飲み会初めの新学期

 桜が散り、つつじが咲き乱れる頃、私の新学期は始まった。上級クラスの複言語の授業では、先生から旅行のお土産を3つもいただき、初めてのゼミでは、以前からお話ししたいと思っていた先輩と連絡先を交換することができ、幸先の良い滑り出しとなった。

 今回のブログで書き記しておきたいのは、ゼミのゲストとして招かれていた方とのお食事会に出席したときのことだ。残念ながらゲストの方とは一言も交わせず、先に挙げた先輩との出会いについてを残しておきたい。

 私がこの先輩の存在を知ったのは、ゼミの先生のSNSだ。具体的な地域などの言及は避けるが、地域おこし協力隊として活動中だった先輩のもとに訪問したという先生の投稿を拝見し、ぜひお話を聞かせていただきたいと思ったのだ。私は地域再生や途上国支援に興味があり、大学卒業後、青年海外協力隊の活動に参加したいと思っている。卒業直後ではなく、日本国内でスキルを磨き、自分の強みをより高めた上で応募することを理想としているが、そんな私にとって地域おこし協力隊は、目標のための手段のひとつであると思うのだ。もちろん、地域おこし協力隊は自分本位の活動ではなく、地域ファーストの活動であることは承知しているが、自分も成長できる良い機会であると考える。

 先輩は、大学に入学したは良いものの、コロナ禍によるオンライン授業の繰り返しで良いのか、という思いから、地域おこし協力隊として活動しようと思ったことを教えてくださった。もともと外向的な性格ではなかったが、当時の自分を変えるためにも、新しいことに挑戦したそうだ。協力隊の一員として、地元の方と交流を深め、地元の特色を紹介する展示会や講演会を催したり、地元のアクティビティに参加するために資格を取得したり、派遣先と先輩にとって実りのある2年間になったと教えていただいた。

 今回のお食事会での交流はここまでで、とても楽しい時間を過ごすことができま。しかし、聞いてみたいお話はまだまだ多く、先輩の人柄を見てもぜひ仲良くさせていただきたいので、これからもこのご縁を大切に、連絡を取り続けていきたいと思う。

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