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喉のえへん虫が止まらない!コロナかもしれない!?

えへん虫の体験をご報告します。

じつは、今年2月中頃から1カ月近く「えへん、えへん」と咳が止まりませんでした。「コロナに感染したかもしれない。」と不安でしたが、(耳鼻科でコロナに感染するかもしれないとの恐怖心の方が勝り)受診しませんでした。

当初は、喉に魚の小骨が刺さったようなイガイガ感でした。小骨であれば、「放っておいても自然と抜けるだろう。」と気楽に構えていました。

しかし、いつまで経っても喉に詰まったような異物感は取れず、日に日に違和感も増して、人前でも咳を我慢できないほどに。この頃は、みんながコロナを恐れていたため、1回咳をしただけでも睨まれました。

えへんと咳をすると喉の痛みが違う所に移り。喉の異常の原因が分からないことがストレスとなっていました。

元々、カラ咳(ヒステリー球が原因)は、子供のころからあったのですが、あまりにも「えへん、えへん」とうるさく、妻からも「咳が酷いね。コロナかもしれないから病院で診てもらったら?」と。

私「でも、耳鼻科でコロナかどうかは分からんから。それより、こんな時期に病院に行く方がコロナにうつるかもしれん。
※この時はまだ保健所に行かないと、耳鼻科ではPCR検査や抗体検査はできませんでした。

こんな調子で、結局、えへん虫が1カ月も続いたのですが、いつの間にか、嘘のように咳をしなくなったのです。(未だに原因が分かりません)もちろん、コロナにも罹ってなかったようで、現在も健康です。

もしかすると、私と同じように、えへん虫が酷くなり、「コロナかも?」と不安になっている方がおられるかもしれないと思ったので、「えへん虫」についてまとめてみました。ご参考にしてください。

えへん虫の原因

喉の詰まる感じや喉に何かあるような違和感を「えへん虫」と言いますが、その原因を調べると…。

【咽喉頭異常感症】(ヒステリー球)
「咽喉頭異常感症」という名前が付いていますが、耳鼻咽喉科で喉の異常を訴えても、診断してもらうと「問題ありません。」といわれる病気です。そのため、喉に異常を感じる症状という名称になったようです。また、精神性の病気ということでヒステリー球とも呼ばれています。

原因は分かっていませんが、のどの過敏性、自律神経失調症、がんに対する不安、不安神経症、うつ病など心因的なものが影響していると考えられています。

【逆流性食道炎】
意外かもしれませんが、逆流性食道炎が喉の詰まりや咳の原因になっていることがあるのです。逆流性食道炎は、ご本人に自覚のないケースが多いのですが、胃薬でえへん虫が治癒することもあるそうです。

【膿栓】
慢性扁桃炎で膿栓ができると、喉になにか詰まっているような違和感が続きます。膿栓が良くできる場合には、後鼻漏と喉の乾燥が大きく影響しますので、喉を乾かないようにすることが大切です。

膿栓(臭い玉)について詳しくはこちら

【耳鼻咽喉科疾患】
膿栓以外にも、次のような疾患がえへん虫の原因になることがあります。
慢性咽頭炎、慢性気管支炎、甲状腺の病気、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など。
喉の異常が治らない場合は、耳鼻科を受診することをおすすめします。

えへん虫でなかったらコロナかも?

えへん虫でなくても喉の違和感や咳などの症状があれば、コロナに感染いsているかもしれません。

コロナ初期は無症状のことが多いですが、次のような症状があると要注意です。

【コロナの初期症状】

1、 味覚・嗅覚の異常
2、 頭痛
3、 発熱
4、 筋肉痛・疲労感(発熱と同時)
5、 咳・息切れ・呼吸困難感

【コロナの受診タイミング】(厚生労働省発表)

次のような症状があれば、コロナ関連の病院を受診するようにしましょう。

・息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合
・ 重症化しやすい方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合
・上記以外の方で発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合

現在はオンライン診療を実施している病院もありますので、喉の詰まりや咳が気になったら電話でご相談されてはいかがでしょう。

えへん虫の対策については、こちらをご参考にしてください。
喉がイガイガするのはエヘン虫が原因?対処はこうする!

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