性犯罪被害にあったらまずは警察へ!手厚いケアが待っています!民間を頼ってはダメ!!

性犯罪被害の支援を民間がやる話を最近あちこちで見かけるようになりました。そして性被害者の相談窓口センターの広告塔のような胡散臭い人物が現れ、性被害者をそちらに誘導するようようなメッセージを発信し続けています。

しかし、甘い言葉に誘われてはいけません。

狙われてるのはあなたの心とお財布です。

警察は24時間、いつでも被害を受け付けてくれて性被害者への手厚いケアをしてくれます。

「身体犯用被害者への手引」きをみてみよう

警視庁がサイトで公開している、PDFファイル「身体犯用被害者への手引」をみてください。犯罪捜査の流れ、送検から起訴不起訴になる流れ、裁判への流れが詳しく載っています。(以下、「被害者の手引き」と表記します)

◯性被害に遭遇した時の心の混乱のケア

◯被害を受けた時の医療支援

◯経済的な支援

等、手厚いケアが待っています。

○緊急避妊薬費用
○性感染症検査費用
○人工妊娠中絶費用
を、一定の条件の下、公費で支出しています。「被害者の手引き」p14より〜

とあります。条件付きなので、全てが公費を受けられる訳ではないようですが性被害に関わらず、犯罪被害に遭遇したら公的な援助に頼るのがいいでしょう。重篤な障害が残った場合は

「被害者の手引き」のp15で紹介してある「犯罪被害給付制度」があります。とにかく何でもその場の警察官に一切の事情を話す事。

婦人警官が病院まで付き添ってくれる

警視庁の広報課に問い合わせをしました。それによりますと、性被害の相談を受けたら婦人警官が病院まで付き添って上記の適切な対処をしてくれます。なので、性被害に遭遇した時は一刻の猶予もなく、警察に連絡して相談しましょう。

警察は精神的なサポートもしてくれる

○警視庁犯罪被害者ホットライン
03-3597-7830 ( 月~金 8:30 ~ 17:15)
※ 土・日・祝日、年末年始を除く 

心の相談窓口もある。

性被害に限らず、犯罪被害からのストレスに悩む被害者のためにカウンセリングも行なっています。担当の捜査員(刑事)に相談してみましょう。日本は性犯罪被害者の心の傷を放置したまま、無機質に捜査が進むような、そんな冷たい国ではないはずです。


公益社団法人被害者支援都民センター 

「被害者の手引き」p21では東京都民向けの被害者支援センターを紹介しています。東京以外の都道府県にも、似たような支援センターがあるはずですから、居住地区の県や府に問い合わせてみてください。

このセンターは東京都公安委員会指定とあります。匿名でも性被害を相談でき、FAXやメール、面接相談にも応じていて、フレキシブルな対応といったイメージ。これなら安心ですね。

http://www.shien.or.jp/other/pdf/leaf01.pdf



「被害者の手引き」p25では犯罪被害者のために様々な相談センターを紹介しています。

上記リンクは性被害の相談センター代表連絡先です。諸々、寄付で活動しているようですね。

まとめ

如何でしたでしょうか?性被害は男女問わず、深刻な悩みですが、女性の場合、特に望まない妊娠の可能性など、より深刻化しがちなので、躊躇せずに、警察へ相談してください。そして、もしもそこで理不尽な扱いを受けたら、無料相談の弁護士会など、信用できる団体に相談してください。

犯罪被害で心が弱っている時に、派手な広告塔に釣られて、怪しい新興団体などに頼り、いつのまにかお金もプライバシーも握られて、人生真っ暗、なんて悲惨なことにならないように。

性被害にあったら、まずは警察110!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?