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安倍晋三暗殺事件。    本当の責任者は誰だ?7月最後の日に【奈良県警の不祥事裁判】

はじめに。


7月7日の都知事選で世論が揺れ、26日から始まったオリンピックの話題で一色の7月が終わろうとしている。

都知事選投開票日の翌日8日は2022年に安倍晋三元首相の命日であったがNHK党が掲示板の権利を販売したり、政見放送て服を脱ぎ出す候補を擁立したり等の話題でかき消されワイドショーなどで取り上げられる事は無かった。

首相を七年勤めた政治家が選挙応援中に、白昼堂々、撃たれて絶命したのであるから、毎年命日には様々な形で事件検証する報道番組が組まれても良さそうだが、一向に作られる気配がない。

安倍晋三元首相暗殺の責任者は誰だ?

原因は何だ?教訓は何だ?どんな人でも納得できるような社会的視点で歴史的事件を検証していく事をしていかないと

公判が捗らず陰謀論が氾濫

もっとも暗殺者山上徹也の公判は2023年1月13日に起訴されて以来、少しも捗っておらず、マスコミは裁判の結果待ちと言うところなのかも知れない。 
巷には『スナイパーは他にいる!』『サンワシティ西大寺ビルの屋上にスナイパー小屋があった!』などのデマが飛び交い、YouTuberやインフルエンサーが陰謀論を展開している。

しかし、警察の調査報告書、ニュース解説など見ると根拠の無い陰謀論と分かる。

不幸な偶然が重なる現場


①安倍晋三元首相の応援演説が急遽決まる
②この日、警備担当する奈良西署は不祥事の為記者会見を開く予定だった。
③自転車に乗る男が間近を通った。(大きな爆発音を出した)
④安倍晋三元首相が到着すると、指示により警備配置が動き背後がガラ空きになった。(警備空白)

など。どれも原因の一部と思われるものを書き出すと、偶然がいくつも重なって出来た警備の穴である。この穴に山上は入り込んだ。

つまり、人為的に偶然を作りだす事など出来ないからこれは山上の単独犯行であると真実を導き出す事ができるのだ。

訴えられた奈良県警、敗訴確定

安倍晋三元首相の警備を担当した奈良西署ではこの日(8日)記者会見が行われる予定だった。

内容は令和四年1月7日、署内で5発の実弾紛失事件が発覚した。ところが令和2年の実弾交換時に納入数量の確認ミスであり、実弾は紛失していなかった。にも関わらず、奈良県警西署は7日に実弾点検業務を行ったA署員を犯人と決めつけ、厳しいい取り調べをした上に「お前がやったんやろ」「犯罪者の目をしている」など侮辱発言を取り調べ中に繰り返した。

容疑をかけられたA署員は冤罪を訴え、配布ミスや点検ミスを訴えたが聞き入られず、家宅捜索が行われ、妻も取り調べを受けた。さらに親族の貯金を調査するぞ、など心理的圧迫を加えたのでA署員はうつ病を発症、休職を余儀なくされた。

それについて、A署員は奈良県警を訴えのである。判決は令和5年8月31日に言い渡された。A署員に対し、355万8375円払えとの賠償命令が出た。県警は控訴せず、判決は確定した。このような署があの日の警備担当だったのは日本の不幸というほかない。

何故、安倍晋三元首相は暗殺されたのか?

それは警備配置のミスであり、不祥事を起こす奈良県警の怠慢体質だからである。そしてこれは事実だ。

警察報告書

https://www.npa.go.jp/bureau/security/kennsyouminaosihoukokusyo.pdf

警察機構の見直しは出来るのか?

再発防止の為にあの日何があったか?を記録し続ける事が大事だ。また、警察の内部の不正を捜査する独立した組織が求められる。(FBIのような)


そしてスナイパー小屋などの陰謀論は故人をオモチャにする事に繋がり、安倍晋三氏に対して大変失礼な事であるので厳に慎みたい。





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