「歯が臭い」時の歯医者さんでの対策

口臭が気になった時は、歯が臭いことを歯医者さんに相談するようにしましょう。

歯医者さんで歯が臭い原因を調べる方法は、次のように行うのが一般的です。

1、 レントゲン検査で歯が臭い部位を調べる。
2、 古い銀歯や差し歯、ブリッジがある部分に歯が臭くなっている原因がないか念入りに調べる。
3、 歯科衛生士さんが、歯周ポケットの深さを「ポケットプローブ」と呼ばれる専用の器具で測定して、口臭を発生する歯周病になっていないか調べる。
4、 口臭専門の歯医者さんや口臭外来では、専門の口臭ガス測定機器を用いて、口臭の種類や程度を調べて口臭の原因を特定する。
5、 舌苔が付着して舌が白く(または舌が黄色く)なっているか診る。

歯医者さんで歯が臭い原因が分かると、口臭治療は次のように行います。

1、 歯周病や虫歯の治療をして、歯から臭いがしないようにします。
2、 銀歯や差し歯、ブリッジを新しくやり替える。臭いの原因となる虫歯治療によって、口臭が改善されます。
3、 口臭を改善するためには、歯が臭くなる原因となる歯石除去と歯のクリーニングが効果的です。2~3か月おきの定期検診時にPMTC(歯科衛生士さんが行う歯面清掃のこと。歯磨きで取り除くことが出来ない歯石などの汚れを除去し、むし歯や歯周病を予防します。)
4、 ブラッシング指導。口臭の最大原因は歯磨き不足です。歯が臭くないようにするためには、毎日の歯磨きをていねいに行い磨き残ししないようにしないといけません。

このように歯科治療を受け、歯磨きをていねいに行っても口臭が治らない時には、歯が臭いことが口臭原因でないかもしれません。口臭になっている原因で多いのは、舌苔と膿栓(臭い玉)です。口臭が改善しない場合には、一度耳鼻科にご相談されてはいかがでしょう。

歯が臭い場合の予防方法として口臭予防の歯磨きがありますが、お勧めしたいのは、アルカリイオン水の美息美人(びいきびじん)です。一度試してみる価値があります。

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