長井秀和氏、政治家女子48党に「余裕で勝ちます!」れいわ新撰組からの出馬も否定。「宗教二世の宿命を果たす。宗教法人法で今こそメスを」
今年のクリスマスに運命が変わる人たちがいる。西東京市の市政を目指す政治家だ。2022年12月25日に投開票が行われる西東京市市議選。クリスマス選挙とも言われる。いち早く新人として立候補を表明したのがお笑い芸人の長井秀和氏(52)。
そんな長井氏が「れいわ新撰組」(山本太郎代表)から出馬するとの噂が絶えない。無所属で出馬との立候補予定を聞いていた筆者は西東京市内で街頭演説する長井氏に話を聞いた。
選管で調べてくださればわかること
ーーれいわ新撰組から出馬すると噂されていますが。
長井「れいわ新撰組から?それはデマです。選管で調べてくださればわかる事、無所属で登記してますから。」
ーーNHK党の立花隆志さんらが女性政治家アイドルグループをプロデュース、西東京市市議選に擁立すると記者会見を開きました。激戦区になりそうですね。
長井「余裕で勝ちます」
ーー西東京市は保守的で自民党系が市長をやったり、公明党の議員も多い。そして 隠れ統一教会信者がいると調査してる人がいます。その硬い地盤で長井氏が公明党批判をしています。
長井「選挙ってことを考えたら(保守)は確実に票を取るんですよ。ただ、今のカルトの問題が出てるところで、カルトがいいと投票すると思いますか?無党派層とかどこの支持か決めてないという人もたくさんいらっしゃいます。選挙に投票するときは(党員であっても)別の名前書いてもいいんです。エア投票です。創価学会としても投票投票!と言っておいて最初の読みの三分の一しか入ってないんです。「公明党?ああ、入れるよ入れるよ」と言って別の人に入れる、エア投票、偽装投票ってたくさんあるんです。
ーー投票所でじっと見てるわけじゃないですしね。
長井「そう、近々で言えば草加市で一ヶ月半ぐらい前に選挙あったんですが
軒並み自民、公明党の票が300票400票落ちてるんです。 草加市と西東京市が全く違うかというと、有権者の投票行動ってある程度似てくるんですよ。(似たような)影響はあります。」
宗教二世の宿命を果たす
ーーもう創価学会員ではない、会員ではない、脱会したと?
長井「脱会すると言ってしまうと、親兄弟、親戚が創価学会だから、影響が大きいんです。(その人たちの)立場が危うくなるんです。でも今、カルトの問題を有権者が思ってる時に、脱会を隠したまま政治活動をやる事はできない。(改革は)親兄弟を裏切ってもやらなきゃいけない。二世の宿命です。特に私の場合、ある程度名前があるから余計にね、宗教団体からすると目の上の大きな腫瘍。そして二世が宗教と縁を切れば村八分じゃない村十分です。親の葬式に行けないかもしれない。親子の断絶があるんです。」
創価学会、宗教法人法で今こそメスを
ーー山上容疑者が安倍元総理を銃撃した悲惨な事件があり、そこからパンドラの箱が開いて、カルト宗教、統一教会問題に波及した。そして宗教団体の政党が何で日本の第二政党なんだと。疑問が大きく広がっています。
長井「私はそこについては10年前から言ってますし。」
長井「法人格に関して宗教法人って活動内容の届け、活動の公儀、定款があるんですよ。そこに宗教活動の中に集票活動するなんていうのは書いてないはずなんです。公明党の議員のために票を取ってこい、なんて宗教法人格の取得の際に定款に載ってる訳ないんですよ。載ってたら法人格取れないでしょ?宗教じゃないんだから。宗教法人法の定款から逸脱したことをしてるのが創価学会なんです。法人格に基づいてないことをしてるんだから、総務省があなたたちは一旦外しますとすれば済む話なんですよ。ここで大きくメスを入れるチャンスです。」
政治家女子48党は敵じゃない!
ーー西東京市のクリスマス選挙、台風の目になりそうですね。国民民主党からも出ますし。NHK党の立花隆志さんらがプロデュースした女性政治家アイドルグループ「政治家女子48党」を市議選に擁立するようですが。
長井「一年半前から地べたを這いずり回るように地域を回っています、地域貢献も活動もしています。パッと出て票を取ってやろうというようなタレント議員と同じにして欲しくない。」
ーーありがとうございました。
2022年12月25日投開票日、西東京市のクリスマス市議選には国民民主党ほか多くの新人議員が立候補を表明、カルト問題で揺れる世相を反映する選挙になるのか、結果を注目したい。