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5回目のソロキャンプ(定山渓)

なんかすごく長くなってるので、
もはやある種の読み物としてどうぞ…(笑)

1.定山渓

札幌の奥座敷といえば定山渓。
そう、札幌市内である。
札幌の南区は広い、ほぼ山だけど。

定山渓と言えば定山渓温泉、そして少し行くと豊平峡ダム。
7月の、2回目のソロキャンプで訪れたのは
【定山渓自然の村】だった。
あそこはいいキャンプ場だった。

定山渓は「支笏洞爺国立公園」の中にあるので、本当に、自然がものすごい。
語彙がひどくてどう説明したら良いんかわからないけど。
まあ、今回のソロキャンプの地は、そんな定山渓にこの夏オープンした、
【定山渓キャンプ場:晴好雨喜SEICOU UKI】である。

2.晴好雨喜SEICOU UKI

存在を知ったのは、ソロキャンプデビューを果たして少しした頃か。
次はどこのキャンプ場に行こうかとか、色々調べているときだった。
そんな時、たまたま、クラウドファンティング成功とか、そういうのを見て知った。
8月にオープンすると聞いて、公式サイトに飛んだのだ。

公式サイト 晴好雨喜SEICOU UKI

インスタグラムもフォローして、開拓の様子も拝見した。
キャンプ好きなご夫婦が、自ら重機を操作して、山を切り開いていった。
凄まじい情熱だ。
小さなお子さんもいるようだ。

その熱に憧れ、9月と10月に予約を入れた。

場内マップを見ると、利用サイトは4種類あり
・フリーサイト 500円
・ブッシュクラフト 1000円
・プライベートサイト 1500円
・オートサイト 2000円
サイト利用料の他に入場料として、
大人800円、小人400円、幼児無料となっている。

ブッシュクラフトは現在準備中とのこと。

受け入れ数が限られていて、フリーサイトも5~6組のようだ。
オートサイトは3組、プライベートサイトも3組。

気になるのが、プライベートサイト。
説明を見ると、周りからは見えないし、こちらからも見えない。
木立などに囲まれた、独立したスペース。
他のサイトから距離もあり、声もあまり届かない。

何だその素敵な空間!!!

ということで、9月にプライベートサイト、10月にフリーサイトを予約したのだ。

だが御存知の通り、9月は別のキャンプ場へ行った。
せっかくキャンプするなら、色んな所へ行ってみたかった私は、
9月をキャンセルして、10月にプライベートサイトで再予約をしていたのだ。
結局9月は滝野オートキャンプ場は行けなかったのだけど。

3.10月という季節

9月のキャンプは、夜肌寒かった。
10月はもっと寒いだろう。
木々は秋の色に染まり、日が落ちるのも早い。
なんと言っても、天気がコロコロと変わりやすい。

9月のキャンプの後ずっと天気予報を見ていた。
ルルドのホットエリアじゃダメだと、電気敷き毛布を購入し、
コットを購入し、2枚重ねするための寝袋も買った。

その日が近づいてきて、当初は雨の予報だった。
でも10日以上先の予報だ、曖昧だ。
晴れろ晴れろ、せめて雨だけは降るなと祈りながら日々を過ごした。

予定日は10月末。
私はいかんせんハロウィンが大好き過ぎるのだけど、
子供の頃に、ティム・バートンの「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」という映画を見たのがきっかけだと思う。
我が家の女性陣はみんな大好きな映画で、ナイトメアのグッズがあるとちょっと考えてしまう(ほしいかもしれない、と)
何年か前にビレッジヴァンガードでミニフィギアのガチャが出たときはコンプリートしたくらいには好きである。

まあそんなわけで、ハロウィンの飾り付けをしようと思い立ったりしちゃったわけだ。
だって10月はハロウィンマンスリー、全力で楽しむしか無い。
(でも10月末は寒すぎた、来年は中旬か上旬に)

4.キャンプ準備

なんだかあまりにも物が増えてしまった。
いつもの装備に加え、
・追加の寝袋
・電気敷き毛布
・毛布
・冬用敷パッド
・フリース大判ひざ掛け
・大判バスタオル
・電気ひざ掛け
・カセットガスストーブ

ダイソーの400円のファスナー付きの収納ケースを2つ買い詰め込んだ。
もうパンパンだ。

着替えも、日中あたたかいと薄着になるので、
寒くなってから重ね着するためのパーカーや、ヒートテックインナーを何枚も旅行バックに詰め込んだ。

なんかもう上から下までワークマンになってしまったのが面白すぎる。
前日の夜に防寒ズボンを買いに行ったりもした。

ワークマンの防寒ズボン、ほんと優秀でおすすめですね。
STRETCH(ストレッチ)マイクロウォームパンツ
これほんと良くて、でも色によって表生地の素材が違うので、キャンプで焚き火するなら綿98%のダークテラコッタ・ダークグリーンの二択になるんですよ。
最初気づかなくて、コーデュロイサンドとインディゴネイビーを買ったんですけどね、
コーデュロイサンドなんてポリエステル91%なもんで、当別でデイキャンした時、飛んできた火の粉があたってあちっ!てなったし黒い焦げ跡付きました(笑)

まだインディゴネイビー綿64%のほうがマシでしたね。
デニムホワイト・ミックスブラックが綿73%なので少し迷いました。
ほら、黒は蜂とかよってくるって言うし、デニムホワイト、かっこいいじゃん…

結局前日に買ったのはダークテラコッタなんですけどね。
ダークグリーンが好みだったけど上に着るのがグリーンだったので、何だこいつ虫みたいな格好しやがって、みたいな感じになるのでやめておきました。

素材が違うと重さも違うんだな!
綿は軽い!
買った防寒ズボンは通勤にも使えるので良いなと思います。
(正式には防寒パンツ)

10月の定山渓の夜はホント寒いので、夜間の防寒用に
DIAMAGIC DIRECT(R)(ディアマジック ダイレクト)綿リップ防風防寒パンツ
というのも購入しました。これは表生地綿100%!
サイズがMからで、上記のズボンはSサイズで買ったけど、その上から履く分にはMサイズでちょうどよかったです。

他には前に買った綿パーカー(緑)と、
ダイヤフリース裏アルミジャケット(緑)を持っていきました。
アルミジャケット、めっちゃ暖かくて、普段でも裏地のツイてないジャケットの下に着て通勤してます。
アルミジャケットの上に綿パーカーを着るというスタイルが私には合ってるようです。
首周りもあったかい。

9月のキャンプのときは防寒に手を抜いてしまってたので、今回はめちゃめちゃ気合を入れています。

5.当日、出発~

さて、当日の朝眠すぎて、起きるのを予定より30分遅らせました(笑)
なぜなら前夜、遅くまで探しものをしていたので…
結局現地でキャンプ道具の中に紛れ込んでて笑った。
カーシェアの予約時間もずらしてから二度寝した。

8時になんとか起きて、朝食を済ませ、持っていく食材やお米をカゴに入れて、
お肉と飲み物をクーラーボックスへ。
今回は焚き火を肴に飲むぞ!と気合を入れてお酒は3本用意しました。

9時前に車を取りに行き、マンション前に持ってきてせっせと荷積みです。
車はいつも借りてるフィット。
後ろはもちろん、後部座席にもアレヤコレヤをぎっちり詰め込んで、何なら助手席にも置くし(笑)
正直これだけで結構疲れる。
搬入搬出のときだけでいいから誰かに手伝ってもらいたい。
先日のデイキャンで一緒に行った友人が、設営に手伝いだけのバイトとかしようかなとか言ってたけど、搬入搬出の手伝いバイトをしてほしい(笑)

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結局9時半くらいに出発することに。
私の家から目的地までは1時間位かかる。
チェックイン11時半なのでもっと遅くても良いんだけど、紅葉シーズン期なので少し早めの出発。
キャンプ場に行く前に寄るところが。

6.カフェとカレー、そしてキャンプ場へ

中央区から旭ヶ丘を通過し、真駒内を過ぎ、小金湯を通る。
ただひたすらに国道230号を行く。
キャンプを終えたら、小金湯のまつの湯で温泉に入ってお昼を食べて帰るんだ、と予定を立てていた。

まずは定山渓温泉の、カフェに寄る。
前回の定山渓キャンプの際に教えてもらって立ち寄ったコーヒー屋さんだ。

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ドリップコーヒーと「おいしいねこのて」というおやつを買った。
キャンプ場でのおやつに。
あとコーヒータイムをここで早々に設ける。
コーヒー美味しい。

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20分ほど、運転の疲れを癒やし、再び車へ。
一度、定山渓温泉を離れ、豊平峡温泉へ向かう。
食堂は11時開店。
丁度よいくらいだけど席は満席、並ぶ列もできていた。
ここでなすとトマトのカレーをテイクアウト。
ナンが付いてくるよ、でっかいナンが。
これをキャンプ場で設営前に食べようと思ってだな。
というか豊平峡温泉のスタッフさんにイケメンがいるので毎回ちょっとびっくりする。

おお、イケメンだな…ってなる(笑)

実はこの豊平峡温泉にも、オートキャンプ場があるのだ。
利用時は温泉に入り放題という特典がついている。
ただキャンプ場としてどうかと言われると微妙なところかもしれない。

そんなわけで本格的なインドカレーをテイクアウトして、再び定山渓温泉の方へ戻るのだ。
大橋を通過しようとしたらなんか路駐が多くて、なんだ?と思ったら絶景だったので、私も少し行ったところで車を停めて撮影しました。
紅葉は終わりかけだけどめちゃめちゃ素敵な眺めだった。
一週間早かったら…

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そこから少し先に進んだところで、何の看板もないけれど、キャンプ場へ入る道が出現する。
11時半はとっくに過ぎていたので、何組かすでにチェックインして設営を始めていた。

7.キャンプ場到着~設営

私もチェックインをしたが、後から来た常連さんに受付を譲り、設営開始が少し遅れてしまった。
これはしょうがないことで、初めての私が先に受付をすると、場内の案内なども含めて、常連さんより長い時間が必要となる。
だからこの場合、ある程度把握してる常連さんに先を譲ったほうが効率が良いのである。

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心に余裕があるときは、こういうのも理解できるし許容できる。
余裕がないときはイライラしちゃってだめ(笑)

という訳で待ってる間トイレを使ったり、場内をブラブラと見て回ったり、
良い気分転換になったと思う。
場内は前日までの雨で結構ぬかるんでいたりしたものの、
落ち着いた道もあるのでなんとかなりそうな感じ。
キャンプ場のオーナーご夫婦の奥さんの方が今日は常駐していて、旦那さんは本業が美容師と言うことで土曜日は不在だった。
奥さんは、一人で、あっちへこっちへと走り回って、利用者の案内をしてる。
すごいバイタリティだ。
なんかもう、なんか、オーラがすごい。
かっこいい。

そんなこんなで受付を済ませた。
プライベートサイトを、二泊扱いで。
というのも、今回は荷物が多いので、撤収に時間がかかるような気がしたのだ。
チェックアウトは11時。
今までなら2時間ほどかかってるので、9時前にはじめればなんとかなるのかもしれないが、
少しの不安があったので、翌日にデイを追加してもらえないだろうかと問い合わせしたら、二泊扱いにするのでゆっくりどうぞと。

あと、薪を購入。
おしゃれなかごに入れて渡してくれたので運ぶのが楽であった。

前述したように、前日まで札幌は雨の日が続いており、各所がぬかるんでいたりした。
そのため、いくつかのサイトはまだ使用が厳しい感じで、
受付からかなり離れた、オートサイト側にあるこじんまりとしたサイトを、どうですか?と案内してもらった。
周りが笹薮に囲まれて、入ってしまうと他の利用者はほぼ見えない。
離れた隣のサイト利用者のテントの頭が見えたが、そちらを背にしてしまえばもう見えるのは山と空だけ。

一人だし、テントもソロティピー1だし。
十分ではないか。
この場所でオッケーです♪

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プライベートサイトは、木立などで覆われたサイトの、入り口の前に車を停めることができるので、
受付前に停めていた車に乗ってそこまでゆっくり移動。
とっても広いキャンプ場。
ここを、5夫婦二人で開拓したという。
いやマジですごすぎるでしょ。

車を停めたら、荷物をキャリーワゴンに積んで、せっせと搬入である。

が、その前に。

8.昼食タイム、そして設営

スゴイッスと、アルミ三段ラックだけ運び込んで組み立て、先にテイクアウトしたカレーを食べることに。
もう12時なんてとっくに過ぎているのだ。

豊平峡温泉のオーナーは、もともと札幌市内でインドカレーのお店をしており、ネパール人のシェフを何人か雇っていた。
豊平峡温泉をはじめる時に、インドカレーのお店の従業員もみんな連れてきて、温泉の食堂でインドカレーの提供を始めたらしい。

この「いわれ」が私は結構好きで、豊平峡ダムを見に行ったらカレー食べたくなる。
ダムの食堂でダムカレーというのもあるが、そちらはまだ食べたことがない。

カレーはもちろん本格的だし、ナンはでかい。
でかいのにぺろりと食べれてしまう。

と言うわけで、セッティングしてランチタイム。
紅葉に包まれて食べるカレー、趣きがある。
中辛にしたんだけどちょっと辛かった。

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ぺろりと食べれてしまうはずだったんだけど、血糖値が気になったので今回はナンは少し残した(笑)
そうしてやっと、本日の基地設営。

テントの位置を決めて、広げて、上を覆うようにタープ。
そして跳ね上げ。
やっと、やってみたい形にすることができたのだけど、ヘキサタープよりスクエアタープの方が跳ね上げは形になるなあと。

テントとタープをたてた後、張り切ってハロウィンの飾りつけをしていたら、あっという間に時間が経ってしまった…
近くの川を見に行ったり、薪を割ったり、したいことは沢山あったのに💦

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9.慌てて夕飯の支度

気づいたら薄暗くなっており、慌てて夕飯の支度をすることに。
とりあえずはご飯、無洗米なので軽く研いで、浸しタイム。

私は本当にうっかりしているので、対テーブルにぶつかったり引っかかったりして、ひっくり返してしまうという、呪いみたいなうっかりが多いので、
他の支度をする場所から米を入れたシェラカップは離して置いておいた(笑)
ほんとにやらかすんですよこの人は。

過去4回のキャンプを省みると、夕食は、自宅で切ってきた野菜をメスティンにオリーブオイルと調味料ぶちこんで炭火で蒸し焼き、が定番なんですが(楽ちん)
今回は寒かろうと思い、クリームシチューを作る算段で。
一人分の食材をラップで巻いてきたので、珍しく現地でカットし、
小さめクッカーにぶちこんでオリーブオイルで炒めました。
加熱も、炭をおこすのに時間がかかりそうだったので、ガスを使いました。
その間にせっせと炭をおこし、ミニ鉄板でシチューに入れる肉の表面に焼き目を付ける作業を。

ハロウィンなのでかぼちゃも入れちゃうぞ~
水を入れて、焼き目をつけた「シチュー用のいい肉」をドーン
煮込んでいる間にアルコールストーブでシェアカップ炊飯だ(忙しいにもほどがある)
ごはんが炊けたら布で巻いて、蒸してる間にシチューの方の火を消してルーを入れて。

そういえばシチュー用の牛乳を持っていったのに入れるのを忘れたな。
だからクリームシチューを作ったはずなのに茶色いシチューになったのか(玉ねぎを加熱しすぎた模様)

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とりあえずご飯とシチューが出来上がったので、やっと夕餉と相成ったわけだ。

まだ19時前なのにもう真っ暗だし、
そしてまだそんな時間なのに、見上げると満天の星空で、
感情が追いつかない。

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くらい!
星きれい!
お腹すいた!
焚き火したい!
ちょっともう眠い!
つかれた!
さむい!!!!!

10.焚き火

炭火の出番は肉に焼き目をつけるだけで終わった。
なんなら、なかなか炭火が起こせなかったので、肉に焼き目をつけたのは、投入した固形燃料だった。
(もはや炭は不要だった)

そういうわけで、早々に焚き火にシフトチェンジをしようと、炭火の中に薪を入れようと思ったが、
ヨーラーの焚き火台には一般的なサイズの薪は入らない。
そう、何もやってない。

仕方ないのでゆっくりシチューを食べてから、ランタンの明かりで薪を半分に切ることから始めた。
こんなの明るいうちにやっておきたかったよ…orz

更には小割作業も。
このプライベートサイトの端っこには、なんと直火OKの場所があるのだ。
もちろんどこでやっても良いわけではなくて、
ちゃんと石で丸く囲まれた、
「ここで燃やしていいよ」というのが用意されているのだ。

わー楽しそう♪
ワクワクと、準備をする。
薪をいくつか小割にしておいて、
後片付けのことを考えて底に厚手のアルミホイルを敷いた。
そこに、無加工の薪と、小割の薪を無造作に並べ、ファイヤーマッチで火を付ける。

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のだが、気づいたら火が小さくなって消えてしまった。
うーん、難しいな。
結局、薪を半分サイズに切り続けて、ヨーラーの焚き火台にばんばん投入していくことにした。
直火はまた今度来たときに。

星が綺麗なので、早い時間にカメラをセットして軌跡を撮ることにした。
1~2時間程度撮影したいなと思ってたのだけど、
気づいたら寒さによるバッテリー切れで撮影終了されていたのでがっかり。

寒ければ寒いほど星空は美しいのだけど、思わぬところで弊害があった。
レンズも曇る(笑)

デジカメ2台持っていってるのに、テント設営時に何故かカードの容量がいっぱいになってしまったり、
ハプニングも多くて、
星空軌跡の撮影中は、他のことはスマホでの撮影していました。

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いくらスマホのカメラの精度が上がっていても、やっぱり焚き火を撮るのは少し難しい。
白飛びしてしまう。
今回は、セリアで魔法の粉を買ったので、それを投入して遊んだ。
あれはやっぱり楽しいな。
そしてあれもやっぱりスマホのカメラじゃあの楽しい色の変化をおさめられない…

カメラ更に3台位ほしいな(笑)

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今回は結構撮れたのでまた動画UPしますね(*^^*)
いつもまずはnoteに記録を書いてから編集に移ります。
だいたい一週間以上かかります(笑)

11.寝よう

星空軌跡の撮影後は、お酒を飲んだり焚き火にどんどん薪を投入したり、
こんなにも周りを気にせずに1人を楽しめることなんてそうそうないぞ!
と言わんばかりに自分勝手に楽しんだ。

ハロウィン飾りと一緒に星空を撮ったり、なんの明かりも届かない場所で何枚も星空を撮ったり、
ソフト効果のあるフィルターをつけて更に何枚も撮影した。

寒かった。
なんたって外の気温は0.1度まで下がっているのだ。
日中晴れていたから暖かかったけど、
日が暮れるとヒヤッとするし、
元々、ヒートテックインナーの極暖2枚重ねにTシャツだったけど、
パーカーを着て、ダイヤフリース裏アルミジャケットを着て、その上から綿パーカーを着た。
背中にカイロも貼ってた。
下は極暖のレギンスに防風ズボン。
綿リップズボンは履かなくても大丈夫だった。

さすがヒートテックだな。

頭にはニット帽をかぶっていたのでこれも良かった。
寝るときもこの服装で寝た(笑)

さて、いざ寝ようというタイミングで、まずは湯たんぽをこしらえないといけない。
小さめのを買っていたので、お湯を沸かそう。
はい、わかりますね?
外気温0度です。

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焚き火はすでに熾き火まで静まっている。
予定としてはガスで沸かそうと…

寒すぎてつかない(笑)
パワーガスタイプを買っておけばよかった!!!
少し悩んで、アルコールストーブを使うことに。
なんとか着いたのでホッとした。

お湯が沸くまで、背中に貼っていたカイロをお腹の、服の内側に貼り直したり、
電気毛布のONにしたり、
カセットガスストーブでテント内の気温をあげるという作業に費やした。
ソロティピー1にブルーシートで簡易スカートを3辺につけて、入口側の一片は面倒だったし換気用としてそのままにしておいたのは良かったと思う。

ポータブルバッテリーが、デジカメのバッテリーの充電とかにも使っていたのですか、1メモリ減っていたのが後で響いたけど、
寝る前は大丈夫だろうとふんだ。

お湯も湧いたので、無事に湯たんぽを仕込むことができたよ。
テントのインナーに銀マットと裏アルミ付きのラグマットを敷いて、
コットを置いて、
普通の冬用の敷きパッドを敷いて
電気敷き毛布を敷いて、
2枚重ねた寝袋を置いて、
上から毛布である。
寝袋に湯たんぽをイン。

ここまですれば大丈夫だろう!

そう、これは過信です。

12.さむい

寝るときは、よしよし、と思ったよ。
電気敷き毛布は、弱で。
カイロと湯たんぽで、足元もあたたかくしたし。
もうね、小さいテントだし着替えとか、しないのよ。
そのまま寝るの。
パーカーもアルミジャケットも着たまま。
だから上はあったかいよ(笑)
ニット帽も被ったまま。

ちなみに就寝は0時過ぎてたと思う。
お湯沸かすのに手間取ってね💦

そんなこんなで、ふと目が覚めた、朝の5時。
まだ暗い中で。
なんか寒いし。
普段から事あるごとに、血糖値を測るんだけど(リブレというかざすだけで測定できる機械があるのです)
この時も、測ったらなんと54という低い数値が。
そう、低血糖ですね。
もはや低血糖だから目覚めたと言っても過言ではない。
いわゆる危険信号です。

もちろん、補食(低血糖の時に血糖を挙げるために食べる物)としてお菓子を持ってきてたので、すぐに食べる。

そして、なんか寒いんだけど何でや?と
電気敷き毛布を強にしようかなと見たら…
電源ついてない??
え、なんで?

ポータブルバッテリーの方を見ると、まさかの残量ゼロ。
うっそん

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自宅で試しに使った時は6時間くらい使えてたはずなのに!!
は、そうだ、デジカメのバッテリー充電してたしスマホも充電してた…
やばい寒い。

このタイミングでトイレに行きたくなり、いま寝袋から出たら、まだかろうじて保温されてる寝袋内が冷えてしまう…と思ったが、どっちにしろトイレには行きたいので、
カセットガスストーブをつけてテントを後にした。
戻るまでに中をあたためておいてくれ、頼む…

テント内は5度くらいまで下がってたけど、トイレから戻ると10度くらいまであたたまってた。
どうせ6時くらいには起きるので、あと1時間程度を乗り切るために、カイロを追加してストーブを消して二度寝。

意外と寝れた。

13.おはよう

6時過ぎに、すっと目覚めたので、そのまま起床。
前日に出来なかったことをしよう、と散歩。

受付の裏に進むと、ちょっと険しい道があり、
道というか崖というか、
岩の道にロープが垂れていて、
マジか、と思いながら、ロープを掴んで慎重に降りていくと、
落ち葉でめっちゃ滑る危ない。

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降りるとそこは川が目の前にある。
白井川。
紅葉はもう終わりかけてるので渋い色合いなんだけど、なんとも気持ちの良い場所で、
来てよかったー

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何枚か写真を撮り、のんびりしてから戻るのだけど、再びロープを握って険しい岩場を登る。

テントに戻り、朝食の準備。
眠いし寒いしガスコンロはつかないし(笑)

朝食は定番のチーズ卵グジャグジャと、食パン。
焼きたいんだけどどうしようかなと考え、
アルコールストーブの上にアルミホイルを置いてそこで焼くことに。
チーズ卵は固形燃料でスキレットで。

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今回はまぁまぁ…
んー
まあまあ?
パンは少し焦げたね。
うん。
ホットサンドメーカー持ってくればよかったな。
まあまあ美味しかったです。

アルコール燃料がまだ残ってたので食後の珈琲も。

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のんびり珈琲飲んでたらもう、9時くらいになっていて、離れてはいるけど、
にわかに周りがざわざわしだす。
撤収だ。

私も片付けないと…

14.撤収

2泊分で利用させてもらってるので、なんなら夜までに出ればいいんだけど、
できれば昼くらいには撤収して帰りに温泉よってそこで昼ごはんを食べたい私である。

片付けを始める。

んんんっ!!!

ハロウィン飾りが結構、片付けるの大変で(笑)
なるべく家で片付け直しをしなくて済むように、
カゴにパズルのように道具を詰めていって、炭も捨てに行って、

この日は、朝に少し晴れたけど、一度雲がかかるともうずっとそのまま。
そう、うすら寒い。

そんなうすら寒い中、寝袋2つを丸め、敷きパッドや毛布を丸め、詰めて、
なんでこんなに荷物多いんだろう、なんて本末転倒なことを考えながら、
片付け終わったら一回横になろうとコットをテントから出してたたまずに置いておいて(笑)

せっせと片付けること…

4時間…

嘘でしょ…

4時間て…

そうです、全部片付け終わって、なんと14時ですよ。
昼ごはん抜きですよ。
もうクタクタだよ…
コットには一瞬だけ横になったよ(笑)

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なんとかかんとか、車に詰め込んで、
この日、キャンプ場はクローズして、建物の外壁塗装などをされるという事で、
私しかいない…

作業中の方々に挨拶をし、キャンプ場を後にしました。
すごくいいキャンプ場だった、来年また来る。
荷物を減らして…

15.帰り

帰り道、なんやかやで、定山渓を離れたのが15時前だった。
このままだと帰宅が遅くなってしまう。
小金湯の温泉は諦めるしかない。
てかお昼食べてない…
でも帰り遅くなる…

悶々としながら小金湯を越えたあたりにある休憩所でトイレ休憩をした際に、
何やら違和感を感じた。

キャンプ場内のぬかるみで、車のタイヤが泥だらけで、違和感を感じつつも、
返却前に洗車は必須だなと。

16時前に荷物を自室に戻してから、
返却地付近のガソリンスタンドで洗車をして、給油もして、やっぱり違和感がある。
意を決しスタンドのスタッフさんを呼んで意見を聞こうと思ったら、
案の定。

「パンクしてますね」

ぺったんこではないんだけど、運転席側の前輪が少し凹んでたのだ。
空気圧を確認してくれて、カーシェアの車だと話すとすぐ連絡したほうがいいよ、と教えてくれたので、
目と鼻の先なので返却地に戻してから、電話。
パンク報告。

借りる時に補償をつけておいたので、こちらに負担はないそうで、
返却地に持ってきてるから、その電話で手続き完了ということらしい。

事なきを経た。

もうクタクタだよ…
クタクタだけど、10月31日です。

選挙行ってきましたー

16.おつかれさまでした


自分で言うのもなんだけどなんか色々頑張ったよ…


このあと動画の編集を始めます(笑)


画像1

トップ画像だけ出来てる(笑)

追記

5回目のソロキャンプin定山渓【晴好雨喜SEIKOUUKI】前編〜プライベートサイトでソロ満喫!〜
https://youtu.be/35E_dUawdDA

5回目のソロキャンプin定山渓【晴好雨喜SEIKOUUKI】後編〜ハロウィンナイトで満天の星空〜
https://youtu.be/ClG7qNUqur0

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