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【四柱推命】先生によって言うことが違う、と思っていたけど

西洋占星術はしばらく天文学と兄弟だったせいか、研究内容を公表し議論する風土があるようです。一方、東洋系の占術は秘術とされる天の知識を特別に伝える的なものが多く、公表し議論する傾向はあまりないようです。

通常は流派という表現を使いますが、東洋系の占術では同じ占術でも先生によって言うことが違うということが結構あります。流派によって違うんだよね、と言われます。例えば、四柱推命でも干合した時、化すのか、化さないのか。どのような条件の時に化すのか。びっくりするくらい違います。

みんなでデータを突き合わせて議論すると、もしかしたら正解に辿り着けるかも知れません。が、正解だった流派はいいですが、不正解だった流派は大変ですから、そんなこと絶対に実現しないでしょう。

占いの胡散臭さのような話になってしまいましたが、そうではなく逆の話をしたいので、少しお付き合い下さい。先日、目から鱗みたいなことがありました。

四柱推命では4つの柱を使います。(柱とは何かという話は割愛しますね。)どの柱が何を表すか、というのも諸説あります。高名先生(仮称)は年柱が○○運だと言い、著名先生(仮称)は月柱が○○運だと言う、ということがありました。高名先生(仮称)は月柱を△△だと言い、著名先生(仮称)は年柱を□□だと言います。

△△と□□はともかく。○○を表すのは年柱なのか、月柱なのか。高名先生(仮称)と著名先生(仮称)とで見解が別れるのか…と思ってました。

ところが先日。天からの啓示のようなことがありまして。

あれ?これって高名先生(仮称)と著名先生(仮称)とで表現があまりにも違うけど、つまるところ同じこと言ってない?

と思ったことがあったのでした。いや、日本語って難しい。それだけでなく、そもそも言葉で物事を伝えるのって難しい。林檎は誰が見ても伝えても林檎ですが、嬉しい状態は伝える人によって嬉しい、幸せ、楽しい、平穏、良いなどさまざまな表現が考えられます。「平穏」なんて伝えられたら伝言ゲームで「つまらない」になってしまうかも。

抽象的な事柄を言葉で伝える難しさを痛感しました。

勉強、勉強、また勉強だなあと思った次第です。

皆様が幸せでありますように。

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