見出し画像

岩本照くんのギャップが好きな件について(+恋警護六話感想)

えっ、こんな二次元キャラみたいなギャップ持ってる人が現実に存在するの?
と言うのが、岩本照を調べ始めて大体一週間ぐらい経った頃の人間に多い反応ではないだろうか。確か私もそれぐらいのタイミングで「何だこのギャップ設定盛り盛りの二次元みたいなキャラは……」と思った記憶がある。

強面のムキムキお兄さんが、チョコとタピオカを始めとした甘いものが大好きで、シルバニアファミリーとかも持ってたりする。ライブではあんなにイケイケでゴリゴリにタンクトップ引き裂いて客煽ってラップぶっ放してるアニキが、家族行事をとても大事にしていて記念日のプレゼントを欠かさない。お化け屋敷では怖すぎて泣いちゃう。(でも守る対象が居ると強くなる)(あとは慣れ)
そこまで典型的二次元キャラ設定をつけちゃって大丈夫なのか、と心配になるまである。でもそんな設定盛り盛りのお兄さんが三次元に存在するのだ。現実って凄い。

個人的にとても好きなのが、美味しいものを食べた時に必ず「美味しい」と発言する所だ。見た目のキャラクター的に「美味い」と言いそうなのに、いつも「美味しい」という言葉をチョイスする。ここがまた素晴らしいギャップになるのだ。言葉遣いに関して、親御さんにきちんと育てて頂いたんでしょうね……なんて近所のおばさん目線になってしまう。

あと歌声のギャップもなかなかに凄まじい。低音ゴリゴリのラップと、高音のロリボイス(敢えてこの書き方をする)の差が激し過ぎる。外面と内面のみならず、発する声の中ですらもギャップを作れる人はなかなか居ない。
あのイカつい見た目の一体何処から、あんなに可愛い歌声が聞こえてくるのだろうか。永遠の謎である。

さて、個人的に今、恋警護がとてもアツいので、こちらのドラマにおけるギャップの話も少しだけさせて欲しい。このドラマは岩本さんの当て書きなので、作中のギャップ=岩本照のギャップそのものと言っても過言ではない。

普段は割とスン顔が多い辰之助が、元カノの結子に対する笑顔。何だあれは。別れた女相手にあんな可愛い笑顔を見せるんじゃない! そういうのは里夏ちゃんにしなさい! という、たつりか過激派の私が思わず顔を覗かせてしまうぐらい、くしゃっと可愛い笑顔なのだ。
「任務なのでぇ!」の拗ねバージョンも良かった。ちょいちょい拗ねちゃうのも、岩本照のパブリックイメージからは結び付かない可愛い所であり(でもファンは首がもげるほど頷くと思う)、相当なギャップだろう。


という所まで書いて、『恋する警護24時』の六話を見たわけだが、以下ギャップがどうとかではなくただの恋警護の話をさせていただきたい。岩本さんのギャップの話は上で終わりです。可愛いね。今後も色んなギャップを見せていってください。

さて、恋警護六話もアツかった。一話で「誰かを守りたい」と言っていた里夏ちゃんと「あなたを守りたい」と言っていた辰之助が、二話では「どうして守れなかったのか考えたい」と言った里夏ちゃんが居たのだが、今回は里夏ちゃんが辰之助を守るという状況になったわけだ。
どちらかが一方的に守るだけの関係じゃない、互いに守り守られる。肉体的にも精神的にも互いを補い合うたつりかの関係は本当に素晴らしい。

どうせ父親の時と同じで真実を捻じ曲げられてしまう。過去の事件に固執するあまりこんな事になってしまって、周りの皆だって自分の事を信じてくれないだろう。
そう思っていた辰之助を精神的にも物理的にも救ったのは、会社の皆と里夏なのだが、そもそもこれは辰之助が彼らと築いてきた信頼関係があってこそだ。この話へ至るまで、彼らの良好な関係性をさり気なく、でもちゃんと描写してくれたから分かる事だろう。(結子は何してたんだって若干思うが)

漆原は最初から怪しかったと言うか、まあキャスト的に溝端淳平がのほほんとした当て馬で終わるわけ無いよなと思ってはいたんだが、やはりそういう流れだった。二時間ものの推理ドラマはキャストで犯人が分かってしまうやつだ。
ただ、そもそもどうして辰之助に接触してきたのかが不明ではある。辰之助が里夏ちゃんの警護についてから、ラーキリッシュの仕事が入ったとの事だが、敢えて辰之助と関わりを持つ必要があったのか。わざわざ関わるのなら、最初から徹底的に潰そうとしていたとしか思えないけど、その辺りはどうなるのだろう。

とりあえず、たつりかは早く結婚して未来永劫24時間警護してください。ご祝儀準備しておくから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?