抽選に参加。ハズレ無しという触れ込みの「くじ引き」だったが、実質、ハズレ景品の「ジェッツ・ステッカー」をいただく。
バスケの富樫選手と原選手の等身大パネルが設置されていた。
さきに行われた男子バスケットボールのワールドカップ出場に伴う、代表人気に便乗か?
スタジアムに入っても、千葉県イベントが花盛り。
鼻でリコーダーを吹く特技を披露した美人アシスタントを従えての、千葉県を応援するDJによる、ご当地を盛り上げるイベントやら、千葉県の人気「ゆるキャラ」によるレースなどがあった。
チーバくんや、成田のうなりくんなど、有名どころも出場。
そんな中、レースは、スイカをモチーフにした「冨里町」のキャラがぶっちぎり。一目瞭然の走りやすそうな「着ぐるみ」だった。もう少しハンディキャップを与えたほうが、レースが盛り上がったかもしれない。

富樫選手も応援?!

3.首位決戦・オリックスは強かった


パ・リーグの首位を走るオリックス・バファローズを迎えて、2位につけている、われら千葉ロッテ・マリーンズ。
本日の先発は、美馬投手。
一方、オリックスは、エースの山本由伸投手。
序盤から、ヒットを許さない「横綱投球」の山本投手に対して、美馬投手は、追い込みながらも、打たせて取るピッチング。
テンポ良い投手戦。だか、4回表に美馬投手が、バファローズ打線に捕まり、3ランを被弾。
マリーンズ打線は、この日は、沈黙…。
満員御礼で、たくさんのマリーンズファンであふれたスタジアム。
しかし、貧打ということもあり、どこかファンの元気がない。
一方、数では圧倒的に少ないものの、オリックス・ファンは、熱気に包まれていた。山本投手の好投もさることながら、3塁側を中心としたタオルをかざす応援は、アウェイでありながら、格の違いを見せつけられたような気がする。
8回表にも、犠牲フライによる1点を追加され、(この時のマウンドは、東條投手)敗戦ムード。
スタジアムを離れるファンもいたが、山本投手の「ノーヒット・ノーラン」を達成の瞬間を目撃しようと、あえて居残りを選択したファンも多い。

マリーンズのラッキー7(ヒットが出ない…)

4.ノーヒット・ノーラン達成


「どうせ負けるなら、大記録達成の負けがいい」
そんなセリフもスタンドからささやかれた。
8回終了あたりから、ノーヒットノーランの記録達成を意識していた野球ファン(オリックスファンはもちろん、ロッテファンも…)
正直、この日のマリーンズ打線は、気迫が感じられなかった。
打線が爆発して逆転を信じることができなかったのだ。
端的にいえば「ボロ負け」の気配がむんむんと感じられた。
フォアボールさえなければ、完全試合も夢ではなかった試合内容。
そして、9回裏。バファローズ・ファンにとって「歓喜の瞬間」がやってきた。山本投手による「ノーヒット・ノーラン」の達成である。
試合は、4対0で、首位オリックスの勝利。
ノーヒット・ノーランが決まった瞬間、マリーンズ・ファンからも「温かい拍手」が巻き起こった。山本投手による、ヒーローインタビューも目撃。
アウェイチームのヒーローインタビューは、たいてい「寂しい」ものであったが、この日は違った。
まあ、こんなマリンの試合があったもいいかな…、なんて思ったりする。

この日のヒーロー・山本投手

5.最後に:コストコ・マジック再び


はじめて袖をとおした「益田投手のユニフォーム」。
残念ながら、益田投手のマウンドの雄姿を目撃することはできなかった。
スタジアムグルメではなく、あえて、コストコで食べてから野球に臨んだのが、生涯、2度目のことである。
それでも、1度目は、佐々木朗希の完全試合。
2度目は、山本由伸投手のノーヒット・ノーランである。
野球観戦はそれほど多くない私。
ひと月に1試合でも行けたらいいところ。
そんな私でも、記録達成の試合を目撃できたことは、幸運だ。
「至福の敗戦」
そんな日があってもいい…。
人生は、山あり谷あり。結果は結果として受け入れたい。

NOマリーンズ NOライフ


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