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表紙カバーイラストのお仕事

 本当にごくたまになのだが、有難い事に表紙カバーのイラストを依頼される事がある。詳細はまだ明かせないが、2021年末にカバーイラストのお仕事を頂き、先日無事に原稿をお渡しする事が出来た。当然アナログ原稿なので、直接手渡しという形なのだ。出版は3月頃らしいので、詳細はお知らせする事にして、今回は過去にカバーイラストを担当させて頂いた2冊をご紹介しよう。

 まず1冊目は、KOブラザーズ著「KOブラザーズのゲーム1000本ノック‼︎ 電気頭脳園ガチンコレビュー大全」

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 「少年チャンピオン」連載のゲームコラム「電気頭脳園」(笠井修&大崎悌造)をまとめた本で、連載中にはお二人を元にしたマンガのキャラクターが存在していたが、諸事情によりゲーム画面やパッケージが使用出来ない事もあり、連載時の内容を再編集する形になっている。表紙もリアルなお二人の姿を描くという依頼であった。乱れ飛ぶのは架空のゲームソフト。大崎さんとはお会いしたことはないのだが、笠井さんにはかつて「ゴジラマガジン」という雑誌でお仕事をさせて頂き、今も年賀状のやりとりをさせて頂いている。

 カバーを広げるとこんな感じ。

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 次にご紹介するのは、マイケル・ブース著「英国一家 日本を食べる」

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 出版社から依頼を受けた、装丁のセキネシンイチさんからのご指名を頂いたのだが、この本以前に、拙著のマンガ単行本シリーズの装丁を手がけて下さっていたのだが、今回のデザインを依頼された際に、その中の一冊のイメージがあっているのではないかという事で、私に仕事が回ってきたという、少し変わった経緯でお引き受けしたお仕事で、その元となったのが「明日の夜は千の眼を持つ」だった。

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 カバーを広げるとこんな感じ。折り返しまでみっちりパノラマが描かれている。

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 いわばこのカバーが「英国一家」のベースになった形だ。このシリーズは3作続き、それらも担当させて頂いた。結構売れた様だし、作者ご本人にも気に入ってもらえたようで何よりだった。

 カバーを広げるとこんな感じ。

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 カバーはいわば本の顔なので、責任重大だが、どれも楽しい仕事だった。今後も機会があれば嬉しく思う。担当者の皆様何卒よろしくお願いします。

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