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小池百合子の疑惑 カイロ大学に社会学科はあったか?検証

小池百合子都知事が学歴詐称してカイロ大学を卒業したと嘘をついていると騒ぎになっている。

今月発売の月刊『文藝春秋』で元側近の小島俊郎氏が「学歴詐称隠蔽工作に加担した」と告発したのだ。

読んでみると在日エジプト大使館のfacebookに掲載された「小池百合子はカイロ大学社会学部を卒業しており、卒業名簿にその記載がある」等の学歴詐称疑惑を払拭させる文面は同じ元側近のジャーナリスト(当時)A氏らと画策して創作したものだ、と書いてある。

確かに文章はカイロ大学から発出されたものでは無いかも知れないが、それがすぐさま学歴詐称の証拠にならない。

東京都は今年7月に都知事選を迎える。この時期に分かりやすい情報戦が勃発している。

さて、SNSでは小池百合子がカイロ大学に在学した時期は社会学部、もしくは社会学科がなかった、これこそ小池百合子が学歴詐称した動かぬ証拠と言わんばかりに様々なアカウントがこの情報を拡散させている。


2016年の都知事選で 渋谷駅

https://x.com/uzzi0323/status/1778727726670848087?s=46&t=y0gbKI0DlPfCcaUpcyBC1Q

これに対する反論

それに加えて小池百合子暴露本の『女帝』には同居人の女性が告発する形で小池百合子がカイロ大学での進級試験に落第して、思い余ってアパートの同階にいたカイロ大教授の部屋に駆け込む描写がある。文学部の教授だが、社会学科の先生でもあって追試を受けられない事を告げられる。
(p.101)
つまり、同居人の女性は小池百合子が社会学科の教授と話した事を記憶している。

もう一つ。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/58851から


筆者は、小池氏が卒業したとしている1976年当時の文学部社会学科ではどうだったかを確かめるため、カイロ大学文学部社会学科を訪れて話を聞いた。その回答は「社会学科では1976年当時、卒論が必須で、現在もそれは変わらない」というものだった。

ここでも「小池百合子がカイロ大学在学当時に社会学科が存在し、卒論が必須だった」と書かれているので、在学時に社会学科が存在しないと言うのはこれは明確なデマである。

ただし、小池百合子が本当にカイロ大学を卒業したかどうかは分からない。
しかし、いい加減な情報がダラダラ出て来るところを見ると、どうしても小池百合子を都庁から追い払いたい界隈が雑誌とXを駆使して世論を煽っている可能性は高いだろう。


2016年の都知事選で 渋谷駅にて


側近の民主主義を守る為に学歴詐称を告発したと言う主張もちゃんちゃらおかしい。かれらは、公職選挙法違反の時効までずっと黙っていたのだ。女帝の側近として甘い汁を吸いながら。

元同居人と側近に立て続けに裏切られる女帝。順調だった「女の出世すごろく」のあがりは近そうだ。




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