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月と太陽

 新年からバンタン界隈では色々とモヤモヤすることが続いていたので、私は並行して2つのNoteを準備していた。

 ひとつはこの自分のモヤモヤを分析して消化するための小難しい記事。もうひとつはモヤモヤを吹き飛ばすための前向きな記事。結局私がNoteを書く理由はこのどちらかに尽きる気がする。前者がWild Flowerで後者がDynamiteだと思えば分かりやすいかもしれない。で、結局Dynamiteを公開することにした。なぜかって? だって、これが来たんだもの。

 ハッピーなジンくんを見たら、良い意味で今まで悩んでたことがどうでも良くなった。濁ったソウルジェムってこうやって浄化されるんだろうね(突然のまどマギネタはやめなさい)

 Wild Flowerもいつか蔵出しする機会が訪れるかもしれませんが(来てほしくない気もしますが)、今回はいつも私に元気をくれるBTSの月と太陽の話をしたいと思います。

思慮深きムードメーカー

 JINとJ-hope推しだというと一般的に明るい人が好きと思われるのかもしれませんが、実はそうでもない。ドラゴンボールで言えば孫悟空よりピッコロさん派ですし、ワンピースで言えばルフィよりトラファルガー・ロー派です(この例えは万人向けなのだろうか)。

 つまり「なんとかなるさ、知らんけど!」と底抜けに明るく人を引っ張っていく陽キャはむしろ苦手。勢いで本当になんとかなることも多いから凄いと思うけど、それは思慮深い仲間がサポートしてくれてたり、人並外れた強運を持っているからであって、実際上手くいかなかった時に君はどう責任を取るつもりなんだ?って思っちゃうんですよね。

 でもジンくんとホビの明るさはそれとはまた違うと思う。普段は後ろの方で全体を俯瞰してて、ここぞという時にはスッと前に出て場の雰囲気を盛り上げたり、落ち込んでいる誰かを下から支えたりする。もちろん他のメンバーがそういうことをすることもあるけれど、特にこの2人はその判断力が素晴らしいと感じています。

 また、2人の性格そのものは似ていないので、フォローする方法もポイントも全然違う。それがまたバランスが取れている。グループ内でそういう気遣い屋がひとりだったら負担がかかって大変だと思うんですよね。だから2人いてよかった。どちらかが落ちてても片方が引き上げることができる。まさに月と太陽のように、ひっそりと、でもしっかりと光を与えてくれる存在だなぁと思います。

 ホビはダンスリーダーではあるけど、表舞台では常に他のメンバーに前を譲って端っこにいることが多かった。私が特に印象に残っているのはこのシーン↓

 白を着てるから真ん中に来ないかとカメラマンに提案されて困惑してるホビが愛しい。その時撮られた写真がこちら。カメラさん、グッジョブ。

 そんな彼がソロ活動では先陣を切り、現在グループを代表してパフォーマンスをしたり授賞式に出席したりしている。その姿にエールを送りたい。

 一方のジンくんも今、兵役中で軍生活を送っている。お別れの時、弟たちに「先に経験して教えてあげる」と話していたと聞いた(ナムさん談) 。このお別れの時の動画でも、あえていつもと変わらず明るく振る舞う中に優しさを感じて胸がキュッとなった。

 そういえば、新兵教育隊の助教に就いたそうですね。しかも志願だとか。キツい仕事だと思うけど、こういう時には前に出るの本当に素敵だな。軍内でもきっとジンくんをヒョンと慕う弟たちがたくさんできたに違いない。このポジションなら今後も益々増えるだろうね。いずれ本当の意味でのソクジン親衛隊ができちゃうかもしれないぞww

太陽に影はあるのか

 チーム内での役割という意味以外にも、彼らはよく月と太陽を象徴していると言われます。ソクジンと月については以前こちら↓で書かせていただきました。

 ホソクが持ち前の明るさや弾けるような笑顔から太陽と呼ばれるのには何の疑問もないんですが、私は最近少し違う意味でもそう感じています。

 彼が本当にいつもニコニコポジティブキャラなのかと言われると、実はそうでもない。割と言われたことにムッとするし、議論がヒートアップするとムキになるし、パフォーマンスでも「リハの方が良かった」と厳しい顔をすることも多い。怒ったら怖いってメンバーにもよく言われてるしw そしてステージや写真のコンセプトによっては強い目力で曲の感情を表現する。そのギャップが凄まじい。

 実は私がホビを好きになったのは完全にビジュアルからで、むしろその真顔が好きすぎて、一時期そういう表情ばかり集めたものを眺めてはヒイィぃとなっていたことをここで白状いたします。(じゃあWWHはどうなんだといわれると、初見でイケメンだとは思ったけど、次見たのがもうEAT JINだったので中身から惚れた方)

 特に私がハマったのはMOTS7期だったので、Black Swan初披露のこのホソクパートの人魂が出るような演出のところで私も魂を奪われたのをはっきりと覚えています。
(Youtubeが何故か急に非公開になったので、臨時でこれ貼っとく。もしかして3年契約で消えちゃうとかある?何かのエラーだと信じたい…)

MVでも特にこの "나는 봤어(僕は僕を見た)" の時の表情が最高なんですよね。見逃してた方はぜひ見直して!見逃してなかった方もぜひもう一回見て!

 で、私キングスマンも大好きなんで、続いてEGO MVのスーツ姿に打ちのめされ、極め付けにこの↓コンセプトフォト見て、もうアルバム買うしかないってなりました。もちろん曲が良かったというのが大前提だけど。

 でも一部で愛でられる「闇ホソク」とも違うんだよなぁとずっと思っていて。闇ホソク好きの人たちはどっちかというと、あの笑顔の裏に加虐性のような一面が隠されている妄想を楽しんでいる感じじゃないですか。もう何年も一緒に暮らしているメンバーたちに「短所がない」と言わしめる彼にそういう闇の側面があるイメージが全然持てなくて(でも需要は理解できる)。

 うーんと色々考えていたら、ソロアルバムが出て答えが出ました。

 こういう曲調って歌詞も攻撃的になることが多いと思うんですが、ホソクが創作のエネルギーに使ったのは七つの大罪でいう「強欲」。分類的に負のエネルギーだけど、実は他人を攻撃してない。「僕は燃えているから危ないよ」「君にも燃え移ってしまうよ」ってきちんと警告してくれてるんだけど「はい、分かってます。それでも行かせて頂きます!」って近寄っていって燃えカスになる虫の気分になれる(私の嗜好が漏れ出ている気がしないでもないですが、皆さん付いてきてますか)。

 ナムさんやユンギが創作で吐き出す心の闇とはまた違うし、ジンくんが見せない影の部分ともまた違う魅力があるなぁと思っています。そういう意味でも近付きすぎると危険な太陽って感じ。そして彼自身は限界まで燃え続けて燃え尽きる覚悟でいる。Blue Side 1:47の 지금 그저 파랗게 타서 죽고 싶다(今僕はただ青く燃え尽きて死にたい)” はあまりに不穏すぎるけど、言い方が好きすぎて何回リピったか分からない。

 ちなみに私、この記事を書くにあたって、太陽と地球の最期について調べました(笑)なんかもう色々とエモすぎるんだが。

 月とか太陽とか冥王星とかバンタンを通して宇宙に詳しくなる私、我ながら面白いw

2Seok最高

 最後にまた2人の話に戻りますが、私はこれまでこの2人を単体として好きだったけど、コンビとしてはあまり認識していなかったんです。私があまり注目してなかっただけかもしれないけど、2人とも面倒見がいいからそれぞれが別のメンバーとよく一緒にいるイメージだった。

 でもジンくんが指を怪我した辺りからでしょうか、この2人の絆を示すエピソードがどんどん表に出てくるようになった気がします。一番近々で言うと、ニューイヤーのステージ前にジンくんがホビに電話したこととか、あとこれも記録に残してくれて、しかも共有してくれて、本当に感謝しかない。↓

 それと同時に、今この2人は特に大きなプレッシャーを抱えていて、お互いに癒しが必要で、それをお互いが感じ取って殊更大きな愛情を示し合っているんじゃないかなと考えたりもして勝手に胸が張り裂けそうになります。

 とことん応援しているからね。2人とも今やりたいと思ってることができますように。今大変だと思っていることが乗り越えられますように。

 もちろん、それはメンバー全員に言えることなんですけどね。続いてユンギとジミンのソロ活動も少しずつ明らかになっていますが、とりあえずキリがないので今回はここで終わります。そろそろ花様年華の話もしたくなってきたから、早く韓国語のNoteも進めないとなぁ。

【追加】最後に2seokといえば、最高にハッピーになるこのコンテンツを思い出したから貼らせて。

Jin's Special Challenge for ARMY






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