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私たちの日々の中にあるヒヤリ・ハット!事故をどう防ぐ?
大きな事故はたくさんの小さな事故から
皆さまは「ハインリッヒの法則」をご存知でしょうか。
この法則はアメリカの損害保険会社に勤務していたH・W・ハインリッヒが、1929年ごろに提唱した法則です。
彼が保険業務を行っていくなかで、傷害を伴った災害を調べると、傷害は伴わないが類似した災害が多数発見されることに気が付きました。
潜在的有傷災害の頻度に関するデータを分析し、同じ人間の起こした同じ種
毎年全国で開催されるエスカレーターの安全についてのキャンペーンとは?~埼玉県の取り組みも紹介~
毎日の仕事や家事、様々なことに追われ、そしてスピード感重視の世の中でせわしなく生きる私たち。
生活の中で当たり前に移動手段として利用するエスカレーターですが、普段片側を歩くことは多いですか?
それとも、ゆっくり立ち止まって乗ることが多いですか?
昨今、エスカレーターの片側空けについて議論がなされることも増えてきました。
悲しいことにエスカレーターの事故は年間1,500件と毎年増加傾向にあります
止まっているエスカレーターに乗る時の違和感ってなに?
はじめに
皆さんは止まっているエスカレーターに乗降したことはありますか?
日本では停止しているエスカレーターに乗降することは珍しいことですが、
その時にどんな感覚になったか覚えていますか?
だいたいの人が足元に違和感をお覚え、ぎこちない足取りになった経験があるのではないでしょうか?
今回はこの変わった現象についてフォーカスしていきます。
またこの現象に付随して、発生した心理学用語も紹介い
エスカレーターでの効率のいい乗りかたについてー片側空けがもたらすことー
はじめに
現在(2022年8月)、「エスカレーター『歩かず立ち止まろう』キャンペーン」が開催されていることをご存知ですか?
先日、弊社のコラムでも紹介させていただきました。
(エスカレーター『歩かず立ち止まろう』キャンペンーンの紹介記事はこちら)
こちらのキャンペーンは、全国各地の鉄道駅でポスターが掲出され、電車内のデジタルサイネージにもポスター広告が出ているのを見たかたもいらっしゃると思
練馬区による福祉のまちづくりとエスカレーター
はじめに
ゆうどうマークって実際どうなの?どんな施設に導入されてるの?
そんな皆様の声にお応えして、媒体施設や施工会社のかたなど、弊社と協働してくださっている皆さまへインタビューすることにいたしました。
初回は実際に施行した施設の担当者である練馬区福祉部管理課 課長 兼 指導検査担当課長の北沢様に、公共の福祉の観点で詳しくお伺いしました。
UDエスカレーター(以下、UD) まず、福祉部管理
エスカレーター事故を防ぐビジネスが育つまで
はじめに
UDエスカレーターの代表取締役をしております、江本と申します。
前回のブログで記述した「安全と収益を掛け合わせたソーシャルビジネス」を育てていくために、実際には何をしてきたのか、その軌跡を綴りたいと思います。
UDエスカレーターを設立したのが2019年11月、その2ヶ月後に日本で新型コロナウィルス患者が初めて確認されました。「エスカレーター手すりの表示媒体化」という新しいジャンルの