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【BTSで韓国語】8人目のメンバー

カムバのスケジュールに沿っていればいいだけだと思ってたら、通常のコンテンツもバンバン投下されるから、困ったもんだわ。せめて1日1つにしましょうぜ、HYBEさん。もはや拘束時間が長い部活動に参加してる気分よ。

……なんて愚痴から始まりましたが、基本は嬉しい悲鳴です。でも全部追おうとすると大変なことになるので、息継ぎしながらマイペースに推していきましょうね。……と、自戒も込めて言ってみる。

今回から新章で House of Cards の和訳をしていこうと思ったんですが、この供給っぷりを見るに少なくとも6月FESTAまでは忙しそうなんで、一旦延期しようと思います。でも毎回何らかのネタで韓国語は続けていきたいので、宜しくお付き合いください。

初めて迷い込んだ方のために一応お伝えしておくと、こちらBTSを題材に自分が講座で学んできた韓国語の復習をしているシリーズです。マガジンはこちら ↓

実はメンバーになりたい?

唐突に公開されたこれ、改めて皆の性格が浮き彫りになって面白かったですよね。内容についての感想は既に色々な方が書いているから、ここでは私自身の気付きを記しておきたいなと思います。

私はナムさんと同じENFPだったんですが、それを踏まえて振り返ると、自分が色々な面でナムさんに似ていることに気付かされた。(あんな立派な人と似てると言うのも恐れ多いんだけど、考え方とかそういう面で)

ちょうどそのちょっと前に公開されたこの動画でも「もし私が同性でジンくんの近くにいたら、ナムさんみたいなやりとりしてただろうな」と思った瞬間が何度かあったので、今回の診断結果を経て、もしかして私のジンくんリスペクトってナムさん視点に近いのではって思った。ナムさんって結構なジンペンですよねw もちろんメンバー全員がお互いのペンだとは思うけど、関係性が特に共感できる。同性と異性でまた違うから、ここから更に「きゃ〜、かっこいい!!」が加わるわけですが。

そこから、そもそも私がバンタンに抱いている感情ってファンというよりメンバーの視点に近いのかもしれないという考えに至りました。ファンとしてステージを見上げながら黄色い声援を送りたいというより、隣に並んで苦楽を共にして、背中を押してあげたり、さすってあげたり、叩いてふざけ合ったりしたい。いや、待てよ……やっぱりライブは見たいな(どっちだよ)

そういえば「ARMYは8人目のメンバー」ってよく言われるじゃない? それだ!ARMY自体がファンという概念に留まらないのかもしれない。ステージ上の彼らを一方的に娯楽として消費するのでなく、オフの彼らも含めて好きになり、彼ら自身の幸せを願い、支えたいと思い始めるとARMYなんだろう。

なんて一人で納得していた時に投下されたのがこれですよ。

僕はアミでアミは僕

ヒアリング難しいよ〜なかなか上達しないよ〜。結局英語字幕で理解しましたが、せっかくなのでテロップで出てきたやつだけでも書き起こしてみた。

지구와 달처럼(地球と月のように)
뗄수없는 관계(離れられない関係)
저가 아미이고(僕はアミであり)
아미가 저인 (アミは僕である)
방탄소년단의 산증인 (防弾少年団の生き証人)
'Proof'
항상 저에게(いつも僕に)
치유, 안식처(癒し、安心できる場所)
앞으로도 더 즣은 음악을(これからも もっと 良い 音楽を)
들려드릴게요.(聴かせて差し上げます)
  • 〜와:「〜と」

  • 달:「月」1月、2月の月は〜월なので注意。来月は다음(次) 달、先月は지난(過ぎた)달なので、合わせて覚えると良い。

  • 〜처럼:これまでも何度かやってきた比喩表現。「〜みたいに」

  • 뗄수없는:떼다「離す」+〜ㄹ수없다「〜できない」+〜는(現在連体形)

  • 〜이고:이다 指定詞「〜である」+〜고(次に繋げる語尾)

  • 저인: 저「僕・私」+이다 指定詞「〜である」+〜ㄴ(現在の連体形)

  • 산증인:漢字語で書くと産証人。こっちの인は漢字の「人」にあたる。

  • 치유:漢字語で書くと治癒。

  • 안식처:漢字語で安息所。

  • 들려드릴게요:듣다「聴く」+ 드리다「あげる」の丁寧語+〜ㄹ게요(決意、行動の予告を示す語尾)

彼ら7人の誰か1人でも欠けたら嫌だと思うように、彼らにとってはARMYもまたかけがえのないメンバーなんだろうなと。でもって、彼ら自身もメンバーをリスペクトし、大切に思うファンの1人=ARMYなんだなって考え出すと、尊さで爆発しました。

最近(というか割と定期的に)ファンの間でも色々あるじゃないですか…本当に君はARMYなのかって言動をする人もいたりして時々ゲンナリするんですけど、そういう人たちは一旦立ち止まって「BTSに8人目のメンバーがいたとして、その人があなたと同じことしてても推せますか?」って目線で考えてほしいと思う。まぁ私もそんな大層な人間ではないので、偉そうなこと言えないんですけども。少なくとも彼らが恥ずかしいと思う存在にはならないよう努めていきたい。

やっぱり来たぜ、花様年華

元々は、今回の記事で Jamais Vu の歌詞を掘り下げようと思ってたんです。ジンくんが今回選んでアンソロジーに収録されたユニット曲、私も大好き!って軽い気持ちで歌詞読み返したらエモすぎる…。

出た当初は「すれ違う恋人たちって感じ!切ないメロディ!好き!」ってくらいだったけど、今回のジンくんのメッセージと合わせると、ゲーマー思考な彼が何やらザワザワしてるARMYとの関係を苦悩している心情にも読み取れて「うあぁぁぁぁぁぁ!」となった。そんなに悩まないで!ジンくんには笑っていてほしいからぁあぁ!(唐突なペンスイッチ発動)

更にはこれ、なかなか花様年華っぽい歌詞だとも思った。思い返せば、BanBanConでの演出は3人のドッペルゲンガーがお互いは会わずにぐるぐる回ってるイメージだって言ってた記憶。現実はリセットできないんだと歌詞にあるけど、逃れられないループを感じさせる歌ではあると思う。

あと、グクのインスタで気付いたんですが、Telepathyの歌詞でも花様年華を思い出してしまいました。こちらも完全にノーマークだったけど!

자 떠나자 (さあ 飛び立とう)
푸른 바다로(青い海へと)
우리가 함께 뛰어놀던 (僕たちが共に 走って遊んでいた)
저 푸른 바다로(あの青い海へと)
Telepathy
  • 떠나다:さっきは떼다が「離す」だったけど、떠나다だと「離れる」「発つ」になるんですね。

  • 〜자:以前やりました。Let's〜「〜しよう」

  • 푸른:푸른색で「青色」。発音がブルーに似てるから覚えやすい。

  • 〜(으)로:こちらも履修済。「〜へ」「〜で」の意味がありますが、場所の場合は「〜へ」が正解。場所の「〜で」は〜에서。

  • 함께:こちらもやりました。같이「一緒に」よりも文語的だから「共に」の方が近い。

  • 뛰어놀던:뛰다「走る」+놀다「遊ぶ」+던(過去の連体形)。뛰다はタリョラで使われている「走る」より躍動的に飛び跳ねてる感じ。これもやったな。なんだかんだでRUNの時に基本押さえられてるっぽいぞ。

彼らの心情を大切に

ここまで書いておいてなんなんですが、花様年華ファンといえども、何でもかんでも花様年華に結びつけて考えるのはいかがなものだろうとも最近思ってます。あの物語、どうやって制作しているのかは謎なんですが、少なくともWINGSやLove Yourselfのアルバムに収録された曲は、ストーリーに関係してもいるけど、実際のメンバーたちの当時の心情を物語っているものでもあるんですよね。だから花様年華の考察に必死になりすぎると、曲を作ろうと思ったリアルな彼らの心のうちを見逃してしまうかもしれないなと。

今回テヒョンがソロ曲にSinguralityを挙げた理由を語ってくれましたが、私はこれまで正直あの曲に対して「負のオーラを背負う孤高のイケメンカッケェ」ぐらいの感情しか抱いておりませんでした。秘めた熱情を心の奥底(氷の池)に閉じ込めるなんて歌詞、厨二チックで素敵、なんて。でも改めて当時Vとキムテヒョンの間で苦しんでいた内情を知ると、歌詞がまた違う意味を持ってくるなと思った。そうだよね、ジンペンだからAwakeやEpiphanyの裏話は把握してたけど、他のメンバーの曲にも大なり小なりそういう思いが込められているんだもんな。

あと、ホソクのMAMA。

この動画と花様年華のストーリーのおかげですっかり不穏 or 物悲しいイメージなんですが、普通に聴くと超明るい曲だし、デビューを支えてくれたお母さんへの純粋な感謝の気持ちを綴っているんですよね。 もう見返せないけど、ホソクが母の日にインスタでお母さんの写真と共にMAMAを上げてたのを見かけた気がする。花様年華のホソクは孤児院育ちで母親の愛を求めて苦しんでいるけど、リアルホソクは家族に愛されて育っている。こういう違いって頭では分かっているんですけど、花様年華が良作すぎて時々頭がバグるので、気をつけないといけないよなと改めて思います。

……ということを踏まえた上でも、やっぱり楽しみです。花様年華。

The Most Beautiful Moment(花様年華)はYet to Come(まだ来てない)。
そう来ましたか〜〜〜!(まだ来てない)
あの物語の続きが関わってくるのかはまだ未知数だけど。私の予想ではスタンダード版に入ってるEpilogue (80P)が小説で、ちゃんと完結してくれるんじゃないかと思ってるんだけど、どうだろう。いや、80Pの韓国語の小説が来られても困るんですが……HYBEならやりかねんな…

日頃Note読んでいただいている方は既にご存知と思いますが、一応私の花様年華まとめもここに貼っておきます。

リアルバンタンの観点から言うと、Yet to Comeといえば、私はBREAK THE SILENCEのCommentaryで「僕の一番美しい瞬間を集めておいたような映画だった」と総評するジンくんに「ヒョンの美しいはまだ来てませんよ」って返すテヒョンを思い出しました。その後、「来てないってのも悲しくない?」とユンギに茶化されちゃうんですけど、私は言いたいこと分かったよ、テヒョン!「一番」美しいピークが来てないってことよね。これからも右肩上がりですって言いたかったんだよね。だからこのYet to Comeは「そう、それ!!」と目の前の机をバンバン叩きたくなりました。どんな曲になるのかな、楽しみだな!!

それでは、これからも怒涛の供給続くと思うので、そろそろ今日はこの辺で終わっておきたいと思います。また次回!


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