見出し画像

再び被告となったリーガルファンディングについて

弁護士が作った「一般社団法人リーガルファンディング」がまた訴えられた。(以下、リーガルファンディングをLFと表記)

LFの運営者は複数の弁護士ら。裁判費用を支援者の募金によって賄う事が目的で、二回とも「大本事件」で被告になっている。

被告となった原因はいずれも「名誉毀損・信用毀損・営業毀損」と言う弁護士が訴えられるには恥ずかしすぎる内容だ。訴訟の内容

大本事件と言うのは下記①を参照の事。

愛媛県松山市の農業法人、Hプロジェクトが運営していた農業アイドルグループ、愛の葉Girlsの人気メンバーだった大本萌景さん。※Hプロジェクトとは、萌景さんが生前に在籍していた愛媛県の農業法人。大本家から萌景さんの自死に責任があるとして第一訴訟で社長「佐々木貴宏」氏と従業員と法人が被告。以下、Hプロと表記します。


萌景さんは  Hプロが催す地産地消のフェスティバルなどで、農産物のPRにつとめ、歌や踊りを披露していた。

萌景さんは16歳で2018年3月21日に自宅で縊死した。遺族によると彼女が所属していたHプロジェクトが萌景さんに対して長年のパワハラを行い、進学直前に学費貸付の撤回をしたという。萌景さんはそれを苦に自殺したとして、賠償を求めて遺族と事務所が争っている裁判である。ニュースソースはこちら


LFはHPに「訴訟に向けて動いているが資金が足りない!と困っている人を、募金で支援するサービスです」と書いている。

萌景さんの自殺の責任を争う大本事件はLFの第一号案件である。裁判内容などをHPに掲示しながら募金を募っているが、LFを訴えた原告によると募金を募る訴訟内容が「事実ではない」ため、名誉と信用を傷つけられたと主張している。

そもそも大本家は裁判できない資本のない家なのか。愛媛県松山市でごく普通の一軒家に住んでおり、母親は専業主婦である。

リーガルファンディングのプレスリリースはこちら

大本家は萌景さんの学費が出せない家庭だった。だからHプロに学費を借りに行ったんだ。Hプロから「アイドルやめるならお金は貸せない」と言われた、だから萌景さんは絶望して自死したんだ。だからHプロを訴えるんだ、だからお金が必要だ、だからリーガルファンディングが必要なんだ、そういう主張だと聞いたし、またHPでもそのように書いてある。


だがこの裁判、蓋を開けたら違っていた。

学校に行けないのはHプロが加重労働させて学業を阻害したからだ、進学資金さえ貸してくれなかった極悪事務所だと。社長に「辞めるなら一億払え」と言われたと大本家と弁護士は主張した。それでリーガルファンディングには三百万近い金額の募金が集まっている。

AERAの記事では月に二十日働長時間でかされ、賃金も殆どもらえなかったという。


ところが、Hプロが裁判で出した証拠では萌景さんのアイドル活動は月に10日程度。

それはそうだ。愛媛県で平日に終日ハードなスケジュールが詰め込まれるほど農業アイドルに仕事があるとも思えない。オタクの人口密度が日本一の東京でもAKBなどの別格は例外として、平日の昼間にアイドルイベントをやる事はそうそうない。

また学費についても、すでにHプロは萌景さんが希望した高校の入学金も事前に貸し付けていた。これは出金伝票を確認した。

リーガルファンディングはファンディングを裁判に運用するに当たって審査する審査員がいると言う。多数の有識者がいると言う。

リーガルファンディングは有識者でまとめられた素晴らしい審査員(棒)がいるはずである。大本事件をLF で扱うにあたり、審査があったはずである。「有識者たちの」審査の議事録があるはずである。

ところが弁護士らに聞いても何も答えない。答えられないのだ。

酒井将氏はリーガルファンディングの共同代表理事の一人。ベリーベスト法律事務所の代表弁護士だが、「非弁提携」の事案で東京弁護士会から業務停止半年の処分を受けて業務停止中。私との対話はツリーを参照のこと。




もうすぐ全ての裁判資料の閲覧制限が解除される。

LFの弁護士たちは募金で行う裁判に最初は訴状さえ隠した。あの二束三文の訴状で三百万集めた弁護士たち。これは訴訟詐欺なのか?

遺族と弁護士、どちらがどちらを利用したのか?「大本事件」とは弁護士の信託を使ってマスコミを使い、人を悪人にして賠償金と募金を巻き上げる計画の刑事事件案件なのか?

LFと「大本事件」はどこかにファクトの捩れがある。つまり、大本家が「Hプロに萌景さんの学費を借りた事」が「大本家は貧乏で学費を人に借りなくてはならない家庭だ、だからリーガルファンディングが必要だ」の印象操作だ。

大本家が萌景さんの学費を被告Hプロから借り出した本当の理由は他にあるわけだ。大本家はご両親とご実父は健在であり、貧乏ではない。

しかし、その「印象操作」は リーガルファンディング の資金集めに絶大な効果を発揮した。誰かが、大本家が萌景さんに学費を出さない事を「リーガルファンディングを適用しないと裁判できない原資のない家庭」として印象操作した人間がいる。それは誰か?

もうこれは訴訟詐欺として司法に委ねる案件か?
ろそろそういう議論に入ったほうがいいと思う。
ごちゃんでヒソヒソと話す段階ではないと思う。私も名誉毀損で「事件の関係者に昇格」するかもしれないが、構わない。今までの不開示だった裁判資料はプレスリリースで手に入れている。(ブログで公開済み)それを乙号証にして本人訴訟で戦うつもりだ。

もちろん、裁判資料、訴状や乙号証、陳述書はここに公開しながらやっていくつもりである。

裁判費用がかさんだら、募金も考える。(嘘)

①愛媛県の農業アイドル・大本萌景さんがが2018年三月二十一日に自宅で自死した事件だ。これを遺族が所属事務所「Hプロジェクト」に責任があるとして2018年10月に記者会見を開き、「Hプロジェクト」の社長である佐々木貴宏氏と従業員を約一億円で訴えた裁判である。



TOP画像はイベントではしゃぐ在りし日の萌景さん。とても長年事務所からパワハラを受けて過重労働に悩むようには見えない。いどちゃんさんより提供




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?