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UNIVERSAL AUDIO Apolloを使って10年

使っているオーディオインターフェイスについて書こうと思って
タイトルを考えていたらそういえばUNIIVERSAL AUDIOの
Apolloを使うようになってもう10年か。結構満足してるし、
構築を結構してしまっているので変える予定もないこちらについて
徒然と書いていこうと思います。

現在のオーディオIFシステム

詳しくは後述するとして、ここ数年は

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Apollo X16

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Apollo 8

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Apollo Twin MK2

の3台をカスケード接続して使ってます。
Apolloのいいところは

新しいApolloを導入してもそれまで使っていたApolloも接続して
そのまま拡張として使える

って事。
(サンボルポートが2つあるラックモデルはもう1台繋げられる
 Twinはその後には拡張できない)
ラックモデルをニューモデルに買え買えたりすると
そのまま入出力数とDSPパワーが増えます。

ちなみにapolloは初代の

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銀モデルから使っていて

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初代のTWINも使ってましたが、買い足していくうちに、
そんなにいらんってことで手放しました。
初代の銀はトランクケースにブッ込んで海外に何度も持って行ったり
大分酷使したな。オーディオIFも持ち運ぶと愛着がわくという(笑)

それぞれのIFの役割

ついでに現在使っているApolloの役割と使用感など

Apollo X16

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メインのIFでここからモニタースピーカーに出力したり
録音の入力やハードウェアのインサートとか
実際に音を出し入れするのをやってます。

後述するApollo 8から変えた時に"そんなに音変わらないでしょうー"と思って
音だしたら嘘みたいに良くなってびっくりしました。
さすが最新モデルのフラッグシップ。

昔は実際自宅スタジオで使うのに入出力それぞれ16個もいらんでしょうと
思っていたけどハードウェアが増えて行くと普通に必要になりますな。
インプットがたくさんあると
in1はベース用、in2はエレキ用、in3はアコギ用、in4は歌用、、みたく
専用入力にできるのでソースによって設定とかを変えずに残せるので便利。
いちいち裏回ってケーブル差し替えるのは面倒だし再現性もある。

&メインのスピーカーアウトと別にout1,2とout3,4は
別のスピーカーアウトとして設定できてフロントのボタンで切り替えられる。
これめっちゃいい

Apollo 8

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X16を導入するまでのメインIF。
X16にない機能が多々あるからいい仕事してます。
Apolloの"売り機能"であるUnisonもこっちにしかないし
なんせヘッドフォンアウトがX16にはないのでヘッドフォンは
こっちから出してます。
X16を迷いなく購入できたのはこれがあったからさ。

それとキューボックス用のアウト8chもこのIFで出していて
なくなるとキューボックスに音を送れないから困るかも。

Hi-Z1とHi-Z2にはUADプラグインのMarshall1959と
ブルースブレイカーをいつも立ち上げているのでアイディア出しの時とか
ギターを刺せばすぐ音が出るようになってます。

Twin MK2

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上記2つのIFはラックに組まれていてこちらは
卓上に引っ張ってキーボードの上に。

というかApolloの特に好きな機能はここにありで、
こいつでメインのIFのメインボリュームとスピーカーの切り替え、
あとミュートが下に並んでいるボタンでできて、
ついでにDim、モノ出力をコントロールできて
マイクも内蔵されているのでトークバックの機能もある。

ラックApolloと組み合わせればこれってもう
モニターコントローラーまんまじゃん。
これらはMk2からの機能で、これが使いたいが為に
初代の銀Twinから買い換えました。

入出力はラックモデルの方で事足りているので
これにはinもoutを何も繋がっていなくて、
純粋にモニターコントローラーとして使ってます。
神機能認定してますよ。ありがとうUA。

それまで接点が増えるのが嫌でモニターコントローラーを
決めかねていた悩みが吹っ飛んだよ。

あとトークバック用の内蔵マイクがDawで録音用にも使えるので
とっさのアイディアでわざわざマイクを用意しなくても
これに向かって歌ったり喋ればとりあえずのメモとして録音できます。

というわけでこんな感じでシステムが自分の用途にマッチしていて
Apolloから他に乗り換える気になれないわけです。

実際に使っていて気になるところも

①出音良いんだけど、クロックをインターナルで使うと
若干ローミッド寄りのローにもたつきが気になるかな。
他社のIFの方が好きな人も多いだろうと。

②あと単純にPro toolsHDX使いたいよ。

主にこの2つ。

それ以外は全然問題ない。
さすが10年使い続けるわけだ。
というか他社のIFの便利機能を知らないともいう。

ただ①には打開策があったぜ!

Black Lion Audio Micro Clock MkIII

いわゆるマスタークロック。アンテロープとかが有名なやつ。
これは当時10万くらいのやつでクロックの中では安い部類だけど
こいつがApolloに凄く合う気がする。

知り合いのエンジニアがApolloとこのブラックライオンの組み合わせを
持ってきていて、その場でクロックのon/offして聴き比べをさせてもらったら、
自分がApolloの出音で気になっていた低音域の滲みが一気に解消された。
ダッシュで導入しました。
クロックってエンジニアの超敏感耳の持ち主の世界の話で
比べて俺みたいな鈍感耳にはコスパ悪いんじゃないかと思ってたけど
こいつはApolloとめっちゃ相性が良かった。めっちゃ変わる。

最後に雑記

思い返せば自分の初代Apolloのレビューインタビューを
代理店のHPに載っていたこともあったな。もう見れないけど

そう言えばこれは気にもしてないんだけど
Apolloの売りであるUADプラグインの掛け録り
思ったより使わないかな。
HAもコンプもハードの方を使っちゃうから。
とは言えまだハード持たない人、持ちたいけど
とりあえずプラグインで好みをの傾向を探したい人良いと思うけど。
ま、ないよりある方が何かの時に使えるから良いけど。

これは別の話だけどUADプラグインは俺も大好きだけど
レイテンシーがありすぎてアレンジ中とか制作の途中は使いにくいのよね。
都度トラックフリーズしたりしてるけどオフラインバウンスも遅くなるから
手間っちゃ手間ですね。

そんなインターフェイスのお話でした。

お知らせ

自作ベース音源作りました。
ジャズベース(指弾き、ピック弾き&スラップ!)プレシジョンベース(ミュート機能、サスティーンコントロール付き)多くの人に導入していただいて嬉しい限りです。誰かの制作の力になれたら幸いです。

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ベース音源制作note↓


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