伊藤詩織さんの控訴審裁判情報について 少し動き出しました。

伊藤詩織さんと山口敬之さんの裁判ですが一審で勝訴判決を伊藤さんが得て、山口さんの反訴の訴えは退けられました。

これを不服として、山口さんが控訴、ステージは東京高等裁判所に移りました。



事件番号 東京高等裁判所24民事部 [令和2年(ネ)472]
原告 山口敬之 被告 伊藤詩織


裁判の進行状況ですが令和2年4月23日に第一回口頭弁論が開かれるはずでしたが、コロナウイルス感染拡大の防止のために発令された緊急事態宣言の影響で裁判所が機能停止しましたので、取り消しになりました。

それで、今後の流れですが、高等裁判所に問い合わせたところ、裁判進行協議手続きが行われることになりました。これは7月16日に午後二時三十分からですが、非公開だそうです。

ですので、傍聴等はできませんが、今、裁判は動き出しています。 SNSでは山口敬之さん、伊藤詩織さんを応援するハッシュタグが拡散されていますが、高裁で判決が覆される可能性も排除できません。最高裁に関してもそうでしょう、一方的な一審を絶対視する先走りした言動は慎むべきだと思います。

もし、このnoteを見ている人が伊藤詩織さんを応援したければ、「逮捕状取り消し事件」について、注目した方がいいと思います。

逮捕状が発布された。これは事実であろうと思います。しかしながら、山口氏は逮捕されなかった。これは少なくない人数のジャーナリストが追及し、院内でも質疑が繰り返されています。

これを個々の市民が追及するのは並大抵のことではありません。これらを追及する弁護士、ジャーナリスト、国会議員をまず支援するのが効果的だと思われます。

今、伊藤詩織さんは山口敬之さんから刑事告訴を受けています。犯罪の事実がなかったのにレイプ被害を告訴されたということでしょう。刑事罰を受けていないという主張で身の潔白を立てています。山口氏「法に触れる行為はしていない」

ですので、実効的な応援の方法としては「伊藤詩織さん逮捕状取り消し事件」について検証し、隠された捜査機関の真実を暴く、ということが大事です。

民事裁判の進行途中で一方的に被告原告を誹謗中傷するような、またはどちらに関しても過度に神格化して応援するような行為は慎むべきです。

原告被告双方の尊厳も人権もSNSで潰し合い、奪い合うような場外乱闘は法治国家の否定につながります。まずは審理の進行を見守りましょう。

警察の捜査権に手を突っ込んで掻き回した人物は誰か?何故か?この事件に必要な追及するポイントを見失わないようにしたいと思います。

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