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【未経験から、デザイナーに】Cocoda! Non-Designer's meetup #1 レポート

先日Goodpatchのオフィスを使って行われた「Cocoda! 」という新サービスのリリース(予定?)イベント及び豪華デザイナー陣によるトークセッションの様子についてレポートさせていただきまっす!

|ノンデザイナーのためのサービス「Cocoda!」

Cocoda! 〜デザインを学ぶ、デザインと遊ぶ、デザイナーになる〜
β版のLPはこちら

独学でデザイナーを目指す人たちに向けたサービス。
訊いただけですでにワクワク。 
内容を聞いてもワクワク。

トレースを軸に、手を動かしながら実践的なインプットができる。
また時にはリデザインのコンペトレースで貯めた学びのアウトプットもできる。

しかもトレースや「カイゼン」(リデザイン)できるサービスはprottbosyuなど多くのユーザーに実際に利用されている有名サービスが揃っています。 
スキル不足と経験不足、それに伴う自信のなさで日々ジタバタしていた私に教えてあげたい。 

デザインスキルを学べるだけでなく、OtoOの要素もあり、
同じ志を持った仲間にも出会えちゃうこの素敵サービス。
現在リリースに向けてココディー氏をはじめとする開発チームが死ぬ気でゴリゴリ頑張っているそうです。

まだリリースしてないのにも関わらず会場からの期待感が高く、もうすでに愛されそうな予感。 リリース楽しみですね!!

 |若手デザイナートーク「独学からデザイナーになる」

そんなサービスの紹介に続いて、独学から現在デザイナーとして活躍している同世代の若手デザイナーのトークセッションへ。

「たぶんここに集まっている人の中では、憧れの対象、ロールモデルになるような人たち」とココディーさんが話していたように独学からデザインを学びそのスキルを身につけていった彼らが、どのようにしてデザインを仕事にするに至ったのか。

・どうしてデザイナーという仕事を選んだのか
・「デザイナー」になるには
・ノンデザイナの壁はどうやって乗り越えたのか 

といったファシリ・ココディーさんの質問を軸にセッションが進んでいきました。

問題解決の手段としてデザイン思考に出会った

航さん:
所属していた学生団体のコンセプトが「社会の問題を解決する」というもので、じゃあどうやって問題解決したらいいんだろう、ということで色々考えていた時にデザイン思考に出会ってハマった。でも狭義のデザインをしっかりとやっていかないと、抽象的なデザインプロセスを理解できないのかな、と感じて、今に至ります。

ココディーさん:
法学部とかは、社会を構造的に考えることが多いからデザインに目覚める人、多い気がします。笑

楽斗さん:
大学1,2年の時に学生団体のリーダーのポジションになって、どうすれば団体がうまく動くか考えていた中でデザインに出会って、「自分が論理的に考えていたものが、目に見えるものに変わった」ことにすごく感動したというか。

Leoさん:
僕の場合はインターンしていたITスタートアップで、急に、デザイナーになれ、と言われて…(笑)

「デザイナー」への近道は積極的なアタックと熱量

航さん:
やっぱり美大生と比較してすごく葛藤があって。でも情報収集して、インターンを受け入れてくれる会社を探しました。でも、意外と未経験でも行けるとこはいっぱいあります!

楽斗さん:
未経験でもインターンさせてくれるところを探していてfreeeを見つけて、Wantedlyで「話を聞く」を押して。その時UXチームを立ち上げた方と面談して意気込みを話したら、入れていただけました。

Leoさん:
デザイナーのイベントに参加するようになって、そこで坪田さんに出会いました。弟子入りしたのも、メッセを直接送りましたね。あと、Twitterでデザイナーアカウントを作って、プロフィールにデザイナーって書いて、ひたすらデザイナーをフォローしました。

学生が「デザイナーです」と言い切るのには自信がいる。
それでも、そう名乗ることで経験を積むチャンスは確実に増えていくし、手にした仕事を愚直に必死に全うすることが「デザイナー」への近道なのかもしれません。

|先輩デザイナートーク「デザイナーへの道」

若手デザイナーに続き、今度はプロのデザイナーお二人によるトークセッション。

Q. 知識ゼロから学んでいて、身近にフィードバックをくれる人がいない時、どうしたらいいか

健人さん:
それはですねーなんか僕最近聞いたんですけど、Cocoda! っていうサービスが(笑)

ココディーさん:
さすがに仕込んだみたいになりましたね(笑)  
それ以外でお願いします。

健人さん:
僕の場合は、尊敬する人や、友達がいなかったんですけど、デザインの専門学校に通っていた友達がいて、「ちょっと、Photoshop教えてくれない?」って(笑)  友達だからタダで教えてくれるんですよ。あとはオススメのデザイナーを教えてくれたり。ある種キュレーションみたいな人でした。
そういう意見を素直に聞くことが血肉になっていくのではと思います。

Q. 今後どんなスキルがデザイナーに必要か

健人さん:
求められるスキルの幅は現在広がっていると感じます。正直自分が今の時代デザイナーを始める段階だったら、敷居高いって感じてると思う。でもそのぶん、(世の中で)価値が上がっていて、盛り上がっている、必要とされているんだと思うんですよね。まずは愚直に数をこなすことが重要だなと思っている。

タクミカイさん:
好きなことをやってたら強くなれると思います。
僕の場合もハマっちゃったからなんですよね。ハマっちゃって、休学してそこからブログをやったりコードを書いたりしていたので。今それが強みになってもいて、もっと言うと、サービス作るのがとにかく好きなんです。
面接では、どれだけデザインにハマってるのか伝えたんですよね。その当時「融けるデザイン」という本が出ていて、「すげえ面白いな」と思っていたのでその話をしました。

面接などをすると、「その作品をどうして作ったのか」を説明できる人が少ないなと感じたそう。
一緒に仕事がしたい!と思う人は、こだわりや熱量がある人だそうです。

Q. なぜデザイナーになったのか?

健人さん:
デザイナーって、すごくいい職業選択だなと思っていて、1人でもできるし、何人もの組織の中でも働ける。10円でも働けるし、一千万円の仕事もできる。どこに所属するかというかより、なにを作るか。そんな仕事ってなかなかないと思います。
ぜひみなさんデザイナーになって、僕の仕事奪って欲しいですね!笑

タクミカイさん:
バンドやってたけど、挫折したんですよ。何をして生きていけばいいかわからなくなって。でもものづくりは続けることができた。
デザインで人と繋がれた。社会と繋がれた。それで自分を表現できるんです。


今回会場に集まったのは、デザインに興味を持っていたり、デザイナーを志す人たち。かなり熱量の高い空間でした!

デザイナー? 名乗っちゃいなよYOU!とか言われましても、、という人はきっと多いはず。だってスキルがない。自信がない。

それでも、いろんな話を聞いて、意見を聞いて、とにかく手を動かして。
自分の最適解を見つけられるように頑張っていく。
そして何より大事なものづくりに対する熱量を持つ。
それが独学から学んでいく人が「デザイナー」になる近道なのかな、と感じました。

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