扁桃腺摘出手術①

●手術に至るまでの経緯

小さい頃から扁桃腺が腫れやすく高熱を出してたのですが
御歳25歳、女性、出産も22才にあったからか
去年の夏終わりから毎月のように扁桃腺からの熱を出すようになりました。慢性扁桃炎です。

とくに生理前の免疫が下がったタイミングでかかる事が多かったです。
忙しさが酷い時は毎週熱を出していました。

コロナ禍もあり発熱すると耳鼻科を受診しづらいので、少しでも喉に違和感が出ると耳鼻科受診して抗生物質を貰う生活をしてましたが、抗体菌のことも考えなければと思っていた7月頭にひどい扁桃炎を起こして、かかりつけのお医者様からも摘出手術を勧められて紹介状を書いてもらい
大阪の日本赤十字病院にて手術となりました。

かかりつけ耳鼻科に紹介状を書いてもらったのは8月末。
紹介状を持って赤十字病院を受診したのが9月頭で
その際に、

・扁桃腺摘出手術の説明
(1人で行ったのですが家族にも説明しなければということで、後日でも良かったのですが面倒だったので急遽家族に連絡して来てもらい説明を再度一緒に受けました。退院後の生活に同居人の理解が必要なための説明です。)
・手術が行えるか検査。採血、レントゲン、心電図
・入院の案内
・高額医療限度額の説明を聞きに行く(案内は無いので自分から聞いて説明受けに行った方がいいです)

細かくわけてもこの4項目でした。
なるべく入院前に病院に来る回数を減らしたかったので、全てこの日にやってもらいトータルでかかった時間は5時間~6時間でした。
大きい病院なので待ち時間と血液検査の結果に時間がかかるのです。途中受付の人に相談して30分強ほど昼食もとりに出かけられました。


●入院1日目~4日目の朝

入院は手術日の前日朝からになります。
私が手術を受けれる日が前日祝日(月曜)の日程しか都合がつかずで、祝日入院では麻酔科の説明やできないことがあり、イレギュラーですが前の週の金曜日にプラス一日で日帰り入院して翌週祝日から入院という形になりました。
ほとんどは、手術日前日~の入院だと思います。
私の場合は他の日程が月末にあと1日しか空いてなくて、その日程にすると月を跨ぐことになるので高額医療限度額がうまいこといかなくなる兼ね合いで、どうしてもこの日程にしました。

入院1日目(手術前日)に行うことは
・入院病棟の案内
・執刀医の診察
・全身麻酔なので麻酔科の先生から説明
・身長体重測定
・入院生活、手術当日についての説明

でした。

食事は昼食からで夜ご飯まで至って普通のご飯が出ます。
土日祝はシャワーは開いてないのですが手術前日なのでシャワーも浴びることができました。

食事は夜で終わりで飲水は手術当日8時まででした。
消灯は早く22時です。
寝れないのが嫌だったので寝不足仕込んで行って作戦通りぐっすりでした。


入院2日目 手術当日

入院生活の朝は早く起床6時で病室の電気がつきます。
飲水禁止が始まる8時までの水分をしっかり確保すべく、起床からの2時間でゆっくり500ミリ飲み干しました。笑

手術は11時~の予定。
10時前くらいに看護師さんが来て体温血圧測定と軽く説明をしてくれます。
自前で手術時の前開きのパジャマを持ってきていたので、着替えます。
10時半に看護師さんが来て「予定より早いですが行きましょう」とのことで看護師さんと歩いて手術室へ。(帰りはベッドよ)

人生初全身麻酔の時が、、!
自分で手術台に横になり私マシーンになったか?の如く麻酔科の先生たちが手際よく右腕左腕に管をつけていく。
因みにこの手術は尿道カテーテルなしです!うれ
酸素マスクを口の上に乗せられ
数える系かな?と思ったら数えない系でした。
いつの間にか眠っていて起きたらまだ同じ手術台の上で、「終わりましたよ~」って横になったまま摘出した扁桃さんを見せてくれました。
意識朦朧でほぼ覚えてないけど桃とはよく言ったもんだ~と思いそこからまた意識はありません。
次に気がついた時が病室のベッドで14時頃でした。
このとき喉の痛みはほとんどなく違和感程度で
全身麻酔の余韻が本っ当に私は辛かった、、
だるーーーーーーくてぼやーーーーでうえーーーで
吐きはしなかったですけど。ぼやーーーです。

術後6時間水が飲めない。これが。拷問。
今これ書いてるの術後2日目の朝で喉が急に痛なってるから書いてるんやけど
それでもこの、水が飲めない時間が1番キツかったな。
左点滴繋がれ右心電図の紐ついてて
点滴入れてるから尿意1時間おきとかに来て
トイレはなんかベッドの上でするねんけど女性やから尿瓶も無理でまあ普通にケースの上で漏らそうぜ!みたいなやつやねん。きつかったわ。
本当にボニーピンクさんのwater me何回も心で歌った。でもそんなユーモアも限界迎えだして天使みたいなナースの人になるはやで水をってお願いしたら20分くらい早めに来てくれた。本当に天使だった。。
水も1口飲めてトイレまで歩いてみますかでそのまま無事トイレも行けてほっとしたんやけど。
手術当日はなかなかの長期戦です。体がしんどいおかげで寝たり起きたりできるからまだマシだったかもですが。
個人的には喉の痛みはほとんどありませんでした。


入院3日目 術後1日目
「おはようございます採血です」
こんなモーニング採血セットも全身麻酔後の人間はびくともしません。
翌日朝食から食事スタートです。
五分粥とお麩入りの味噌汁と鮭ほぐしと牛乳だったかな。
朝ごはん食べれたら点滴外してやんよってことで
喉の痛みもこの時は扁桃炎のピーク時の痛みよりマシなこともありほぼ完食(牛乳嫌いやねん)したら
点滴さようならできました。きらきらきら~。
心電図の線もとれて晴れて翌日から自由の身体。
調子に乗っちゃいけないとは思いつつ結構楽で

普通にドラマ見たり
昼食は完食して(食べかけでごめん)

午後からはコンビニも行って
ご覧の通りめっちゃお湯ご飯なのでごはんで○よを買いに行ってみたり出来ました。

その後ベッドの上でiPadで作業したりしてました。

痛み止めに関しては内服で
食事の30分~1時間前に飲みます。
この日はなんとなく嫌な予感がして寝る前にも飲みました。

手術直後はぎりぎり聞き取れるくらいだった声も
普通に手術翌日から喋れる感じで出てました。
消灯前に息子とテレビ電話繋いで少しだけお話しも出来ました。

消灯後急に術後出血にビビりだし調べながら寝ました。
扁桃腺摘出手術の一番の脅威は個人的に痛みよりも術後出血だと思います、、
喉は粘膜なので術後は生傷で縫ったりができません。白いかさぶたがつくのを待ちそれが徐々に剥がれて傷は治っていくのです。膝の擦りむきと一緒。
その徐々に剥がれてほしいカサブタが何らかの影響で一気に剥がれてしまうと、喉から大量出血なわけですね。
これが起きると再手術再入院なわけです。
術後出血は10人に1人の確率で起こるようですが
退院のタイミングくらいが1番危ないらしいので
ソワソワドキドキ恐怖でございます。ええ


入院4日目 術後2日目

痛い。。痛いのです。。
夜中に何度か起きて、んんん?って思ってたけど
起床すると喉が。痛い。
痛さ的には扁桃炎喉の腫れがピーク時の飲み込む時の痛さです。
ピーク時だいたい太もも殴りながら水とか飲むじゃないですか。
術後2日目の朝は殴るまではいかないけど同等の痛みです。

すぐに痛み止めを飲んで安静にしてると
朝の診察で看護師さんが来ました。
痛みが増したことを伝え、「昨日喋ったりがだめでしたか?」と聞くと、会話程度の空気の影響で悪化することはないとのことで
まあ至って普通の痛みの経過だそうで安心です。
喉も赤くなっているものの出血等は見られず安心。
看護師って。天使。安心の看護師さん。素晴らしい。

こういう手術のブログ書くか悩んでたんですけど
思いの外、喉の痛みがつよくなってきたので
このタイミングで書き始めております。笑
全身麻酔の日とか記憶が曖昧ですが
少しでもこれから受ける人のお役に立てば。

痛みは半減された程度でしか薬が効かず
だけどよくなるために朝ごはん頑張って食べました。
術後2日目から米が全粥になってました。お湯ご飯からやっとお粥って感じです。
頑張ったけどお粥だけ半分残して
フルーツのオレンジが出てたから沁みるけどビタミンだーーと頑張って食べてごちそうさまでした。

朝食食べ終わって続き書いてますイマココです。

今日はこのあと丸2日ぶりのシャワーに入れるのが嬉しいです。

また経過更新致します💪🏻


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