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パートナーと暮らす

 昨年11月に、長野県松本市に友だちと遊びに行った。松本市内の湧水に感動し、こんな水が毎日飲めるなんて最高だなあと感じた。

 ここ松江市も宍道湖や中海がそばにあり、ここに住む鴨たちは、岸辺をとことこ歩いていたかと思ったら、ポチャンと堀川に入ってみたり、日本海からの風が吹き荒れた後は、落ちた実を食べに川岸にあがってきたり、安心して過ごしている。水道水もおいしく、湧き水もある。先日、真名井神社の湧水を柴犬の源ちゃんと遊びに行ってお水をいただいた。とてもおいしかった。また、天気のいい日は、鳥取県の大山も見え、心が豊かになるのを感じる。自宅の窓からは、素敵な松本の宿「松本はなれ」で見た風景に似た町とAEONが見える.......松本市と松江市は、どちらもかつて城下町で、今もそこに住む人々は自然と調和して過ごしている。

 松本城下を観光した次の日。松本のとなりまち、安曇野にある「お野菜懐石&Organic cafe」にランチに連れて行ってもらった。そこで、おいしい食事をいただた時、なんだかその土地のパワーを感じ、「ここで、暮らしたい。」と思った。

 なぜなら、私は、湧水や土地が持っているエネルギーを感じたから。

 例えば、湧水が町のあちこちに湧いていて、それが生活の中で人々は大切に使っていたり、生活のすぐそばに北アルプスや中央アルプスなど2000~3000m級の山々がある。河岸段丘の町や北アルプスから運ばれた砂礫によってつくられた扇状地もある。そんな湧水や土地に魅力に感じるのだ。

 先日、ある募集があり、1人で安曇野に暮らすというが好条件が目の前にぶら下がった。しかし、どこか自分の中でパワーがもうひとつ湧いてこない。ウキウキ♡はするのだが、ワクワク♡とまではいかない。私は、ここ松江に来てまだ1ヶ月しか経っておらず、まだこの土地を味わえてないからかと思っていた。そんな中、統合個人セッションで、「幸せのあり方」を問われ、セッションが終わったとき、答えは自分の中に出ていた。その中で、パートナーと一緒に薪割りをしている風景がイメージできたのだ。私は、1人で体験するより、2人で体験する方が自分に一致するんだなと感じた。

 もし、統合を深めていなかったら、自分でどんどん話を進め、1人で安曇野に行っていたかもしれない。それも1つの選択だけどねえ。

 「おもしろいなあ~」、そう感じた。

 だから、パートナーと旅行するなど、安曇野や北アルプスや中央アルプスの魅力を味わってからでも移住を考えるのは遅くない。薪ストーブの周りで火を囲むように、2人で会話を楽しんでいくこと、それが幸せだと思う。

 読んでくださってありがとう♡            つきまる

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