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6月11日記者会見「弁護士法人ベリーベスト法律事務所」の酒井将氏との質疑応答。何故、手数料が一律19万8000円なのか。A法律事務所のスパイを刑事罰にしないのは何故か?

「弁護士法人ベリーベスト法律事務所」の代表と弁護士が同事務所に下された東京弁護士会の懲戒処分を不服として日弁連に6月11日付けで審査請求を出し、同日、都内で記者会見を行いました。

写真は代表の酒井将氏と浅野健太郎氏、二人は弁護士の裁判費用を募金する弁護士らが作った「一般社団法人リーガルファンディング」の理事でもあった。

資料によると、酒井氏らは産業スパイに資料を持ち出され、虚偽の内容で東京弁護士会に懲戒請求されたと主張しています。懲戒審査ののち、「弁護士法人ベリーベスト法律事務所」と酒井氏、浅野氏には業務停止半年という厳しい処分が下されました。これは不公平不公正不正義であり、重大な事実誤認と誤った独自解釈によるもので、この処分の取り消しを日弁連に求めています。

この日の記者会見列席者


丸山和也 弁護士(左手)
阿部泰隆 弁護士(右手)


酒井将(業務停止中)(左手)
 浅野健太郎(業務停止中)(中央)
辻洋一 弁護士(右手)
 

(急に画像が貼れなくなりました。しばらくお待ちください)

ーーー質疑応答ーーー


上田:何故、一律に19万8000円なんですか?司法法人新宿事務所への手数料だとしたら事件ごとに、これは(書類が)20%できてるからいくら、これは丸投げだからいくらと、手数料が変わるはずです。

丸山:いい質問ですね!

上田:東京弁護士会の会長声明ではベリーベストは事件の買取をしていた。これは非常に悪質だと。それは手数料が一件につき一律の金額だったから、買取だと判断されたのではないですか?

酒井:(少し聞き取れず)紛争の事件の規模によって報酬が変わったりするんですけど、司法書士が今回やってる仕事は代理業務じゃなくて、調査業務と訴状の書類作成業務で、やってる事っていうのは140万超えてる過払い金が発生しているような事件の利息の引き直し計算。これが調査業務。それについての訴状の作成なんで。比較的全部ほとんど似通ってる仕事なんですよ。論点とかもそんなにパターンがあるわけではないので、ほとんど定型化しているのでしかも毎月大量にあるんです。

この事件はこれぐらいの作業量になるので見積もっていちいちやるよりも、そんなに変わらない仕事なので一律に金額を設定した方が合理的である。そういう判断でやっています。

中略

上田:懲戒請求をした人間がスパイだった。ライバル法律事務所のスパイが(ベリーベストに)派遣されてデータを抜き出していた。中身もかなりでっち上げだったという事ですが、本当にベリーベストに非があるならこれは公益通報ですが、そうでないでっち上げな部分であったら反社会的な行為として行政的な措置とか法的な処分をお考えですか?

酒井:スパイに対してですか?

上田:悪質な営業妨害ですよね、もし(告発が)嘘だったら。

酒井:それに関しては私が調べて証拠が固まってまして、その弁護士と法律事務所を昨年の9月20日付けで東京弁護士会に懲戒請求しています。

上田:?その人物は?弁護士さんなんですか?

酒井:事務職員です。

上田:その人物に対しては何か刑事措置とかは取らないのですか?

酒井:事務職員はやってないです。

上田:それは何故ですか?

酒井:それは要するに手足だからです。

上田:ただの使いパシリですから刑事罰はやらなくてもいいと!?

丸山:それについては、個人的な意見としては、仰るように、本人対する民事刑事の手続きを取るべきだと。私は思うんです。その方がスッキリしますし。

上田:解りやすいです。

丸山:当然本人は否定しますよね。証人が要ります。そういう人たちが弁護士事務所に勤めていたりして証拠はくれるんだけど自分の名前を出さないでくれとか、Aの法人の方はこういう悪質な事をやるもんだから、(協力すると)報復が怖いとか、そこは、私なんかはやれと言ってるんですが、決定する本人の方は(酒井氏は)慎重にやってる。


酒井:あのー懲戒請求だけ先行してるのは、除斥期間の関係なんですよ。その行為から三年が経っちゃうとできなくなるんで証拠がまだこれからも増えるだろけども、とりあえず懲戒請求を先行しています。民事刑事の手続きはまだ時効が完成してないですから、十分に証拠を集めてから固まれば、当然、そういった措置も取ろうと思っています。

上田:順番を、ステップ揃えてからという事ですね、ありがとうございます。

記者会見に臨む酒井将氏。

終始、東京弁護士会の処罰に納得がいかない様子で憮然としていた。

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