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17回目のソロキャンプ 支笏湖モラップキャンプ場

2023年6月下旬
順調に月イチキャンプを楽しんでいる。

動画①


01.支笏湖モラップキャンプ場

ここは、休暇村の運営しているキャンプ場で、昨年から予約制になったのだが、
2月か3月くらいに、その年の予約受付が開始されるので、この時に行きたい日に目星をつけて予約を済ませてしまうのだ。

のんびりしていると土日はすぐに埋まってしまうので…

そして、休暇村が運営しているので、ホテルの客室と同じ扱いの予約になり、
予約日の一週間前からキャンセル料が発生する。
なので、一週間前にチェックするとキャンセルが出ていて予約が取れたりするのがポイントです。
同日12時まで予約が取れます。

チェックイン 13:00~
チェックアウト ~11:00

02.支笏湖へいざ向かう

チェックインは13時なので、急ぐ必要はないんだけど、某所に寄り道をしたくて早めに出発する予定だった。
予定では8時出発、遅くても9時半には某所についていて、
1時間くらい写真を撮ったらモラップキャンプ場の手前で時間まで待つ&お昼を済ます計画だったのだけど、

とにかく眠たい。
前日の夜になってあれこれ準備したりしてて。
結局忘れたものもあったし…

7時半まで寝てしまったので、朝食、着替えを済ませてまずはいつもの通りカーシェアの車をとりに行った。
近いと言えば近いが歩くと10分近くかかる。
駐輪場まで自転車で、そこから歩いて取りに行き、
15分後に自宅まで戻る。

結局、8時半くらいから荷詰めをした。
相変わらず荷物が多いので2往復した。
DCMのワゴンが意外と物が入らないんだよね~
折りたたみコンテナのが横に入れば、もう少し運べるんだけど。

9時過ぎに何とか出発したが、まずはスーパーで氷とか道中の飲み物を買った。
ので、実質9時半出発と言ってもいいだろう。

そんなわけで私の運転で11時過ぎに某所付近にたどり着いた。
札幌から支笏湖へは、一般道だと453号線を走るんだけど、
恵庭峠が本当つらくて…
グニャグニャロード、迫る後続車、
路肩に余裕があるところで寄るから、それまで我慢してくれ!!と思いながら走ってます。
もっと安全運転で行こうや…

03.湖底線路

この日の天気は薄曇り。
札幌市内は25℃を越えて夏日。
Tシャツで向かったがやはり支笏湖界隈は気温がぐっと下がる。
思ったより涼しいな、と思いながら、車をとめてしばらく歩くと、解放されていないゲートがあり、
そこを自己責任で通り抜けて先に進むと、
グーグルマップ上では「米軍水上訓練跡地」と呼ばれる場所に出る。
少し開けたビーチで、釣り人にはよく知られているそうだけど、
ここに「湖底線路」と呼ばれるものがあるのだ。

然別湖にあるのが有名だけど、船の修繕時に陸に乗り上げるための物らしい。
たまたまインスタで見かけて、キャンプ行くし行ってみようかなと。

さて写真を撮ろうかなと三脚を用意していると、支笏湖でSUPをしている人が近づいてきた。

「え?一人なの?!」

第一声がそれである。
曰く、マジで熊出るから気を付けてね?という事らしい。
心配させて申し訳ない。

そう、熊の目撃情報が多発しているのである。
なのでダイソーで買ったけど熊鈴も持ってきた。
ゲートから湖畔へは短い距離なので、意外と大丈夫そうではあるが、早い時間だと気を付けた方がいいですね。
それでも登山者とかはたくさんいるようです。

そんなわけでSUPのおにいさんたちと雑談した。
朝7時からやってるらしい、元気だなー

曇っていたのであまりきれいには撮れなかった。
翌日のお天気次第ではまた来ようと思う。

04.キャンプ場到着

某所を離れてモラップキャンプ場へ。
12時前に到着し、とりあえず受付に声をかけてみた。
チェックインが13時なので…
「アーリーにするかい?」
受付のおじさんが言った。

アーリーあるんだ…
宿泊1000円にアーリー500円を付けて支払い、
いざ目当ての場所へ!

トイレの事を考えて受付寄りにしようかと思ったが、
すでに賑わっていて、ソロだと厳しいなと感じ、
結局昨年と同じく右はじの幅が狭い湖畔へ向かった。
候補として小川のあるあたりを狙っていたが、
そこもすでに設営されている。
さらに右へ行くと、結構すでにいる…
これもしかして昨年より受入数多いのでは?
(昨年はコロナ禍もあり受入を押さえていたんだろう)

オガワのステイシーと、ファミリーの大きなテントの間が結構空いていたので、
そこを本日の基地と定めた。
両隣、程よく開けられたなと思っていたが、
恐ろしいことに後からファミリーと私の間に滑り込んできた…
おじさんが一人で、まあそれなら…と思ったのもつかの間、
「後から人が来るので、少しうるさくなるかもしれません」
とおじさんが言ってきた。

解せぬ、と思った。
「うるさいのを我慢する」のを頼んでくるなら、そっちだって、
「うるさくするのを我慢する」べきだろう。
じっさい、あとから来た人たちは非常にうるさくて。
21時以降はお静かに、の場内ルールを守れない人たちであったのをここに記しておく。

とりあえずさっさと荷物を運びこみ、とにかく設営を急いだ。
今思えば(こればっかり)
先にテントだけ運んで設営しちまえばよかったのだが、全部運び込んだ。
お腹すいたよ。

05.HooHoo

モラップキャンプ場の入り口の手前に売店が二つある。
その内の一つ、カフェHooHoo
支笏湖でとれるヒメマスを使った料理や、ジンギスカンを提供している。

インスタで、ヒメマスバーガー数量限定提供というのを見て、
支笏湖行くならヒメマス食べたいよね~と思い、
お昼はこれと決めていた。
予定では通常チェックインだったので、12時くらいについて購入、車もしくは外で食べて、チェックインして設営~だったんだけど、
早めにチェックインできたので設営してたら昼すぎてしまい、
お腹ペコペコで移動。

実は右端に設営すると、受付や売店がくっそ遠いんだよね…

12時半過ぎにHooHooさんで注文したんだけど、シェフが1人という事で…提供まで30分近くかかり…
あれ、私テントの横に荷物全部置きっぱなしなんだけど(笑)
仕方ないけども…

これは到着時に注文して、1時間後に取りに来ます~みたいな感じにしたら良かったかもしれない。

無事、料理を受け取り、テントへ戻って、
イスとアルミラックだけ組み立てて、湖を見ながらランチタイムだ。
ヒメマスバーガーはフライのヒメマスをバンズと野菜で挟んであって、ヒメマスは小ぶりな気がしたがシンプルに美味しかった。
セットという事でフライドポテトとオニオンリングがついてきたのも良かった。

冷たい飲み物を飲んで、一息ついたのが14時前。

06.設営改め、のんびりタイム

お腹も膨れたので、インナーテントを取り付けてテント内に荷物を運び入れ、
コットを組み立てて、寝袋を広げて寝床を作ったり、
ローテーブル二つを組み立てたり、

先日のアウトドアデイジャパン札幌で購入したテントファクトリーのランタンポールを目前の湖畔にぶっさして、
オイルを仕込んだランタンをかけたり。

この時間がワクワクするよね~

薪は前月のキャンプで余ったものがあるので、少し小割を作っておくだけで良さそうだしと、
早めの晩酌を。

岩下の新生姜ハイボールというわけのわからない飲み物(笑)
不味くはないし普通に美味しいんだけど不思議な気持ちになる。

湖畔をぶらぶら歩いて、森側で流木を拾ってみたり、
(連日盛況なようなので小さいのしか落ちてない)

右隣のソロの女性に挨拶がてら質問したりして、
その後、色んなキャンプ場についての情報交換で話が盛り上がり、お互いのテントの間の湖畔にイスを並べて1時間ほど雑談させてもらって楽しかった( *´艸`)

逆隣の同行者とやらが来てそっちは急に騒がしくなり、
SUP板の空気を電動ボンベで入れだしてめちゃめちゃうるさかった…
その後は湖にSUPで繰り出していったのでしばらくは静かだったけど。
夜もずっとうるさくて多少イラついてしまった。


07.夕飯~夕焼け

17時ごろに夕飯の支度にとりかかる。
マルチグリドルを活用したかったので、鮭のちゃんちゃん焼きを作ることに。
スーパーで骨取り済みの鮭の切り身が売っていたので、最高だなあと思いながら、
家で切ってきたキャベツとキノコと一緒にマルチグリドルの上に並べ、
コンビニで買った即席みそ汁の、みそだけ取り出し具材の上に。
一人分だとこれで充分。
あと適当に日本酒とオリーブオイルをかけて、アルミホイルをかぶせてしばし蒸し焼き。

今回、これまたアウトドアデイジャパン札幌で購入した、
イワタニのタフまるJrを熱源として調理したんだけど、
弱火の加減が分からず焦げました(笑)
まあ鮭は皮部分だけだから、焦げたの、セーフセーフ。
シェラカップ炊飯は少し焦げた。
使う固形燃料を同じものにしないとダメだな。

味噌を直接鮭につけてたので、みそと酒でたれを作って全体にかければよかったかなと反省。
味噌汁についてたアサリも入れて、普通に美味しかったです。
でもマルチグリドルソロサイズは小さいなー

せっかく買ったから活用していきたいけど。

4月、5月のキャンプで飲み逃したゆずのきもづ登場。
スパークリングゆず酒。
最近、いつもの酒屋から姿を消してしまい、
いく度に「入荷まだっすか?」と聞いている。
7月キャンプまでには入荷するといいな。

ダイソーでプラ製のグラスを買ったので、
ワークマンの真空ハイブリッドコンテナに入れていた氷を入れて、冷え冷えのゆず酒を堪能。
最高か

食事を終え、お酒を飲みながらぼんやり。
18時過ぎから西日がいい感じになり、
モラップキャンプ場の醍醐味である夕景をしっかりと堪能。

ランタンに明かりをともし、これまたいい雰囲気。
ちょうど山の頂に日が沈んでいき、空はやわらかい色に。
そこで焚火も始めた。

夕焼け、ランタン、焚火に酒。
これまた最高でしかない。

08.焚火、エゾトーチ

スウェーデントーチってあるじゃん?
丸太に溝がほってあって、溝にたきつけとか入れて、木の内側から燃やしていくやつ。

北海道で、建築端材を利用してそういう感じのを作ってて、
エゾトーチって言うんですけどね。
何かのイベントでミニサイズを購入したので使ってみたくって、
今回、薪が少ない気がしたので、先にこれで遊んでみることにしました。

当初はこれを燃やすために、ヨーラーの四角い焚き火台を持ってこようと思ってたんだけど、荷物増えるしと置いてきてて、
考えた末に、ピコグリル風のいつも使ってる焚き火台の、灰受のトレイを、
火床の支え部分に入れちゃって、
そこに置いて燃やすことにした。
あったまいぃ~(?)

さっきちょっとやってた焚き火は熾火になってたので、
砂利の地面に火床ごと移動して、
エゾトーチ、点火!!!

なかなか内側に火がつかなくてヤキモキした~
21時前には火が安定してきたので、
上にマルチグリドルを載せて、シャウエッセンの北海道プレミアムを焼いてみたり。
美味しかった~
その内エゾトーチは燃えて行ったので、
通常の火床に移動して、焚火再開。
薪が少ないかなと思ったけど、エゾトーチがなかなか燃えなかったので今回また少し余って持ち帰り。

21時半過ぎまで焚き火を楽しんで、トイレに行ったついでに星空撮影開始。
何枚か撮った後、雲が出てきたので撮影終了。
あまりたくさんは撮れなかったけど楽しんだ

テントに戻ると隣はまだ賑やかで、
22時過ぎに「スープカレー最高!!」とか言いながらはしゃいでいる。
いや、時間考えて…
二つ隣は犬連れファミリーで日中は時々吠え声がにぎやかだったけど、夜には静かだった。
斜め後ろに設営していた若い男性二人は、一人がめちゃめちゃ早く寝たようですごい静かだった。
クワガタ見つけたみたいで喜んでて微笑ましかったな。

09.宴もたけなわ

23時頃、歯磨きやトイレを済ませ、ある程度荷物をテント内に入れて、私も寝ることに。

今回の寝袋は、ワークマンのフュージョンダウンシュラフ600の方。
快適使用気温は4℃。
1200のプラスの方は1℃なので、春、秋の肌寒い頃。
600の方は3シーズン向けかなと。
北海道の6月は初夏なので、今回は600の方にしました。

札幌中心部に比べるとやはり支笏湖周辺は2~3度気温が低いような気がする。

とはいえ、予報では最高気温は21℃、最低気温15度だったので、十分かなと。

日が暮れてからはやっぱり少し肌寒くて、焚火が心地よかった。
寒いと寝付けないので、マイクロファイバーの枕カバーに足を入れて寝袋に入る。
やはり入り始めは少し肌寒いのだけど、そのままうつらうつらと。

明け方、カラスの鳴き声で目が覚める(うるさい)
寝袋の中はぬくぬくしていてよかった。
二度寝三度寝を繰り返し、6時のアラームで起床。

よく眠れたのかどうかいまいちわからない。
コットを使って寝る場合、コットの上にマットは必要なのだろうか?
前月購入したマットは持ってきてなくて、ジャバラのマットを持ってきていた(軽いから)
気温が上がれば上がるほど、ホットがあるならマットはいらないんだろうな、とは思う。

10.炎天下

外に出ると、無風で、晴れてて、湖面は鏡面で、美しい光景がそこにあった。
早い時間からSUPやカヌーを楽しんでいる人もいる。
赤いカヌーが一艘、前を通って行った。
映えすぎる。
一枚撮影。

森の関係でフリーサイトの右端の方は、朝日が差し込まない。
テントには朝露。

着替えてトイレへ(遠い)
左の湖畔は朝日が差し込んでおり、陽射しがぬくい。
これはもしかして、暑くなるのか?

イスとテーブルをテントから出して、朝食の用意。
前日のウインナーと、じゃがビーを挟んだホットサンド。
面白みはないが味は間違いなかった。

お湯を沸かして保温ボトルに入れておき、ある程度片づけを済ませてからコーヒータイムにすることにした。

日が森より高くなると、一気に暑さを感じ始める。

7時半には朝食を済ませ、少しのんびり。
翌日に日帰りすでに予約済みなので、撤収も慌てる必要はない。

チェックイン13時
チェックアウト11時(宿泊カードはなぜか10時になってる)
日帰り10時~17時

貰った宿泊カードが10時までになっていたため、あれ?おかしいなあと思いつつ。
翌日のデイ分の支払いをする。
受付が遠くて大変。
行って戻ってくるのに10分近くかかる。

湖面が大層美しいなか、
どんどん撤収していく周りの人たち。

まだ片付け終わってないが、コーヒータイムに突入。
あまりに暑いので、私は持ってきたサンダルを履いて、
ズボンのすそをまくり上げ、湖に足を入れた。
コーヒーカップを手にしたまま。

つっめたぁい~
しかしジャボジャボとしているとすがすがしいいい気持に。
コーヒーを楽しみながら、隣のソロ女性に声をかけた。
女性は、天気が良すぎるのでデイを延長したらしい。
わかる~
そこからまた1時間近くお話させてもらい、二人とも日に焼けたかもしれない、申し訳ない。
しかし情報交換もできて楽しかった。

12時ちょいになんとか片づけを終えて、デイ分700円も払ってんのに1~2時間しか延長過ごしてないのウケるな。
最後に受付棟のトイレを使用したら新しくてきれいで気温高いのに便座あったかくて(むしろ熱い)
びっくりした。

宿泊カードを返却し、キャンプ場を後にしたのだった。

11.湖底線路、再び

天気も良く、風も穏やかで、湖面もなだらか。
となると当然、前日のリベンジを果たすのだ。
キャンプ場から少し車を走らせて、登山者用の駐車場に車をとめて、例の場所へ進む。

SUPの人や、同じく湖底線路を見に来たと思しき先客がいる。
挨拶をすると、少し前まで波も全然なくてきれいだったのに~と残念がってくれた(笑)
いい人か。

それでも雲がないので、映り込みは全然なく、
湖底の線路がきれいに見えた。
は~これこれ

三脚を立てて何枚も何枚も撮影する。
動画も撮る。
自分も入り込む。

穏やかな波の音、真夏のような陽射し、ここで数時間過ごしたいくらいだ。
犬連れの釣り人もいた。

30分弱、撮影を楽しんで、帰路へ。
恵庭峠がきつすぎる(笑)

ホロピナイ展望台で一度休憩をはさむと、
自転車のお兄さんが自転車と一緒に「支笏湖」と彫られた石と湖を撮りたそうだが、
奥が草が生い茂っていて湖が見えなくて、
「ぜんぜんだめじゃん」と呟いていた面白かった。
そうなんだよね~
ここの草刈り、あんまりされてないんだよね~
柵も簡易柵のままだし。

あまりにも暑かったので、持って行ったものの飲まなかったジュースをクーラーボックスから出してお兄さんにあげた。
熱中症には気をつけろよ。
私の車内はエアコン18℃で快適だぜ。

そこから1時間ほどで札幌市内に入り、いつもの常盤のカフェでコーヒーとドーナツを購入。
15時過ぎには帰宅したかったので、店内利用せず車内でぱくつき、運転を頑張った。

最終的に15時過ぎには帰宅したのだが、まあまあの疲労感であった。

12.スペックまとめ

テント:ホールアース アーストリッパー2.0
インナー装着
グランドシート:ワークマンの帆布シート
インナー内:UJack 厚手レジャーシート
コット:YOLER
マット:たぶんキャプテンスタッグ(ロゴついてない)

イス:ワークマンのアルミチェア
テーブル:ワークマンのローテーブル
    :もっとローのテーブル
焚き火台:ピコグリル風のやつ

カインズのランタンポール
テントファクトリーの自立するランタンポール
3coinsのアウトドアハングングラック
DCMのアルミラック

やっすいクーラーボックス(確か伸和)
ワークマンの真空ハイブリットコンテナ(氷用)

あとなんかいろいろ(めんどくなった)

13.動画

この後ゆるりと動画の編集を行います。
チャンネル登録してね(^^)/





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