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ゲッコウガ+ヨノワール(ボムゲコ)の取説

はじめに

この記事は友人向けの記事なのでカジュアルな言葉遣いをします。ご了承ください。
また、このデッキに大会実績とかございません。ご了承ください。

2進化デッキの何が面倒なのか

まず始めにここから説明します。ここさえ押さえてしまえば他のデッキを知る際にも有意義だからです。

必要なカードが多いし、コストがかかる

カードゲームの本質はリソースマネージメント

たね主体のデッキ(ライコオーガ、ロスバレ、ミライドン)はメインアタッカーを出すための手間、無いですよね?(何らかのボールや手から出せばオッケーのため。ミライドンに至っては存在が電気VIPパス)

1進化主体のデッキ(アルセウス、レジドラゴ、ルギア)はたね主体よりは要求がありますが、進化前を置く+ハイパーボール一枚と言った軽いコストで賄えてしまいます。(アーケやドラゴの技マシンを落とす手間は、趣旨からズレるのでここでは触れない)

では、2進化主体のデッキ(リザードン、サナ、ドラパルト)はどうでしょう?主役を成立させる要求は、
進化前+1進化の進化前(orふしぎなアメ)+本体といったように他と比較して一手間もふた手間もかかります。大袈裟な表現をすると、たね主体デッキと比較した際、進化元を順当に乗せて進化した際にかかるコストは、ハイパーボール換算にすると手札コストが3倍かかっています。
このリソース問題を解決する方法を搭載しているからこそ、前述した3デッキは2進化デッキながらに環境で圧倒的な存在感を示しているわけです。
(サナでハイパーアロマがガチカードな理由もここにある。リファイン+サイコエンブレイスの超リソースを生み出すカードとしてあまりにも優秀。)

博士の研究を上手く採用できない

ウツギとオダマキ、プラターヌも出してくれ

こうして必要なカードが多い都合上、2進化デッキは自由枠が少ないです。
後述するリストを参照すると、ゲッコウガexを成立させて攻撃に移行するまでに必要なカードは、
進化ライン8枚、アメ4枚、エネルギー8枚の計20枚、デッキの1/3を占めています。
こうしてデッキの殆どが重要パーツだらけになった結果、博士の研究を使った際に必要なパーツを捨ててしまう事が頻発するようになりました。

アメとかエネルギー捨てながらこうなっちゃう

手札を抱えてゲーム進行するロスト系統は例外として、たね主体デッキはデッキに散らばっている必要カードを探すカードとして博士の研究の価値が高い(ゼイユさえ採用しているリストもある)のに対し、多くのカードを残しつつゲーム進行する必要がある2進化デッキは、ペパーやカイと言った丁寧にパーツを集めるカードの採用が主体となっています。
(その点ドラパはワタルを発掘できたのが熱い。多くの手間を一枚で解決している。)

デッキリスト

こうした難しい部分を踏まえて組んだリストが、こちらになります。

デッキコード: yyEE2M-GJUSKo-3p2My3

このデッキのコンセプトは、カースドボムと分身連打を活用したダメカンばら撒きです。
それを遂行するためのカードの採用意図を説明します。

ピジョットexの採用

ゲッコウガexのサポートとしてピジョットを採用しています。
①マッハサーチによるパーツ集め性能
②アメを共有している
点が2進化デッキと相性が良いです。

カイ、ペパーを2-2で採用

カイでゲッコウガexは持って来れないのですが、ゲコガシラをサーチする事で事実上アメと好きなグッズをサーチできる便利カードとして運用を考えています。(このデッキは2進化のラインが3種類入った構築なので、アメを節約する事は重要事項です。)
ペパーはペパーで封印石による安定感の向上の仕事があり、両者を使い分ける事で器用にデッキを動かすことができます。

ACE SPECプライムキャッチャー

コロン連打によるベンチ破壊のギミックを搭載するため、ACE SPECはプライムキャッチャーとなっています。その兼ね合いでボスの指令が1枚採用となっていますが、手帳やカウンターキャッチャーと合わせて最大4回ベンチを呼べるため、問題ないと考えています。

余談①:たねポケモンのHPについて

筆者はドラパルトとカースドボムをリスペクトしているため、ケロマツとポッポは最大HPの個体を採用しています。しかし横並べも序盤やるべき事のため、1枚くらいは群れるや仲間を呼ぶの個体にしても問題ないと思います。

余談②:ボールの配分について

序盤のうちにベンチを並べる価値の高いデッキの都合、なかよしポフィンを4枚採用すべきにも思いますが、キチキギスを採用する事で終盤のリソースを確保するため、終盤も有効札になるネストボールに一枠譲っています。

回すコツ

  1. ポッポを優先して並べる
    このデッキはピジョットの優先度がリザードンより高いです。何故なら煉獄支配がない都合エネルギーの用意さえピジョットに依存しているため、狙い撃ちされると途端にデッキの回りが悪くなります。初動のなかよしポフィンで並べる優先度はポッポ>ケロマツ>ヨマワルです。カースドボムなんか二の次です。

  2. デヴォリューションを狙いすぎない
    進化デッキに対する勝ち筋として魅力的なデヴォリューションですが、フトゥーやジャミングでケアしやすいため、その誘惑に負けずにオプション程度に考えておく事を筆者は推奨しています。

  3. 相手の動き方に合わせて充電する
    ロトムVの特性は序盤の足回り強化程度に思われがちですが、中盤相手からの手札干渉で動けない際や相手の技までが遠そうな時にも有効な選択肢です。
    サイドレースが間に合う範囲で、充電は中盤以降も有効な選択肢です。

終わりに

今週末の新弾でブライアやヨルノズクと言った相性の良いカード達も増えるため、新弾環境でも活躍も期待できるデッキだと思うので、もし良ければ使ってやって下さい。

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