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[HipHop][MCバトル] 鎮座DOPENESSvsMAKA 戦極MCバトル第22章

ここ数年、日本のHIP HOPが再び人気になってきた背景にはMCバトル人気が大きい。

僕は基本的には曲やアルバムを中心に聴いているので、それほどMCバトルには詳しくないのだけど、
とんでもない動画が上がっていたので紹介したい。

鎮座DOPENESS vs MAKA / 戦極MC BATTLE 第22章


8小節4本と言っていたけど、16小節4本という長丁場のバトル。バトルというよりセッションですね。

MCバトルというのは、ラッパーが交互にラップして基本的にはお互いDISしあって、どちらが観客を盛り上げたか競い合うものだ。即興でラップをする技術はとにかくすごい。相手の言ったことに対してその場で反応したり、韻を踏む技術、日本語でのリズムアプローチの仕方は年々進化していて人間技とは思えないレベルに達している。これが即興なんて信じられない。凄い。

MCバトルは2002年のアメリカのラッパー エミネムの映画「8マイル」で知っている人もいるかもしれないけど、あの映画のMCバトルの何十倍も今の日本のMCバトルの方が凄い。そして、このバトルはその中でも最上級のバトル!

このバトルは罵り合いというより、楽しいセッションのようなバトルだったのだけど、あまりの凄さに涙がでてきます。MAKAが凄いリズムアプローチでいろいろ仕掛けてくるんだけど、鎮座DOPENESSが超えてくるんですよ。凄い。

MAKAは栃木で活動しているラッパー。同じ栃木の仲間SAMと大人気だったテレビ番組の「フリースタイル・ダンジョン」などにも出ていました。

<追記>
なんとMAKAさん自身がこのバトルを解説しているnoteがありました。これは凄い (本物かどうかわからないけど、こんな偽文章を流す意味はないから本物じゃないかと思います)

<追記終わり>

鎮座DOPENESSは2000年代後半からMCバトルでも楽曲でも活躍している天才。
「フリースタイル・ダンジョン」が人気だったころはMCバトルと距離を置いているように感じましたが2020年に数々のMCバトル出場。好成績を収めています。と、言うか会場を沸かせています。

代表曲はいろいろあるけど(「T.U.B.E」など有名ですね)、盟友?環ROYとタブラの奏者のU-zhaanとの曲「BUNKA」を紹介します。

HIP HOPとタブラの歴史が綴られています。

鎮座DOPENESSのMCバトルといえば、やはり2013年のvs 黄猿 が有名。YouTubeの再生回数が600万回超え、、凄い。
そして、同じ戦極MCバトルの大会だけど7年の間に会場の規模も撮影も大きくスケールアップしていることが分かります。


MAKAと同じ栃木のラッパーSAMも凄いラッパーです。SAMに関しては vs IDのこちらバトルが凄かった。MCバトルはあまり詳しくないけど、2021年現在での実力者はこの2人じゃないのかな?と思っています


MCバトルは数々の大会がありますが、戦極MCバトルは2021年2月に1万人規模の会場で開催されるとのこと。凄いですね。

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