【報告】11/24 日本作業科学セミナー懇親会×ケアビレッジつくば
日本作業科学研究会は、2006年に発足した作業科学を実践・研究する人の全国的ネットワークです。年に1回セミナーを持ち回りで開催しており、今年は茨城県立医療大学にて実施されました。
作業科学は、日々の作業について、体系的な方法によって探り、作業、健康、そして社会生活への参加の関係を研究する学問分野です。
「作業」とは毎日の生活の中で、または人生にわたって人々が「する」ことを意味します。よって、作業とは賃金の支払われるような仕事のみを示しているのではありません。作業的観点から考える時、本来、人が日々の生活へ参加・従事することは、毎日の生活における満足感や健康を達成する可能性を担っています。作業科学は様々な分野、たとえば人類学、社会学、医療またはヘルスケア科学、そして工学などからの知識が取り入れられ成り立っています。(日本作業科学研究会ホームページより)
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日本作業科学研究会
日本作業科学研究会様より依頼をいただき、ケアビレッジとビーンズ調理チームで懇親会の食事を提供させていただきました。コンセプトとして地域マルシェの空気感でおいしい茨城を伝えようということになりました。茨城のB級グルメ選手権を行いました。
ケアビレチームは小学生、大学生、デイサービス利用者、近隣のOT、ビーンズ調理チームで準備を行ってきました。
来場者の方とお話を楽しみながら、配膳を行っていただきました。常陸牛の牛すき煮も好評いただきました。
全国から作業療法士の方を中心に集まり、親睦の場となっています。海外の団体の来られていたようです。
那珂湊の海鮮ばらちらし。茨城は魅力がないのではなくて、控え目なのであまり伝えることをしない。といったことを力説させていただきました。
裏方では調理チームによる万全の準備がありました。
ビーンズ看護師とOT学生さん。
子ども店長としておいもとリンゴを使ったスイーツを提供しました。茨城の美味しいものを知ってもらいたいと色々と試作を繰り返してきました。
普段は違うところで働いているOTさんがたくさん手伝いにきてくれました。この顔の見える関係は私たちの一番の強みだと思います。
8種類の料理のコンテストを行いました。どれが1位だったでしょうか??茨城と言えばラーメン。つくば茜鶏の白湯スープラーメンが1位でした。
無事に終了しました!みんなでご飯休憩中。
地域にて活躍できる場が増えればもっと生活が豊かになるのではないか。地域生活の中に共有できる作業の数が絶対的に少ないことが問題ではないかという問いを共有させてもらいました。そして、その一つの答えとしてケアビレッジの活動を紹介しました。
多くの方に協力いただき、また多くの方との出会いの場となったことに感謝いたします。
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